エイダコイン(ADA)の今後は?仮想通貨としての価値や特徴などを解説!

「エイダコイン(ADA)が注目されているけど今後はどうなる?」
「エイダコイン(ADA)を買って損する可能性はあるの?」

仮想通貨(暗号通貨/暗号資産)のエイダコイン(ADA)に興味があるけど、リスクがあるのか、将来性があるのかといった今後の動向が気になりますよね。そこで、この記事ではエイダコイン(ADA)の今後の動向について期待点と懸念点を交えて解説します。

また、「エイダコイン(ADA)についてわかっているようでわかっていない」という人のために、エイダコイン(ADA)の特徴についてもわかりやすくご紹介します。

仮想通貨・エイダコイン(ADA)への投資を検討している人はぜひ参考にしてみてください。

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エイダコイン(ADA)の過去〜現在

エイダコイン(ADA)は、新しいブロックチェーン技術「カルダノ(Cardano)」の開発資金のために、今後カルダノ上で使用できる仮想通貨として購入がスタートされました。発行元はカルダノ財団です。そもそもカルダノとはオンラインカジノで、エイダコイン(ADA)はオンラインカジノで使用するための通貨として開発されました。

開発された理由は、誰もが公正かつ透明性のある資産保有ができること。

国や政府に管理・調整されてしまう各国の通貨は公平性に欠け、また、世界には自由に銀行口座を作ることのできない人々もたくさんいます。「誰かが価値を操作し管理する」という機能を持たないエイダコイン(ADA)は、世界中の人々が公正に貯蓄することができ、持続可能な資金供給できる社会を目指しています。

結果的に集まった金額は約69億円にのぼり、エイダコイン(ADA)を購入した約9割が日本からということで、日本発の仮想通貨とも言われています。当初、マルチ商法や詐欺といった批判も多かったものの、2017年9月にはアメリカの大手仮想通貨交換所に上場し、現在は世界大手の「バイナンス(Binance)」を含めて20を超える交換所に上場しています。

2021年2月に入ってから時価総額が10倍と急激に上昇し、その後も段階的に価格が上昇し続け、5月16日に252円を記録しました。その後価格は落ち着き、2021年6月に入ってからは150円前後で売買されているため、今後の将来性に期待が寄せられています。

エイダコイン(ADA)の特徴

エイダコイン(ADA)の今後の見解について考察する前に、エイダコイン(ADA)の特徴についてお話します。

「流行っているし何となく買ってみようかな」「今後儲かりそうだし購入しようかな」という方も多いと思いますが、仮想通貨は投入資金よりも損してしまう元本割れのリスクも伴います。エイダコイン(ADA)の特徴を理解した上で購入を検討してみてください。

【エイダコイン(ADA)の特徴】

  1. チャールズ・ホスキンソン氏関与による信頼感あり
  2. オンラインカジノで使用可能
  3. 独自スマートコントラクト「プルータス(Plutus)」を実装
  4. PoSの導入

特徴①チャールズ・ホスキンソン氏関与による信頼感あり

エイダコイン(ADA)の開発には、イーサリアムの開発にも携わっていたチャールズ・ホスキンソン氏(Charles Hoskinson) が関与しています。イーサリアムは時価総額と取引量ともにトップクラスの仮想通貨で、そのチャールズ・ホスキンソン氏が関与していることからエイダコイン(ADA)への信頼度も確実にアップしました。

チャールズ・ホスキンソン氏は天才数学者としても知られておりますが、当初はブロックチェーン技術にはあまり将来性を感じていなかったそうです。しかし、2013年に起きたキプロスショックによって、国や政府が管理を行わない仮想通貨のあり方を見直し、その後イーサリアムの開発に携わったという経緯があります。

2021年2月に急激な価格上昇を見せたのも、チャールズ・ホスキンソン氏が仮想通貨について発言したことがきっかけと言われています。

キプロスショックとは

キプロス共和国に対してユーロ圏がおこなった金融支援を条件に、キプロスの預金に最大9.9%の課税を導入を要請。2013年3月16日にキプロス政府が合意して起こった金融危機。国民によるデモや、多くの国民が銀行への預入金を引き出したことによって複数のATMで現金が枯渇する事態に発展。

特徴②オンラインカジノで使用可能

もともとカルダノは、通貨の流通を左右したり高額な手数料を取る管理者をおかず、公正なオンラインカジノを作るために構築されたものでした。幅広い用途を持つようになったエイダコイン(ADA)ですが、現在もビットカジノやスポーツベットアイオーといった複数のオンラインカジノで利用することが可能です。

特徴③独自スマートコントラクト「プルータス(Plutus)」を実装

ブロックチェーン技術やスマートコントラクト技術を使うことで、管理者不在で公正かつ透明性の高いオンラインカジノ運営が実現しました。カルダノ・エイダコイン(ADA)に使用されているスマートコントラクトは、カルダノ独自の「プルータス(Plutus)」を実装しています。

プルータスの特徴は、各国で取引される際の税金スキームやコンプライアンスなどの複雑な契約を自動で行うことができ、イーサリアムに実装されていたスマートコントラクトに比べて安全性と機能性が優れていること。

噛み砕いて説明すると、私たちが自動販売機や券売機などでモノを購入した時、入金された事実を記録するのがブロックチェーン技術、モノを提供した・もしくは品切れ等で提供できなかった事実を記録するのがスマートコントラクト技術です。

そして、イーサリアムのスマートコントラクトよりも複雑な契約管理ができるようになったのが、カルダノのプルータスなのです。

特徴④PoSの導入

PoSとは、仮想通貨を多く・長く所有している人が報酬を受けられるシステムのことです(Proof of Stake)。簡単に言うと、仮想通貨を管理するための管理方法です。ブロックチェーンのブロックに格納される各取引の検証を行っています。

従来の管理方法はPoWが採用されていたのですが、PoWのデメリットは検証するために多大な電力消費が伴うこと。検証はマイニングと呼ばれているのですが、マイニングを行うためには複雑な計算処理が必要なため、時間がかかり、その分電力の消費も大きいという難点があるのです。また、マイニングを行うためには性能の良いコンピューターを保有する必要があるため格差が現れやすく、「公正であること」という考えを揺るがしかねない事態となってしまったのです。

これを改善したシステムがPoSです。PoWはより早く処理できた人が報酬を受け取れる仕組みだったのに対し、PoSはコンピューターの処理能力よりも仮想通貨の保有数や保有期間が長ければ長いほど報酬が受け取れる仕組みをとりました。

エイダコイン(ADA)は、2020年7月よりPoSが導入されました。これにより、さらに公正な取引が見込まれるでしょう。

特徴⑤仮想通貨ウォレット「ダイダロス」が使用可能

仮想通貨ウォレット「ダイダロス(Daedalus Wallet)」とは、カルダノ・エイダコイン(ADA)専用のウォレットサービスです。無料でインストールでき、高い安全性でエイダコイン(ADA)を管理することが可能です。また、日本語にも対応しているので、安心して利用ができます。

エイダコイン(ADA)だけでなく、イーサリアムやイーサリアムクラシック、ビットコインにも対応。送金スピードが速いという特徴を持ちます。

エイダコイン(ADA)に今後期待できるポイント

カルダノ・エイダコイン(ADA)は、持続可能で公正な未来のためのプラットフォーム構築を目指しています。現在は限られた人にしか知られていない仮想通貨ですが、「30億人の財布になる」という目標を掲げているため、今後認知度や保有者は増加する傾向にあるでしょう。

こういった背景から、下記の点において今後期待が見込めます。

  1. 開発途中である
  2. 新規取引所への上場
  3. AdaPay(エイダペイ)の拡大

期待点①開発途中である

エイダコイン(ADA)では5つの開発段階に分けられており、日本時間2021年3月2日(2021年6月時点)にゴーゲンの細分化アップデートであるメアリーのリリースが成功しました。

【エイダコイン(ADA)の開発段階】

  1. Byron(バイロン)
  2. Shelley(シェリー)
  3. Goguen(ゴーゲン)
  4. Basho(バショウ)
  5. Voltaire(ボルテール)

次回の大型アップデート「 Goguen(ゴーゲン) 」では、スマートコントラクト機能の導入などが見込まれています。また、ダイダロスウォレットの機能拡張や技術向上の目標も掲げていることから、より安全性・技術性が高まっていくことでしょう。

2021年3月のアップデート前である2月から急激な価格上昇が見られました。過去の例を見ても、アップデートが実施される前後での価格高騰が予想されます。

期待点②新規取引所への上場

エイダコイン(ADA)は、海外ではすでにいくつもの大手取引所に上場しています。今後も新規取引所への上場は期待できると思われます。

【エイダコイン(ADA)が上場している大手取引所例】

  • Binance
  • BITTREX
  • Huobi
  • UPbit

時価総額ランキング11位に位置するものの、未だ日本国内の取引所には上場していません。仮想通貨に対する日本政府の見解ですが、2016年3月4日、仮想通貨が「貨幣の機能」を持つと認めました。

仮想通貨が「貨幣の機能」を持つと認め、オンライン決済などにも利用可能な公的な決済手段に利用できると位置づけた。

引用元:日本経済新聞

それと同時に、マネーロンダリングやハッキングなどの不正を防止し、利用者を保護するための法規制案が閣議決定されました。

政府は4日、インターネット上の決済取引などで急速に市場が広がるビットコインといった仮想通貨に対する初めての法規制案を閣議決定され、「改正資金決済法」「改正金融商品取引法」が2020年に施行されました

引用元:日本経済新聞

安心して取引できる基盤が整えられていることから、今後日本国内での上場は十分あり得ると考えられます。海外の大手取引所へ上場した際はエイダコイン(ADA)の価格が高騰した過去もありますので、情報は逐一確認しておくことをお勧めします。

期待点③AdaPay(エイダペイ)の拡大

カルダノ財団は、エイダコイン(ADA)で決済が可能になる AdaPay(エイダペイ)をリリースしました。従来の支払いシステムに代わるデジタル通貨「COTI (コティ)」と提携して開発され、「COTI Pay(コティペイ)」のプラットフォームを使った決済システムを導入しているサービスや店舗ですでに決済ができるようになっています。

【公式サイト】COTI

また、お笑い芸人で実業家のたむらけんじ氏が運営する「焼肉たむら」で2019年6月22日にADA決済を導入したことが話題となりました。

【参考】EMURGO、お笑い芸人たむらけんじ氏経営の「炭火焼肉たむら」への暗号通貨「Cardano ADA」決済導入イベントレポート

ビットコインのように、エイダコイン(ADA)も認知度や利用者が増加すれば今後エイダコイン(ADA)で決済できる店舗・サービスが増加していくことが期待できます。決済可能シーンが増えるということは、流通が拡大するということ。流通が拡大すれば利用価値が高まり、価格高騰も見込めるでしょう。

エイダコイン(ADA)の今後の懸念ポイント

エイダコイン(ADA)に限らず、仮想通貨全体への規制強化する世界の流れや、システムの脆弱性・安全性、ブロックチェーン技術の課題が懸念されるポイントと言えます。今後の動向を知る上でのヒントとなりますので、チェックしておいてください。

  1. 規制強化
  2. 脆弱性
  3. スケーラビリティ問題

懸念点①規制強化

2021年6月22日にビットコインの価格が10%以上も下落し、ビットコインだけでなくイーサリアムやリップルなど主要な仮想通貨も同じく下落する動きがありました。これは、21日に中国人民銀行(中央銀行)で仮想通貨に対する大きな規制が入ったことが原因です。規制の内容は、仮想通貨取引の決済をできなくするよう求めたほか、仮想通貨に関連したサービス提供の禁止も盛り込まれています。それに従い、中国農業銀行は仮想通貨のマイニングや取引を取り締まることを表明しています。

中国ではこの数ヶ月、仮想通貨取引に関する規制を強化する動きを見せていることから、特に値動きしやすいビットコインに関しては下落する余地があると予想する専門家もいます。

中国でのこのような動きは、マイニングする際のエネルギー消費が環境問題に影響していることや、中国人民銀行の能力強化と考えられるため、今後、省エネルギーという特徴を持つPoSへの導入が進行することでどう動くかを注目しておくべきでしょう。

懸念点②脆弱性

過去にイーサリアムに採用されているスマートコントラクト「DAO」にバグがあり、資金の約3分の1以上にあたる約52億円(当時)がハッカーに盗まれてしまうという事件がありました。「The DAO事件」と呼ばれ、当時イーサリアムは大幅に下落し、仮想通貨の脆弱性を目の当たりにした投資家が多くいたでしょう。

取引所での詐欺やハッキングも無視できない問題です。BITPointや Binance、Coincheckといった大手の取引所でも巨額の仮想通貨が不正流出したり、盗まれる事態がありました。2021年に入ってもなお被害は相次いでいます。詐欺やハッキングを回避するためには、各取引所がセキュリティー対策をし続けることしかできません。銀行を思い浮かべてください。銀行強盗が入らないようにするには、銀行強盗が入らない対策を続けていくしかないですよね。厳重なセキュリティー対策を講じていることもあり、数年前に比べて被害が減少しているのは顕著です。

今後セキュリティーが強化され続けることは明白ですが、それでもまだ完全に安全だと言い切るには時期尚早かと思います。ハイリスクな取引になることも念頭におきながら購入するようにすべきでしょう。

懸念点③スケーラビリティ問題

スケーラビリティ問題とは、取引が集中すると処理が間に合わず、決済や送金の速度が落ちてしまったり、取引手数料が高くなってしまう事態を指します。ブロックチェーン技術の課題であり、解決策については多くの専門家が議論を重ねています。

2020年1月には日本銀行がスケーラビリティ問題の改善技術に関する調査論文を発表しており、エイダコイン(ADA)でもこのスケーラビリティ問題を解決するアップデートを今後の大型アップデート「バショー」で予定しています。また、PoWからPoSへ移行というされたことでスケーラビリティが改善していく見解を持つ専門家もいます。

【まとめ】懸念点はあるものの今後エイダコイン(ADA)の価格上昇に期待

仮想通貨業界全体としての課題や懸念点はあるものの、エイダコイン(ADA)自体はまだ開発途中ということもあり、長期的に見て上昇の余地が見込まれます。PoSが導入されたこともあり、短期保有より長期保有の保有が向いていると言えるでしょう。