ブームが一服し、現在あまり活発な取引が行われていない仮想通貨。特にFTX破綻以降、BTCやETHなどは軒並み下落。主力銘柄の価格は一向に戻る気配がありません。
そんな中、ひそかに注目されている仮想通貨、動物コインをご存じでしょうか。動物コインと言えば柴犬コインやDOGEコインなど、犬系の銘柄が有名ですが、実はこれ以外にも動物コインはたくさんあります。
しかも動物コインはあまり活発に取引されておらず、価格も非常に安いことから一度何かのきっかけで注目されれば、小資金で大きな利益を狙うことも可能でしょう。
こそで今回は、おすすめの動物コインをご紹介していきます。長期的に成長が期待できる銘柄や、短期間で利益を狙える銘柄を集めましたので是非参考にしてくださいね。
目次
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動物コインとは
そもそも動物コインとはどういった仮想通貨なのでしょうか。動物コインとは、プロジェクトのモチーフが動物になっている仮想通貨のことで、“動物コイン”という銘柄があるわけではありません。
例えば、柴犬がモチーフの仮想通貨である柴犬コイン、紀州犬がモチーフであるKISHUといった具合で、モチーフと銘柄の名前がそろっているものが多くあります。
これらは別名、ミーム(ジョーク)コインとも呼ばれ、ネット上に流れている画像などから影響を受けて作られたものがほとんどです。
動物系とは少し違いますが、有名掲示板2ちゃんねるで流行った猫のようなキャラクター“モナー”を元に作ったMONACOINもミームコインの一つと言えます。(猫がモチーフなので、ある意味動物コインと言えるかもしれませんが…)
ともかく動物コインとは、非常にあいまいな定義で決められた仮想通貨なので動物コインかどうかは投資をする上で正直それほど重要ではありません。
何故動物コインは将来性が高いの?
動物コインの将来性が高い理由。それはトークンの使用用途が多いことや、価格上昇が急激に起こるからです。
例えば、犬系コインで有名なDOGEコインが急騰した理由は、イーロンマスク氏がツイッターで注目したことがきっかけです。
確かに発行上限が無制限、高速トランザクションが可能といったスペックは、有用な仮想通貨であることに違いはありません。ですが、もともとジョークで作られた仮想通貨があそこまで急騰するのは正直異常と言えます。
そのこと踏まえると、DOGEコインの価値はプロジェクトの内容や、技術よりも話題性で上昇したと考えるべきでしょう。
ということは、動物コインは“注目さえされれば急騰する可能性がある仮想通貨”ともいえるわけです。
今の時代、なにがきっかけで注目されるか分かりません。
ある意味ギャンブル的な要素が強い動物コインですが、下落基調にある仮想通貨で、ここまで将来性に期待が持てる仮想通貨もないのではないでしょうか。
もちろん長期的に値上がりを続けるかどうかはわかりませんが「価格の安いうちに仕入れておけば大きく勝てるチャンスがある」と思えば、将来性が高い通貨として考える根拠になるはずです。
長期的に投資できる動物コインはないの?
ミームコインに分類される動物コインは、正直長期的に投資できる銘柄はないでしょう。ちょっと注目を集めたり、公式SNSのフォロワーによって価格が大きく変動する仮想通貨は、将来的な成長性に期待する長期投資に向きません。
しかし、動物コインではあるものの、ブロックチェーンサービスにフォーカスした銘柄であれば長期投資も検討できるかもしれません。
例えば、DogeDashという動物コインはP2Eに対応している仮想通貨で、ゲームが面白ければ価値が向上します。動物コインで長期投資をするのであれば、プロジェクトそのものに魅力がある銘柄を選ぶようにすることをおすすめします。
おすすめの動物コイン
では、ここからは将来性抜群の動物コインを一覧でご紹介していきます。動物コインへの投資を検討しているかたはぜひ参考にしてみてくださいね。
DOGE Coin(DOGE)
銘柄名 | DOGE Coin(ドージコイン) |
トークンシンボル | DOGE |
価格 | ¥10.78 |
取引高 | ¥93,722,750,189 |
公式ページ | https://foundation.dogecoin.com/ |
ホワイトペーパー | なし |
トレイルマップ | https://foundation.dogecoin.com/trailmap/prologue/ |
https://twitter.com/dogecoin |
DOGE Coinは言わずと知れた動物コインです。Twitterを買収したことで有名なイーロンマスク氏がこの銘柄に注目したとたん、価格が2,000倍以上に膨れ上がるというビックニュースが流れたのは有名な話。
現在はブームが一服した感じはありますが、それでも将来性が期待できる仮想通貨です。
特徴は、発行枚数の制限なしと高速トランザクション。ビットコインが1つのトランザクションを完了するのにかかる時間が約10分なのに対して、DOGE Coinは約2.5分で完了します。
将来性:価格上昇期待度は高め
これだけの高速処理は、他の仮想通貨と比べてもトップクラスです。今後仮想通貨の利用が一般的になり、支払いや振り込みといった、処理にスピードが求められる場面では、DOGE Coinは重宝されるかもしれません。
今後ユーザーの利用頻度が高まる可能性を考慮するなら、DOGE Coin価格上昇期待度は高めです。ただ、発行枚数に上限がありませんので、インフレを起こしやすい通貨でもあります。
とはいえ、今はまだそこまでDOGE Coinが発展する予兆はありません。将来の成長を見据えた投資よりも、短期的な上昇の波を捉えて利益を伸ばしたい人に向けの動物コインといえるでしょう。
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Shiba Inu(SHIB)
銘柄名 | Shiba Inu(柴犬コイン) |
トークンシンボル | SHIB |
価格 | ¥0.001638 |
取引高 | ¥30,634,115,439 |
公式ページ | https://shibatoken.com/ |
SHIBペディア | https://shibatoken.com/docs/welcome/welcome-getting-started/ |
お役立ちガイド | https://shibatoken.com/pdf/Shiba_Inu_Safe_Guarding_Guide.pdf |
https://twitter.com/Shibtoken |
次のおすすめ銘柄はShiba Inu。柴犬がモチーフとなったこのcoinは、DOGE Coinと同じ時期に流行りだしたことから知っている方も多いのではないでしょうか。
もともとShiba Inuは、DOGE Coinから派生したミームコインなのでモチーフは非常に似ていますが、システムは全くの別物です。
特にShiba Inuは、発行上限が決まっていることと、DEXやNFTといった他の仮想通貨が持つサービスを網羅しているなどDOGE Coinにはない機能が備わっており、成長性の期待度は低くありません。
将来性:価格上昇期待度は普通
Shiba Inuは各種ブロックチェーンサービスを提供しており、サービスの利用者が増えれば価値は今後も上昇していくでしょう。
しかし、価格チャートを見るとShiba Inuはいまだ下落トレンドを続けていることが分かります。SHIBは既に発行上限に達しているのにもかかわらず、価格が一向に上がってこないのは“今はまだ多くのユーザーにとって魅力的な投資先ではない”とみているからでしょう。
確かに、メタバースやNFTなどのブロックチェーンサービスは注目こそされてはいますが、あまり大々的に実用化しているところはありませんからね。
ただ逆に言えば価格が低迷している今は買い時とも考えられます。
WEB3.0やdAppsの台頭によってブロックチェーンサービスが一気に流行りだすようなことがあればSHIBの価値も急上昇。
恐らく過去最高値は更新できるでしょう。現在の価値はピーク時の約1/8。過去最高値を付ける可能性があるとすれば利益率800%オーバーの投資先です。
上昇期待度はそこまで高くはありませんが、おすすめの投資先銘柄です。
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Tiger King(TKING)
銘柄名 | Tiger King(タイガーキング) |
トークンシンボル | TKING |
価格 | ¥0.0001374 |
取引高 | ¥174,867 |
公式ページ | https://tigerkingcoin.com/# |
公式Twitter | https://twitter.com/Tiger_King_Coin |
公式Instagram | https://www.instagram.com/tiger_king_coin |
Tiger Kingはトラの保護や支援を行うためのコミュニティ“TIGER FORCEコミュニティ”が立ち上げた仮想通貨です。そのため、ブロックチェーンサービスの提供やジョークを目的として作られた他の動物コインとは少し方向性が異なります。
ロードマップを見ても、各フェーズでトラの慈善活動への寄付が盛り込まれているあたり、営利目的よりも本当にトラの保護が優先されていることが分かりますね。
しかしユーザーにとってはただの寄付活動に貢献する仮想通貨ではありません。十分投資価値のある仮想通貨と考えられます。
将来性:価格上昇期待度は低め、けれども価格崩壊は起こりにくいだろう
TIGER Kingは専用のNFTやグッズを発売予定です。これらのアイテムは値上がり期待が高く、もしTKINGで購入できるとするなら投資価値は十分にあるでしょう。
ですがこう思った方もいらっしゃるでしょう。「トラのNFTやアイテムがそんなに価値が出るの?」と。正直な話、トラのアイテムに価値がある、というよりはNFTそのものの価値が高いといった方がいいでしょう。
一時の過熱感が過ぎたとはいえNFTはまだまだ発展途上の資産です。WEB3.0やブロックチェーンサービスの普及に伴って、その価値はもっと上昇していくでしょう。
そんなときに“トラの慈善活動に参加している”といったプレミアムシンボルが付くようなNFTは価値が高くなると思いませんか?
例えば某テレビ番組のチャリティTシャツ。あれもある意味プレミアムシンボルの象徴と言えますし、実際それなりに価値が付きます。
そう考えれば、TIGER KingのNFTを購入できる仮想通貨TKINGは、NFTの価格上昇に引っ張られる形で価格が上昇していくことでしょう。
また、Tiger Kingは慈善活動をメインにしているところもあり、一定数の参加メンバーがいることも期待できます。となれば内部で使用されるTKING流通量は少ないものの最低限の流動性は確保されるはず。
メンバー数が一定数いれば、という条件下の元ではTKINGは価格崩壊のしにくい動物コインともいえますね。
ただ、現状プロジェクトは始まったばかりで、まだ何も成果がありません。NFTやグッズの販売も準備中の状態です。今すぐ投資すべき銘柄か?と聞かれればまだ時期尚早の仮想通貨ですね。
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Dogelon Mars(ELON)
銘柄名 | Dogelon Mars(ドージロン・マーズ) |
トークンシンボル | ELON |
価格 | ¥0.00005171 |
取引高 | ¥554,272,227 |
公式ページ | https://dogelonmars.com/ |
公式Twitter | https://twitter.com/dogelonmars |
公式Telegram | https://t.me/dogelonmars |
Dogelon Marsは、Doge Coinから派生したミームコインです。話題の人物イーロンマスク氏をもじった名前を付けているあたり、まさに“ミーム(ジョーク)”です。ネットワークはイーサリアムとポリゴン。イーサリアムのブロックチェーン上にあるということで、コインの規格はERC-20となっています。
成り立ちはDoge Coinからの分岐によって発生。新たなブロックチェーンプロジェクトのために開発された銘柄ではありません。
そのため、汎用性の高いERC-20規格のトークンでありながら、目立ったユースケースはなく、将来的には“Mars(火星)の名のもとに惑星間で使えるトークンになる”という壮大な目標を掲げています。
地球圏内で流行る前から惑星間を意識しているなんてまさにミームコインですね。
将来性:未知数
Dogelon Marsの将来性は、未知数です。目立ったプロジェクトも無ければ、ユースケースも無いこの仮想通貨に、一体どれほどの投資価値があるのかはまだわかりません。
とはいえ取引市場ランキングは143位と高い順位を維持しており、それなりに流通量があることは確かです。
将来性は全く不明ですが、1枚あたりの価値が非常に安いことと、Dogelon Marsは定期的なバーンによってデフレを抑えることができることを考えれば、運試し程度に投資をするのも悪くないかもしれませんね。
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【まとめ】仮想通貨投資は自己責任で
動物コインは一攫千金が狙える仮想通貨である反面、将来性や成長性において不透明感が仮想通貨です。しかし、価格の安い銘柄が多いので、初期投資が少なくても大きなリターンが期待できる投資商品でもあります。
動物コインへの投資は、適切なリスク管理と自己責任で行いましょう。