仮想通貨と聞くと取引所による流出事件等もあり「将来性は怪しいのでは?」「価格は暴落する?」と考える人もいるのではないでしょうか?
しかし、事実として仮想通貨は今も種類が着々と増え続けています。それだけ需要があり、市場として今後も拡大が期待できるということです。
さらに昨今の新型コロナウイルスの影響も受け、再びその将来性への期待は高まっています。
この記事では、仮想通貨(暗号通貨)が今後どのようになるかを動向や情勢を踏まえて解説し、将来的に有望な仮想通貨も紹介していきます。
目次
2021年に仮想通貨業界で起きた出来事5選
2021年はポジティブなニュースが見られながらも、衝撃的なニュースが目立ちました。
- BTCの最高値更新
- エルサルバドルで法定通貨になる
- ビットコインETFの承認
- 中国中央銀行の仮想通貨全面禁止
- イーロン・マスク氏が
『ビットコイン(BTC)の環境負担を懸念し決済を停止した』発言による暴落
東証などの取引所に上場している投資信託のこと。
仮想通貨を持たない人でも仮想通貨に投資することができる仕組み。
ビットコインETFについての参考記事はこちら
2022年は2021年の影響を受け、7月時点でも下落トレンドは続いています。
その原因は米連邦準備理事会(FRB)での「テーパリング加速」だと言われています。これによって株式市場とともに仮想通貨市場も下落しています。
また、ステーブルコインのTerraUSD(UST)の機能が崩壊し、仮想通貨市場に激震が走りました。時価総額ランキングでトップ10に入るLUNAや、ステーブルコインの時価総額で3位まで昇りつめたTerraUSD(UST)の崩壊によって仮想通貨市場全体に信用不安が広がりました。
非常に衝撃的な出来事であるために回復にはまだ時間がかかると予想されます。
中央銀行が超金融緩和状態から抜け出す出口戦略。
量的緩和策による資産買い入れ額を徐々に減らしていくこと。
TerraUSD(UST)についての参考記事はこちら
\ アプリダウンロード数 No1 /
仮想通貨に将来性があると言える理由
先に述べたように7月時点でも仮想通貨の下落トレンドは続いています。
しかしながら、将来性は明るいと言えます。理由は下記の通りです。
- 仮想通貨決済可能な店が増えている
- 送金手段として注目されている
- プラットフォームとしての価値が高まっている
- 参入企業が増えている
- ビットコイン(BTC)のマイニングが残り10%
- メタバースが新しい経済権を生み出す
1つずつ解説します。
仮想通貨決済可能な店が増えている
海外ではスターバックス、ケンタッキーなどビットコイン決済受け入れ企業が増加しています。
それに合わせてビットコインATMの数も世界中で増加しています。
日本でもビットコイン(BTC)に加えイーサリアム(ETH)やモナコイン(MONA)
リップル(XRP)などの決済店舗が誕生しています。
モナコイン(MONA)についての参考記事はこちら
送金手段として注目されている
法定通貨を海外送金した場合、数日かかるのが一般的です。
しかし仮想通貨なら数十分〜数時間で送金可能です。
特にリップル(XRP)は数秒で海外送金できるため、ブリッジ通貨として利用されています。
2つの通貨の橋渡しをする通貨のこと。
プラットフォームとしての価値が高まっている
現在国や企業のサービス・病院など様々なところで仮想通貨のプラットフォームが使用されており、今後の需要が高まっていく可能性が高いです。
参入企業が増えている
2021年には東証1部上場企業の株式会社ネクソンが1億ドルのBTC購入を発表しました。
さらにトヨタ自動車や三菱東京UFJ等はイーサリアム企業連盟に加盟しています。
ビットコイン(BTC)のマイニングが残り10%
2021年12月13日に流通しているビットコイン(BTC)総量の総供給量90%がマイニングされました。マイニングできる残りは10%です。
暗号資産を管理する第三者による取引の承認、確認作業のこと。
具体的にはコンピュータで取引をチェックし、ブロックチェーンと呼ばれる取引台帳に追記する。
ビットコイン(BTC)におけるマイニングについての参考記事はこちら
メタバースが新しい経済圏を生み出す
仮想空間(メタバース)に人が集まり、様々な体験サービスを提供しています。そのサービス売買時に仮想通貨が利用されています。
すでに参入している企業や、参入を発表する企業が増えています。
メタバースのやり方・始め方についての参考記事はこちら
将来性のある仮想通貨の見極め方
では、将来性のある仮想通貨を見極めるポイントをお伝えします。
- 時価総額が高いか
- プロジェクトが活動しているか
- 企業が提携・出資しているか
1つずつ見ていきましょう。
1.時価総額が高いかどうか
仮想通貨市場での需要がそのまま数字になって現れているので
高ければ高いほど安定している通貨と言えるでしょう。
現在の通貨の価格と発行枚数を合わせて算出されたもの。
2.プロジェクトが活動しているか
滞りなく活動しているかを見る必要があります。各通貨のプロジェクトや進捗情報はWEBサイト・SNS・Discordなどで発信されています。
3.企業が提携・出資しているか
企業が提携・出資している通貨なら信頼性も担保されており将来性が高いと言えるからです。
例えばオンラインゲームでも有名なエンジンコイン(ENJ)は、サムスンやマイクロソフトなどの大手企業と提携しています。
SBIホールディングスはリップル社の株式を10%保有しており、トヨタ自動車や三菱東京UFJなどはイーサリアム企業連盟に加盟しています。
エンジンコイン(ENJ)についての参考記事はこちら
将来性のある仮想通貨6選
それでは将来性のある仮想通貨をご紹介します。
各仮想通貨のメリット・デメリットもあげているので
比較しながら入手する銘柄を検討してみてください。
銘柄 |
時価総額 | 時価総額 ランキング |
価格 |
ビットコイン(BTC) | 約78兆円 | 1位 | 約413万円 |
イーサリアム(ETH) | 約32兆円 | 2位 | 約27万円 |
リップル(XRP) | 約3兆円 | 7位 | 約70円 |
ビットコインキャッシュ (BCH) | 約6.146億円 | 28位 | 約3万円 |
ライトコイン(LTC) | 約8.381億円 | 21位 | 約1万円 |
アイオーエスティー (IOST) | 約360億円 | 120位 | 約1円 |
ビットコイン(BTC)
既存の金融システムと違い中央で管理・統制を行う機関はありません。
コンピュータ同士が対等にデータをやりとりする「P2P(ピアツーピア)」によって仮想通貨の送受信を行っています。
- 流通量が多い
- 取引所選びに困らない
- 仮想通貨全体をリードしている
- 価格変動が大きい
- 規制強化への懸念
仮想通貨市場の基軸通貨として他の銘柄の価格変動に大きな影響を与えています。
しかし各国の動きや影響力のある人物の発言で価格が大きく変動する場合もあります。
ビットコイン(BTC)についての参考記事はこちら
イーサリアム(ETH)
イーサリアム(ETH)の特徴は、ブロックチェーン上に取引の記録を保存できる
「スマートコントラクト」の機能です。現在その機能を活用し、NFTを初めとする
様々なサービスがイーサリアムブロックチェーンを利用して開発されているなど将来性が抜群です。
- スマートコントラクトの実装
- トークンの発行が可能
- 送金が速い
- スケーラビリティへの対処
- 大量発行によるインフレ発生の恐れ
- 規制強化への懸念
スケーラビリティ問題への対処によるコスト増加、インフレ発生への懸念への対処に迫られる可能性があります。
ですが、ETFの上場承認等プラスの材料もあるため今後に期待が持てます。
仮想通貨が取引通貨として使用される場面が増えることで、データ処理が追いつかなくなってしまう問題のこと。
イーサリアム(ETH)についての参考記事はこちら
リップル(XRP)
3.3秒という非常に早い送金スピードが特徴で、各国の法定通貨の橋渡し役となる「ブリッジ通貨」として開発が進められています。
- 意思決定がリップル社に委ねられておりスピーディ
- ブロックチェーンを使わずコストを抑えている
- 格安で国際送金が可能
- 裁判結果への懸念
- 権限がリップル社に集中している
裁判結果次第では価格にも影響があると予測されています。今後の動向に注目する必要があるでしょう。中央集権的な運営体制を活かし、企業との連携も進めていくことが期待されます。
リップル(XRP)についての参考記事はこちら
ビットコインキャッシュ(BCH)
ビットコインキャッシュ(BCH)は、ビットコイン(BTC)が抱える「スケーラビリティ問題」の解決を目的に誕生しました。ブロックサイズを拡大することでその解決を目指しており、一度に多くの処理を行うことができる点が強みです。
- 処理能力が高い
- スマートコントラクトの実装
- 決済通貨としての普及の可能性
- 決済通貨としての普及度の問題
- 仮想通貨への規制強化
- ハードフォークによる大幅な価格変動
ハードフォークによる利便性の向上は価格上昇につながることもあります。
しかし価格上昇後、下落してしまうことも考えられるため、売買のタイミングには注意が必要です。
仕様の変化を意味する。ハードフォークが行われると、従来のものとの互換性がなくなるため、新しい暗号資産が誕生する。
ライトコイン(LTC)
ビットコイン(BTC)の欠点を補う形で開発が進められ、取引時の処理速度はビットコインの4分の1と大きく短縮されています。
利用者増加に伴う「スケーラビリティ問題」に悩まされましたが、2017年にブロックチェーンに記録する取引データの圧縮技術「Sebwit」を採用したことで解消し、価格が上昇しました。
- 高速決済が可能
- 決済通貨としての将来性
- ミンブルウィンブルの実装
- ライトニングネットワーク導入の期待
- 決済通貨としての普及度の問題
- 仮想通貨への規制強化
- ビットコイン(BTC)の価格に左右される
技術が発展しより速く安全に取引が行えるようになれば、購入数も増えて価格上昇につながるでしょう。そういった進歩により決済通貨への採用も広がることが予測されます。
アイオーエスティー(IOST)
次世代のコンセンサスアルゴリズム「Proof of Believability」を採用することで
高速な処理速度を実現しています。
国内取引所でも続々と上場されており、国内知名度もどんどん増しています。
- 処理速度が速くスケーラビリティ問題を解決できる
- 様々なDApps(分散型アプリケーション)の開発が行いやすい環境を提供している
- 新しい通貨であるため、振り幅が大きい
今後DApps開発のプラットフォームとして認知を広げることで価格も大きく上昇すると期待されています。
アイオーエスティー(IOST)についての参考記事はこちら
イーサリアム(ETH)とリップル(XRP)の購入方法
海外取引所bitcastleでは、クレジットカードでイーサリアム(ETH)とリップル(XRP)を購入できます。
取引銘柄 | 28種類 |
取引手数料 | 取引所:なし 販売所:出勤手数料以上 |
最低注文数量 | 取引所:無料 販売所:入金時無料 |
公式サイト | https://bitcastle.io/ja |
公式Twitter | https://twitter.com/bitcastle_JP |
bitcastleについての参考記事はこちら
bitcastleアプリ
https://apps.apple.com/US/app/id1616104862?mt=8
まとめ
現在仮想通貨への注目度は上昇しており、将来性はあると言えます。
数ある仮想通貨の中で、将来性が期待できるものをしっかりと見極めましょう。