【仮想通貨】Compound(COMP)とは?特徴や将来性を解説

  • 「Compound(COMP)って仮想通貨?」
  • 「Compound(COMP)に将来性はありそう?」

Compound(COMP)といえば仮想通貨のレンディングプラットフォームとして人気です。

2021年のDeFiブーム時に利用者が急増し、現在でもたくさんの人が利用しています。

ブームによって利用者が増えたことで、気になっている人も多いのではないでしょうか。

この記事では、Compound(COMP)の特徴や将来性について解説します。

Compound(COMP)とは

通貨名Compound(コンパウンド)
単位COMP
ブロックチェーンイーサリアム(ETH)
運営Compound Lab
最大供給量10,000,000 COMP
現在の価格8,399円
時価総額60,092,563,319円
市場ランキング85位
公式サイトCompound 
公式Twitter公式Twitter

Compoundは、2018年にイーサリアムのブロックチェーン上に作られた、暗号資産のレンディングプラットフォームです。

DEX(分散型取引所)であるCompoundは、既存の金融システムとは違い、高い金利やスピーディーな取引を行えるため、新たな金融システムとして高い人気を集めています。

DeFi(分散型金融)
「Decentralized Finance」の略称で、ブロックチェーン技術を利用した金融サービスのことです。仲介者や管理者が不要のうえ、最小限のコストで運営が可能な仕組みとなっています。

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Compoundでは通貨を貸し出すことで利息収入を得ることができ、銀行に預金しておく場合と比較して何倍も高い金利で運用することができます。

運営企業はCompound Labという企業です。
Compound Labは、2017年に創業されたサンフランシスコにある企業で、
CEOは、ロバート・ラッシュナー(Robert Leshner)氏です。

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Compound(COMP)の特徴

Compound(COMP)の特徴は4つあります。1つずつ紹介します。

特徴①Compound(COMP)はDEX(分散型取引所)である

Compound(コンパウンド)は、DeFiアプリケーションでありDEX(分散型取引所)でもあります。

DEX(分散型取引所)
「Decentralized EXchange」の略称。特定の管理者を持たず、ユーザーがシークレットキー(秘密鍵)や仮想通貨を管理する仮想通貨取引所のことです。
そのため、メリットとしては以下が挙げられます。
メリット
  • 安全性が高い
  • 仮想通貨の取扱が豊富
  • 取引所に無駄な手数料と取られない
  • 24時間365日取引が可能

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特徴②Compound(COMP)で取引をするとガバナンストークンが配布される

Compoundで取引をするとCompound(COMP)というガバナンストークンが無料で配布されます。

ガバナンストークン
分散型組織の運営について投票するためのトークンのことです。

分散型組織は、管理する者(決定権を持つ者)がいないため利用者の投票によって組織を運営しています。
そのため、ガバナンストークンという投票券が必要です。

※Compound(COMP)は仮想通貨取引所に上場しているため、普通の通貨と同じく売買することもできます。

Compoundの運営に関わるためには?

組織内での決定権は、Compound(COMP)の保有量に比例して大きくなるので、
Compound(COMP)を大量に保有することでCompoundの運営に関わることができるようになります。

Compound(COMP)の総発行量は1000万に定められています。

そのうちの42%は2020年から2024年までにユーザーへ付与されることになっていて、

残りの58%は、開発チームや初期投資家が保有するように設計されています。

Compoundにおける意思決定は、Compound(COMP)保有者のみで行われます。

Compoundの運営の具体的な仕組み

アイデアが提案された後、3日間の投票期間が設けられており、各提案は過半数及び最低40万の賛成票を集めた場合にのみ、可決される仕組みになっています。

参加権としてはCompound(COMP)総発行量のうちの1%以上の保有が必要とされています。

つまり、現在であればCompound(COMP)の時価総額は現時点で約4億ドルとなっているため、意思決定を行うためには400万ドル分のCompound(COMP)の保有が求められます。

特徴③貸し出しにより利息収入を得ることができる

Compoundは、レンディングプラットフォームなので、仮想通貨を貸し出すことで通常より高い金利を得ることができます。

レンディング
保有している金融資産(株式や有価証券など)を貸し付け、その見返りとして金利を得ることです

また、無料で配布されたCompound(COMP)も貸し出すことによって利息収入を得られます。

Compoundを頻繁に利用する人は、無料で配布されたトークンを貸し出して利息収入を得ることもできるのでおすすめです。

特徴④クロスチェーンプラットフォーム「Gateway」(ゲートウェイ)でガス代が安価

ガス代
取引に利用される手数料です。

イーサリアム上で運用されているCompoundでは決済方法もETHで支払うことが多くなります。

しかし利用数が多くなり通信にかかる負荷が増加することで、ガス代の価格高騰が問題となってしまいました。

そこでCompoundは、クロスチェーンプラットフォーム「Gateway」(ゲートウェイ)を導入しました。

Gateway(ゲートウェイ)
イーサリアム以外の仮想通貨と相互運用ができるようにするシステムです。

コンパウンドユーザーがこのGateway(ゲートウェイ)を利用することによって、他の仮想通貨を標準化することなくガス代が安価に抑えることができます。

Compound(COMP)の現在の推移価格

2020年6月22日に仮想通貨の大手取引所Coinbaseに上場したことで約4倍近い上昇をしています。
また、2021年に入るとDeFiブームの影響もあり価格は急騰しました。
2021年5月17日には最高値である10万4,718円を記録しました。
しかし、その後は仮想通貨バブルが終わったことで価格は急落しています。
今は価格が落ち着いていますが、DeFiが一般的に普及していけば、Compound(COMP)の価値が再び向上する可能性は大いにあります。

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Compound(COMP)の将来性

Compound(COMP)の価格上昇には、仮想通貨のさらなる普及が必要です。これによってDeFiを利用する人が増えCompound(COMP)の価値が向上することが可能です。
既存の金融システムからDeFiのようなシステムに移行することで、Compoundの利用者も増え価値が向上することが考えられます。

Compound(COMP)の利用方法


現在、日本国内の仮想通貨取引所ではCompound(COMP)は扱っていません。

そのため、まずは国内取引所で基軸通貨のビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)を購入して、海外取引所でテザー(USDT)と交換する必要があります。

海外の仮想通貨取引所でCompound(COMP)を入手する手順は下記の通りです。

  • STEP.01口座開設
    日本と海外、それぞれの仮想通貨取引所に口座を開設します。
  • STEP.02基軸通貨
    国内取引所で基軸通貨であるビットコイン(BTC)かイーサリアム(ETH)を購入します。
  • STEP.03購入
    国内取引所から海外取引所に送金して、テザー(USDT)と交換し、テザー(USDT)と取引ペアになっているCompound(COMP)を交換します。

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為替取引の一種で、為替レートが数秒後、数分後のような一定時間後に、現在価格より「上昇するか・下落するか」を予測するオプション取引です。

まとめ

Compoundは、2018年にイーサリアムのブロックチェーン上に作られた、暗号資産のレンディングプラットフォームです。クロスチェーンプラットフォーム「Gateway」を導入したことで取引手数料(ガス代)が安いです。また、レンディングプラットフォームなので、仮想通貨を貸し出すことで通常より高い金利を得ることができるのが大きな特徴です。
ぜひ1度取引してみてください。

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