「Mango(MNGO)って仮想通貨なの?」
「Mango(MNGO)に将来性はありそう?」
Mango(MNGO)<マンゴー>といえば、DEX(分散型取引所)・レンディングサービスの「Mango Markets(マンゴーマーケット)」で使われている仮想通貨(暗号資産)です。
2019年~2020年頃にブームを巻き起こした、DeFi(分散型金融)と食べ物系トークン。その両方に当てはまることもあり、気になっている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、Mango(MNGO)の特徴や将来性について解説します。Mango Marketsも説明しているので、DeFi関連銘柄に興味がある人はぜひ参考にしてみてください。
目次
Mango(MNGO)とは
通貨名 | Mango(マンゴー) |
単位 | MNGO |
プラットフォーム名 | Mango Markets(マンゴーマーケット) |
ブロックチェーン | Solana |
運営 | The Blockworks Foundation |
最大供給量 | 5,000,000,000 MNGO |
現在の価格 | 約7.92円 |
時価総額 | 約7,926,393,113円 |
市場ランキング | 370位 |
公式サイト | https://mango.markets/ |
公式Twitter | https://twitter.com/mangomarkets |
※2022年5月25日時点。
Mango(MNGO)<マンゴー>は、DEX(分散型取引所)の「Mango Markets(マンゴーマーケット)」で発行・利用される独自トークンです。単位は「MNGO」で、仮想通貨(暗号資産)として扱われています。
DeFi(分散型金融)のDEXと食べ物系トークンの組み合わせは一時期ブームになったことがあり、現在でも注目度の高い組み合わせです。ちなみに最も有名なプロジェクトとしては、DEX「PancakeSwap(パンケーキスワップ)」の独自通貨「CAKE(ケーキ)」が挙げられます。
他にも「ApeSwap(エイプスワップ)」の「BANANA(バナナ)」や、「SushiSwap(スシスワップ)」の「SUSHI(スシ)」などが人気。このように親しみやすさを感じるネーミングは、ミームコイン(ジョーク通貨)のようなファンを獲得しやすいのがポイントです。
そういった意味で、Mango(MNGO)はユニークなDeFi関連銘柄だといえるでしょう。
「Decentralized EXchange」の略称。特定の管理者を持たず、ユーザーがシークレットキー(秘密鍵)や仮想通貨を管理する仮想通貨取引所のこと。Binanceのような特定の組織や会社が運営する取引所は、CEX(中央集権型取引所)と呼ばれる。
「Decentralized Finance」の略称。ブロックチェーン技術を利用した金融サービスのこと。仲介者や管理者が不要のうえ、最小限のコストで運営が可能な仕組みとなっている。
【関連記事】DEX「BakerySwap」の独自通貨「BakeryToken」もチェック!
Mango(マンゴー)違いに注意!
仮想通貨Mango(MNGO)を取引する際は、海外の仮想通貨取引所「Mango Exchange(マンゴー取引所)」の独自通貨「Mango Coin(MGC)」と間違えないように注意してください。
また、こちらは2019年に通貨名が「Mango X Coin(MGXC)」へと変更になっているようです。
他にもDeFiサービスを提供している「Mango Finance」では、独自通貨「MANGO」が利用されています。Mango(MNGO)とMango Finance(MANGO)、この2つは非常によく似ているので、間違えて購入しないようにしましょう。
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Mango(MNGO)の特徴
Mango(MNGO)<マンゴー>を発行しているDEX(分散型取引所)の「Mango Markets(マンゴーマーケット)」は、レンディングサービスも行なっています。
トレーダーやマーケットメーカーに優しい分散型取引プラットフォームを作ることを目指しているため、その点が差別化ポイントといえるでしょう。
ここでは、Mango(MNGO)及び「Mango Markets」の主な特徴を3つご紹介します。
特徴①Solanaブロックチェーンだから安くて速い
「Mango Markets」は、Solana(ソラナ)ブロックチェーン上に構築されたDEX・レンディングサービスです。
「Solana(ソラナ)」とは、ブロックチェーン技術を利用したアプリケーションをサポートする目的で開発されたブロックチェーン。市場ランキングでも上位に入るほど、人気のある仮想通貨プロジェクトでもあります。
Solanaブロックチェーンは、取引手数料(ガス代)などのコストを安く抑えられるのが大きな特徴。トランザクション(取引の処理)が非常に速いのも魅力となっています。
ガス代が高いことで問題になっているEthereum(イーサリアム)チェーンよりも早くて安いため、イーサリアムキラーと呼ばれることもあるようです。
ちなみに、Solanaブロックチェーン上に構築されたDEXで規模が一番大きいのは「Serum(セラム)」。二番目に大きいのが「Mango Markets」です。
このことから、Mango(MNGO)及び「Mango Markets」は、多くの人に期待されていることがよく分かります。
【関連記事】Ethereumのガス代については、こちらで解説。
特徴②SolanとSerumが認めたプロジェクト
「Mango Markets」は、「Solana(ソラナ)」と「Serum(セラム)」が共同で開催したDeFiハッカソンで最優秀賞に選ばれています。
2021年に行なわれたこのオンラインDeFiハッカソンでは、世界中からDeFiプロジェクトや開発者たちが集結。2週間にわたって、SolanaとSerumを使ったプロダクトの開発が行なわれました。
このイベントで受賞したのが「Mango Markets」。最大5倍のレバレッジとSerum DEXのオンチェーンオーダーブックでの指値注文、Solanaブロックチェーン上での預金や証拠金に利息が付くなど、質の高いプロジェクトとして評価されています。
「ハック(hack)」と「マラソン(marathon)」を組み合わせた造語。ソフトウェア開発の関係者が、 短期的に開発作業を行なうイベントのこと。
【関連記事】仮想通貨Serum(SRM)もあわせてチェック!
特徴③ロードマップに沿った運営で信頼感がある
Mango(MNGO)及び「Mango Markets」は、プロジェクト開始時から設定されているロードマップに沿って一般公開までに至りました。
- Mango Margin クローズドα版<2021年3月>
- Mango Margin パブリックβ版<2021年3月中旬>
- Mango DAOの立ち上げ
- Mango Perp クローズドα版<2021年8月中旬>
- Mango Perpの パブリックβ版
DeFiハッカソンでの受賞以前にもともと積み重ねてきた実績があり、堅実に運営が行われてきたことは大きな信頼に繋がります。
次々と新しい仮想通貨が生まれる中、途中で止まってしまうことも珍しくない仮想通貨プロジェクト。そのため、ロードマップは投資家にとって将来性を見極めるための重要な項目でもあります。
その点、Mango(MNGO)はこれまで順調に展開しているため、安心できる銘柄といえそうです。
Mango(MNGO)の現在の推移価格
チャートを見ると、2022年の4月から下落が続いています。仮想通貨Solana(SOL)でも同じタイミングで下落しているため、Mango(MNGO)はSolana(SOL)の影響を受けていると考えられるでしょう。
仮想通貨Solana(SOL)は2021年の後半にかなり高騰していたので、その反動ともいえます。ただ、人気銘柄のSolana(SOL)が、このまま値下がりが続く可能性は低そう。
プロジェクト提携も多いSolana(SOL)は値上がりの機会も多いので、Mango(MNGO)も連動して需要が高まると思われます。
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Mango(MNGO)の今後と動向
SolanaブロックチェーンのDEXとしては、「Serum」が圧倒的なシェアを誇ります。ただし、Mango(MNGO)の地位は確立できているので、将来性は充分にあるといえます。
あとは、Solanaブロックチェーンの需要によって、どこまで値上がりするかといったところ。Solanaはイーサリアムキラーとして期待されながら、現在も独自の経済圏を築きつつあるため、Mango(MNGO)も引き続きその恩恵を受けられると思って良いのではないでしょうか。
Mango(MNGO)の購入方法
仮想通貨Mango(MNGO)は、日本の仮想通貨取引所では取り扱っていません。
海外の取引所でMango(MNGO)を扱っているところは、下記の通りです。
- Gate.io(ゲート)
- Kraken(クラーケン)
- CoinEx(コインイーエックス)
- FTX(エフティーエックス)
- Raydium(レイディウム)
- Serum(セラム)
海外の取引所では、仮想通貨Mango(MNGO)の取引ペアが、ステーブルコインのテザー(USDT)である場合が殆どです。
そのため、まずは国内取引所で基軸通貨のビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)を購入して、海外取引所でテザー(USDT)と交換する必要があります。
海外の仮想通貨取引所でMango(MNGO)を入手する手順は下記の通りです。
- STEP.01口座開設
- 日本と海外、それぞれの仮想通貨取引所に口座を開設。
- STEP.02基軸通貨
- 国内取引所で基軸通貨であるビットコイン(BTC)かイーサリアム(ETH)を購入。
- STEP.03購入
- 国内取引所から海外取引所に送金して、テザー(USDT)と交換。
- STEP.04取引ペア
- 海外取引所でテザー(USDT)と取引ペアになっているMango(MNGO)を交換。
【関連記事】ステーブルコインのテザー(USDT)については、こちらで解説。
海外の仮想通貨取引所では、日本人向けのサービスを停止しているところもあるようです。
また、海外取引所は日本の金融庁の認可を受けていないため、リスクも踏まえたうえで利用しましょう。
日本円で仮想通貨が購入できる国内取引所「Coincheck」
日本の仮想通貨取引所では、日本円で仮想通貨を購入できるのが大きな魅力です。
なかでも「Coincheck(コインチェック)」は、取り扱い銘柄の多さは日本の取引所の中でもトップクラス。まずはこちらに登録するのがオススメです!
ぜひ「Coincheck」で、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)を購入してみてはいかがでしょうか。
- 18種類もの仮想通貨が上場
- 取引手数料が無料
- 500円相当から購入可能
【関連記事】Coincheckの口座開設方法についてはこちら。
海外取引所「bitcastle」でテザー(USDT)に交換
日本の取引所で購入したビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)をテザー(USDT)に交換したい場合は、「bitcastle(ビットキャッスル)」を利用してみてはいかがでしょうか。
「bitcastle」は日本語に対応しているだけでなく、大半の通貨をオフライン(コールドウォレット)で保管しているため、安心して預けられる海外取引所の一つです。
また、超高速バイナリーオプション取引も楽しめるので、ここで投資資金を増やすのも良いかもしれません。
- 主要通貨ペアの取引手数料0%
- 大半の通貨をコールドウォレットで保管
- 超高速バイナリーオプション取引に対応
【関連記事】bitcastleについての詳しい解説はこちら。
【まとめ】仮想通貨Mango(MNGO)の将来性はSolana次第
Mango(MNGO)<マンゴー>は、DEX(分散型取引所)・レンディングサービスの「Mango Markets(マンゴーマーケット)」で発行・利用される仮想通貨(暗号資産)です。
Solanaブロックチェーン上に構築されているため、取引手数料(ガス代)が安く、トランザクション(取引の処理)も速いのが大きな特徴。
Solanaが提携するDeFiプロジェクトとその経済圏に影響を受けやすい銘柄なので、今後は関連する銘柄やDeFiサービスにも注目しながら投資をするのがオススメです。