「LUKSO(LYXe)は仮想通貨として将来性がありそう?」
「LUKSO(LYXe)ってメタバースに関係があるの?」
LUKSO(LYXe)<ルクソ>といえば、ファッション業界などでブロックチェーンを活用するプロジェクトの仮想通貨(暗号資産)です。
最近はNFTだけでなくメタバース関連でも名前を見かけるようになり、気になっている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、LUKSO(LYXe)の特徴や将来性について解説します。メタバースとの関連も説明しているので、投資を考えている人はぜひ参考にしてみてください。
目次
LUKSO(LYXe)とは
仮想通貨プロジェクト・仮想通貨名 | LUKSO |
単位 | LYXe |
プラットフォームの種類 | マルチバースブロックチェーンネットワーク |
ブロックチェーン | Ethereum |
最大供給量 | 100,000,000 LYXE |
現在の価格 | 約696円 |
時価総額 | 約10,624,115,654円 |
市場ランキング | 313位 |
公式サイト | https://lukso.network/ |
公式Twitter | https://twitter.com/lukso_io |
公式Telegramコミュニティ | https://t.me/LUKSO |
※2022年5月24日時点。
LUKSO(LYXe)<ルクソ>とは、クリエイティブな分野でブロックチェーンの活用を目指す仮想通貨プロジェクトです。そして、そのプラットフォーム及びネットワークで利用される仮想通貨(暗号資産)のことでもあります。
この仮想通貨プロジェクトが指す「クリエイティブな分野」とは、ファッション業界・ゲーム業界・デザイン業界・ソーシャルメディア業界・ライフスタイル業界のこと。これらを繋ぐようなブロックチェーンネットワークを提供することが、プロジェクトの主な目的です。
また、各業界の世界(バース)が交差するようなイメージから、公式サイトの説明では「マルチバース」という言葉が使われているのもポイント。ブロックチェーン技術を利用することで、各業界にとって有用な相互作用が期待できそうです。
【関連記事】ブロックチェーン活用事例については、こちらで解説。
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LUKSO(LYXe)の特徴
LUKSO(LYXe)<ルクソ>の創業者は、Ethereum開発メンバーであり、トークン規格「ERC-20」の開発者でもあるファビアン・フォーゲルステラー(Fabian Vogelsteller)氏です。
このような仮想通貨業界の著名人が関わっていることから、多くの投資家から信頼と期待が集まっている銘柄といえるでしょう。
ここでは、LUKSO(LYXe)の主な特徴を3つご紹介します。
特徴①製品の信頼性・所有権をNFTで証明
LUKSO(LYXe)は、NFTを利用したデジタルIDと証明書により、ブランドアイテムのような高級品の信頼性と所有権を証明することができます。
分かりやすく説明すると、ブロックチェーン技術を用いたNFTで固有のIDを製品一つ一つに割り当てることにより、「その製品がコピー品などの偽物ではないこと」「自分が所有していること」を証明できるというわけです。
これは、ファッション業界における「コピー品市場」の問題を解決する試みでもあります。
近年、高級ブランドのコピー品は約10兆円規模のマーケットといわれているため、事態は深刻です。そんななかで、LUKSO(LYXe)は高級品の偽造防止とトレーサビリティを兼ねた画期的なシステムといえるでしょう。
ちなみにトレーサビリティとは、トレース(追跡)とアビリティ(能力)を組み合わせた造語。製造者・仕入先・販売元などを記録して、履歴を追跡できる状態にしておくことです。
つまり、ブランドアイテムの中古品を購入する場合も、LUKSO(LYXe)なら製品と連動したNFTによって正規品であることが確実に証明することができます。
また、LUKSO(LYXe)の公式サイトでは、Nike(ナイキ)・Chanel(シャネル)・Burberry(バーバリー)・Highsnobiety(ハイスノバイエティ)など、ファッション業界のパートナーがいくつも発表されているのが特徴。
多くのファッションブランドが注目していることから、今後の展開も充分に期待できるのではないでしょうか。
「Non-Fungible Token(ノン・ファンジブルトークン)」の略称。日本語で表すと「非代替性のトークン」。ブロックチェーン技術を活用して発行された、唯一無二の価値を持つデジタル資産のこと。分かりやすく言うと、デジタル所有物に対して、資産の鑑定書や所有証明書が与えられている状態。
【関連記事】NFTが利用されている分野については、こちらで解説。
特徴②NFT銘柄・メタバース銘柄として期待できる
LUKSO(LYXe)では、これまで仮想通貨の大手情報サイト「CoinMarketCap(コインマーケットキャップ)」において、カテゴリーはNFTになっていました。しかし、2021年の末にはメタバースにもカテゴライズされたことから、投資家たちの注目が集まっています。
ファッション業界をはじめ、いくつもの業界を対象にしたマルチバースブロックチェーンネットワークを目指しているLUKSO(LYXe)。仮想世界との相性はバッチリといえるのではないでしょうか。
本格的なメタバース分野でのプロジェクトはまだ始動していませんが、今後の提携パートナーによっては大きな展開が見込めると考えても良いでしょう。例えば「現実に存在する服や靴などをNFTとして仮想化、メタバースでも利用可能」ということも、いずれは実現できるかもしれません。
NFTで販売されているファッションアイテムは、“アート”として認識されていることも多い現在。LUKSO(LYXe)が、メタバースのファッション産業を確立する可能性も大いにあり得るでしょう。
高次の視点や立場を表す「メタ(Meta)」と、宇宙や世界を表す「ユニバース(Universe)」を組み合わせた造語。現実と違う場所、つまり別次元につくられた仮想空間のこと。
【関連記事】メタバースと仮想通貨の関係については、こちらで解説。
特徴③「LYXe」から「LYX」に移行予定
LUKSO(LYXe)の仮想通貨であり独自トークンでもあるLUKSOは、今後「LYXe」から「LYX」に移行するとされています。
「LYXe」は、Ethereumのブロックチェーンネットワーク上で発行された仮想通貨。実は、現時点では仮の仮想通貨(トークン)という扱いとなっています
今後は、Ethereumから独立したメインネット(正式版のネットワーク)を立ち上げる予定。「LYX」はそのメインネット、つまりLUKSOのブロックチェーンネットワークで発行される仮想通貨というわけです。
メインネットのローンチは2021年終わり頃といわれていましたが、現在は延期され2022年前半となっているため、今後も目が離せません。
【関連記事】チェーンとトークンの移行なら「Pundi X(PUNDIX)」もチェック!
LUKSO(LYXe)の現在の推移価格
チャートを見ると、2021年の11月に大きく値上がりしていることが分かります。これは「メインネットのローンチが2021年12月になるのではないか」といわれていたことが関係していると考えられるでしょう。
しかしメインネットが延期になってしまったことで、その後は下落。2022年前半と公式から発表されていたものの、5月になってもローンチの発表がないことから、更に下落が続いているという状況です。
このまま公式の続報がなければLUKSO(LYXe)を保有する人が減り、更に下落が続く可能性は高いと思われます。何らかの動きがあれば値上がりすることもあるかもしれませんが、トークンの移行を考えると、今は保有するのを控える人が殆どなのではないでしょうか。
LUKSO(LYXe)の今後と動向
最近は「GUCCI(グッチ)」などを含めた複数の有名高級ファッションブランドが、NFTの活用を検討しているようです。そのため、提携パートナーとしてLUKSO(LYXe)が選ばれる確率も上がっているといえるでしょう。
メインネットのローンチが延期となっていることで若干ネガティブな印象を持っている人も多いですが、ポテンシャルは充分。
チェーンとトークンの移行をきっかけに、新たな仮想通貨取引所に上場が決まれば、需要も高まると考えられます。
LUKSO(LYXe)の購入方法
仮想通貨LUKSO(LYXe)は、日本の仮想通貨取引所では取り扱っていません。
そのため、まずは国内の取引所で基軸通貨となるビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)を購入して、海外の取引所で取引ペアとなっている仮想通貨を交換しましょう。
海外の取引所でLUKSO(LYXe)を扱っているところは、下記の通りです。
- KuCoin(クーコイン)
- Gate.io(ゲート)
- Bitkub(ビットカブ)
- BitMart(ビットマート)
- BKEX(ビーケーイーエックス)
- Decoin(ディーコイン)
- Uniswap(ユニスワップ)
海外の仮想通貨取引所でLUKSO(LYXe)を入手する手順は下記の通りです。
- STEP.01口座開設
- 日本と海外、それぞれの仮想通貨取引所に口座を開設。
- STEP.02取引ペア
- 国内取引所でLUKSO(LYXe)の取引ペアとなっている仮想通貨を購入。
- STEP.03海外送金
- 国内取引所から取引ペアの仮想通貨を海外取引所に送金して、LUKSO(LYXe)と交換。
【関連記事】取引所を選ぶ際は、こちらも参考にしてみてください。
海外の仮想通貨取引所では、日本人向けサービスを停止しているところもあるようです。
また、海外取引所は日本の金融庁の認可を受けていないため、リスクも踏まえたうえで利用しましょう。
国内取引所「Coincheck」にてペア通貨を日本円で購入
LUKSO(LYXe)の取引ペアとなっている仮想通貨を日本円で購入するためには、日本の仮想通貨取引所を利用する必要があります。
そのため、まずは「Coincheck(コインチェック)」に登録するのがオススメです。
Coincheckでは、基軸通貨であるビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)をはじめ、18種類もの仮想通貨を取り扱っています。
取り扱い銘柄の多さは日本の取引所の中でもトップクラスなので、稼いだ仮想通貨を日本円に換金する際などにも便利です。
- 18種類もの仮想通貨が上場
- 取引手数料が無料
- 500円相当から購入可能
【関連記事】Coincheckの口座開設方法についてはこちら。
海外取引所「bitcastle」で仮想通貨を安全に保管
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)をテザー(USDT)に交換したい場合は「bitcastle(ビットキャッスル)」を利用してみてはいかがでしょうか。
「bitcastle」は日本語に対応しているだけでなく、大半の通貨をオフライン(コールドウォレット)で保管しているので、安心して預けることができます。
海外の取引所を利用するのが初めてという人は、まずはこちらに登録してみてはいかがでしょうか。
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- 大半の通貨をコールドウォレットで保管
- 超高速バイナリーオプション取引に対応
【関連記事】bitcastleについての詳しい解説はこちら。
【まとめ】仮想通貨LUKSO(LYXe)の将来性はメタバースに期待!
LUKSO(LYXe)<ルクソ>は、マルチバースブロックチェーンネットワークで、主に手数料として利用される仮想通貨(暗号資産)です。
ファッション業界などのクリエイティブな分野でブロックチェーンの活用を目指すこの仮想通貨プロジェクトでは、メタバース分野でも期待されています。
メインネットのローンチとあわせて、チェーンとトークンの移行が予定されているので、それが落ち着けばメタバース系のプロジェクト提携などが期待できると考えて良いのではないでしょうか。