「InSureDefiってどんな仮想通貨?」
「InSureDefiへ投資してみたいけれど将来性はあるの?」
仮想通貨は日々新しい銘柄が誕生しそのほとんどが海外発祥であることから、「よくわからないけれど注目されている銘柄」や「投資したいけれど銘柄の情報がほとんど見つからない」といった事態がよくあるのではないでしょうか。
本記事ではマイナーな仮想通貨であるものの画期的なシステムを持つ「InSureDefi」について特徴や将来性を解説します。
将来性が高く安価な仮想通貨を探している方や、InSureDefiの情報を集めている方は是非ご覧ください。
目次
InSureDefi(SURE)とは
名称 | InSureDefi |
トークンシンボル | SURE |
価格 | \0.58(2022/5/23) |
過去最高値 | ¥13.5(2020/1/10) |
過去最安値 | \0.05(2020/1/20) |
InSureDefi公式ページ | https://insuretoken.net/index.html |
公式Twitter | https://twitter.com/InsureToken/status/1467951023213973505 |
InSureDefiは仮想通貨に対応したDefi保険サービスを提供する仮想通貨です。
保証する内容は所持する仮想通貨が詐欺にあった場合や、価値の予期せぬ暴落に対して行われるもので、保険額や保証の度合いは加入者が支払うSUREによって決定します。
仮想通貨の保険といった新しいサービスのため、今一つイメージが分かり難いかもしれませんが、例えば「モナコイン」などの不正アクセスによって仮想通貨に価値が暴落し、大きな損失が発生した場合でもInSureDefiに加入していると損失の一部が補填されるイメージです。
もちろん支払いには条件がありますし、すべての損失に対して補償が効くわけではありませんが、不慮の暴落に対して保証が効くサービスは今後仮想通貨の普及が進めば注目される通貨であることは間違いないでしょう。
参考記事はこちら
保険の支払い財源について
生命保険や火災保険のように保険の運営元はその支払いが速やかに行われるように多くの資金をプールしています。
InSureDefiもそれは例外ではなく、加入者への保険支払いのために大量のSUREを保有しており、その内訳は加入者の保険料がほとんどを占めているので運営元の財務的なリスクが少ないことも安心です。
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InSureDefi(SURE)の特徴
InSureDefiは仮想通貨に対する保険サービスということもあり、他の銘柄にはない特徴を多数持っています。この項目ではInSureDefiならでは特徴を3つご紹介します。
特徴①保険商品の内容
InSureDefiの保険料は保険を掛ける銘柄のリスク、保険の支払金額、保険を掛ける日程によって決定し、ユーザーはInSureDefiのネイティブトークンである「SURE」で保険料を支払います。
この保険は契約者のプライベートウォレットに支払い用のSUREが用意されてから7日後に有効となるので保険を掛けた直後の暴落には無効となる点には注意が必要です。
保険のプラン一覧
InSureDefiの保険はあらかじめいくつかのプランが用意されていて、上記のイメージは基本プランの一覧です。
最もベーシックなプランであるBEGINNER1の掛け金は2500SURE(約1250円)と大変リーズナブルですが保証期間は1年半と短く、最大支払額も約10万円となっています。
全ての損失に対して全額が保障されるわけではなく、詐欺被害は損失額の80%。暴落によって生じた損害は70%、盗難被害は50%が補填されます。
ここで注目したいのは盗難被害も保証される点です。
従来の保険サービスでは盗難による損害は被害に逢った当人の責任も大きいと判断され、基本プランでは保証されないことがほとんどでした。
ところがInSureDefiではBEGINNERプランでも盗難でも被害額の半分が補填されるため非常に手厚い保証内容であることが分かります。
また、最も保証が手厚いダイヤモンドプランでは保険料が500,000SURE(約25万円)とかなり高額ですが、補償内容が「2年間の保証期間」「補償額は約1400万円」「すべての損害に対して100パーセント保証」となっているので高額な仮想通貨取引をする際には一考してもいいかもしれない内容となっています。
特徴②独自のリスクモデル
保険対象となるリスクは多様であり、保険商品を設計する上では最も考慮する部分です。保険料と発生するリスクのバランスを間違えると運営元はすぐに支払い不能に陥ってしまいますし、特に仮想通貨に関わるリスクは想定外の事象も多く存在することから慎重に商品設計をしなくてはなりません。
そんな中InSureDefiは仮想通貨で最適なリスクヘッジを行うために「運営元が最低限破産しないだけの自己資本を所有する」という独自の商品設計をしています。
InSureDefiの自己資本は加入者の保険料の一部と保険支払い用プールの一部の2つから算出され、一定の資本を確保できる仕組みとなっています。
ただし裏を返せば加入者が少なく、プールに貯まている資本が少なくなるとこのモデルが成り立たなくなってしまうので一定以上の加入者がいることを前提として考えられていることが分かります。
特徴③価格設定モデル
InSureDefiの価格設定はダイナミックプライシングモデルという独自の基準で定められています。
このモデルは保険対象となる銘柄の詐欺被害や、価格の暴落といったリスクに関わる情報の有無によって保険料が変動するといったものです。
例えば新興の仮想通貨で潜在的なリスクの情報が乏しくマイナーな通貨であれば保険料は高騰し、BTCなどのよりメジャーな通貨であれば比較的な安価な保険料が設定されています。
少しイメージが湧きにくい方は自動車保険をイメージしてみてください。
免許を取り立ての新規加入のドライバーであれば過去の事故歴も不明で初心者というリスクの高さから保険料は高額になりますが、ベテランドライバーで過去の事故歴がほとんどない方であれば保険料はかなり安くなります。
InSureDefiでは仮想通貨にこれに近い考え方を採用しており、高額であった新興の仮想通貨であっても加入者が増え、リスクに対する情報が集まってくると保険料が割り引かれる仕組みとなっています。
実際どの段階で保険料が割引されるのかは不明ですが、このサービスが浸透し、多くの加入者が集まるころには明確な基準が示されているでしょう。
InSureDefi(SURE)の現在の推移価格
ローンチ直後はかなり価格が高騰していましたが、2022年に入ってからは一方的な下落トレンドに入っています。
今後保険サービスの利用者増加に伴ってSUREの価値が向上する可能性も考えられますが、保険の支払いといった特殊な利用をされるトークンのため、流通量の変化が大きく投資案件には不向きではないでしょうか。
もし今後SUREを利用したイールドファーミングやステーキングが始まった際には投資を検討する余地がありますが、現時点では保険サービスに興味がある方以外は監視対象の銘柄として注目するといいかもしれません。
InSureDefi(SURE)の今後と動向
ロードマップによればInSureDefiの開発はかなり進んでいて、現時点では各種OSでの利用、サポートシステムの準備、DAOガバナンスが行われています。
- プラットフォームがWindows、Linux、MACに対応
- モバイルデバイス用のウォレット接続
- DAO、サポートシステムの完成
- SUREトークンのパンケーキスワップ対応
- 分散型保険処理申請の完成
今後はコミュニティの拡大や保険金の支払い自動化といった利便性を高める開発が進む予定となっていて、保険金の支払い自動化に関しては2023年第3四半期の完成を目指しています。
補足:DAOとは
DAOとは自律分散型組織といい、同じ志を持ったメンバーが集まって構成された組織です。DAOにはリーダーという概念がなく各々が自主的に組織を運営していく形態であり、組織の運営方針や決定事項は全て投票による多数決によって決定します。
この投票のことをガバナンス投票といい、投票権を持っているユーザーはその仮想通貨の運営方針に影響を与えることができます。
ガバナンス投票による方針の決定はまだ問題も多く、すべてをそれで決定するわけではありませんが、分散型の社会が浸透するにつれてDAOはますます普及していきます。
今はまだガバナンス投票の権利はそれほど高額ではない場合が多いですがいずれは価格の上昇が見込まれるため、いくつか保有してみるのもいいかもしれません。
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メタバースの保険
InSureDefiでは将来的に仮想通貨だけではなく、メタバースの空間にも保険商品を展開する予定です。
メタバース内に存在する自分のスペースをハッキングの被害から守ることを目標とし、今後メタバースが普及するにつれて加入者は増加傾向になる商品であると予想されます。
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SUREの購入方法
SUREは国内外の仮想通貨取引所では直接購入することができず、「ユニスワップ」と呼ばれるサービスで両替して入手します。
両替用のトークンにはETHを用いることが多く、国内の仮想通貨取引所である「Coincheck」を利用すると日本円でETHを購入できるのでとても便利です。
以下ではETHの購入からSUREに両替するまでの手順をフローチャートで紹介していくので仮想通貨の取引に不慣れな方は是非参考にしてみてください。
- STEP.01購入
- まずはETHを購入します。購入には日本の仮想通貨取引所であるCoincheckがおすすめ
- STEP.02転送
- ETHが購入できたらMetamaskという仮想通貨専用のウォレットにETHを転送
- STEP.03接続
- 転送ができたらユニスワップにアクセスし、ウォレットを接続
- STEP.04交換
- 以上の手順が完了したらあとはETHをSUREに交換し、ウォレットに通貨が転送できたことを確認したら入手完了
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ETHの購入にCoincheckがおすすめな理由
ETHはどの仮想通貨取引所でも購入可能ですが、運営企業のほとんどは海外に拠点を持っていて、万が一の際のサポートにやや不安が残ります。
しかしCoincheckは日本国内の企業が運営する仮想通貨取引所なので安全に、安心して取引することが可能です。
口座開設は無料で行えますし、スマートフォンからなら最短1日で取引可能になります。まだ仮想通貨の口座をお持ちではない、ETHをどこから購入しようか悩んでいる方は是非Coincheckからの購入をご検討ください。
【まとめ】仮想通貨の暴落が不安な方は利用を検討する価値のあるサービス
InSureDefiの解説は以上です。仮想通貨のトラブルや、メタバースのハッキングリスクに保険を掛けることのできるInSureDefiのサービスは今後仮想通貨取引の普及とともに急速に浸透していくでしょう。
仮想通貨の抱えるリスクに対する保険は全く新しいサービスで、現状ではどの程度の損害に対して補償されるのかも基準があいまいな状態ですが仮想通貨の投資を頻繁にされる方にとっては注目の銘柄であることは間違いありません。
暴落リスクの高い銘柄の仮想通貨投資をされている方は試しに利用してみてはいかがでしょうか?