1000万円以上の資金はどこに預ける?高金利の銀行や資産運用をご紹介

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1000万円を銀行に現金を預金している人の割合は、日本の人口の約16.1%と言われています。 年代が上がるとその割合は上がり、60代が最多の29.9%です。 (令和元年調べ)

しかし預金の管理方法を間違うと資産が減る可能性があります。

大切な資産を守るためには1000万円以上の資産をどのように管理・運用するかという知識を持つことが大切です。

今回の記事では預金額が1000万円を超えた時にするべき対策法や金融機関の金利比較、資産運用の方法などを詳しくご紹介します。

目次

預金が1000万円を超えた時にするべき対策法3つ

預金が1000万円を超えた! その時するべき3つの対策法と書かれた画像

まず預金額が1000万円を超えた時にするべき3つの対策法をご紹介します。

  • 預け先の金融機関を2社以上に分散する
  • 余剰資金で資産運用(投資)を始める
  • 金融機関の担当者任せにしない

①預け先の金融機関を2社以上に分散する

預金額が1000万円を超えたら、預け先の金融機関を2社以上に分散することをおすすめします。

それは金融機関が破綻した時に、1000万円を超えた分の預金は基本的に返金されないからです。 (ペイオフ制度) ペイオフ制度には上限額があり、その保証金額は1000万円までとなっています。

破綻した金融機関の財産状況に応じて、1000万円を超えた分の預金も返金される場合がありますが保証の対象外です。

また預け先の金融機関を2社以上に分ける場合は

  • 生活防衛資金用
  • 出金資金

など目的別に預金すると良いでしょう。

②余剰資金で資産運用(投資)を始める

余剰資金とは今すぐ遣う必要がないお金のことを示します。 (1000万円を超えた分の預金を含む) この余剰資金で資産運用を始めるのがおすすめです。

それは「インフレによりお金の価値が減る・預金のみでは資産が増えない」など、将来的に資産が目減りする可能性があるからです。

※インフレとは物価が上がりお金の価値が下がることです。例えば今年1個100円で買える物が来年には200円に上がっている状態を示します。

インフレになる理由は、世界各国の政府がインフレ率2%を目指しているためです。そしてインフレ時代に1番弱い資産が現金ということになります。

インフレ率が2%の場合、1000万円を預金したままでいると

  • 10年後:820万円
  • 20年後:673万円

と目減りします。このリスクを避けるためには余剰金で資産運用(投資)をする必要があります。

③金融機関の担当者任せにしない

金融機関の担当者は営業社員であることを忘れず、資産運用(金融商品購入)は担当者任せにしないようにしましょう。

例えば1000万円以上の預金があると、担当者から電話がかかってくることがあります。「何かお困りごとはないですか?」といった会話から始まり、最終的に金融商品を勧められることがほとんどです。

勧められた金融商品は会社が利益を得るためのもので、必ずしも顧客の利益を考えての勧誘ではありません。

担当者の言う通りに金融商品を購入し続けた結果、元本割れを起こし預金が減ることがあるのです。

従って資産は自分の考えで運用することが重要です。

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【1000万円以上預金した場合】金融機関の優遇サービスとは?

【1000万円以上預金した場合】金融機関の優遇サービスと書かれた画像

金融機関では1000万円以上の預金を「資産」として1区切りにしています。

そして顧客から更に預けてもらうために優遇サービスを提供しています。

代表的な優遇サービスは下記の2つです。

  • 大口定期預金
  • プレミアムバンク

それぞれ詳しく解説します。

大口定期預金とは?

大口定期預金とは1000万円から預入れが可能な定期預金です。普通の定期預金と比較して金利が高いなどのメリットがあります。

大口定期預金に1000万円以上を預金したい人は、1社で決めず他の金融機関の金利を知った上で預金するとお得です。

※しかし近年はコロナ禍や低金利政策の影響から、普通の定期預金との金利差がほとんどない状態です。

プレミアムバンクとは?

1000万円以上を預金する顧客への特別サービスを、プレミアムバンクまたはプライオリティバンクと言います。

元々外資系金融機関がスタートしたサービスですが、その後複数の金融機関が同事業から撤退しています。現在はシティバンクのシティゴールドのみがプレミアムバンクを運営しています。

しかし現在は国内の大手銀行がプレミアムバンクに力を入れるようになり、1000万円以上を預金すれば得意顧客としてサービスが受けられます。

プレミアムバンクでは主に以下のサービスが用意されています。

  • 金利の優遇
  • ATM手数料・送金手数料無料
  • 海外送金手数料優遇
  • 資産運用アドバイス
  • 提携ホテル・百貨店での優待
  • 百貨店の外商サービス
  • 貸金庫割引サービス など

各銀行によって用意されている優遇サービスは異なりますが、ラグジュアリーな気分を味わえるのも楽しみの1つですね。

【大口定期預金】金融機関の金利を比較

【大口定期預金】金融機関の金利を比較と書かれた画像

各金融機関の大口定期預金の金利はどれほど違うのでしょうか。

せっかく預金をするなら少しでも金利の高い金融機関を選びたいものです。そこで下記の金利を比較してみましょう。

  • メガバンク
  • 地方銀行
  • ネット銀行

※2022年5月時点

①メガバンク・地方銀行

バブルが弾ける以前は金利が約5〜6%以上あった時代もありました。残念ながら現在のメガバンクや地方銀行の金利は0.002%と低金利になっています。

三菱UFJ信託銀行

三菱UFJ信託銀行の金利表の画像

出典:三菱UFJ信託銀行HP

預入れ金額が300万円以上のスーパー定期預金から大口定期預金を含め0.002%となっています。

みずほ銀行

みずほ銀行の金利表の画像

出典:みずほ銀行HP

預入れ金額が300万円未満・以上のスーパー定期預金から大口定期預金を含め0.002%となっています。

三井住友銀行

三井住友銀行の金利表の画像

出典:三井住友銀行HP

預入れ金額が300万円未満・以上のスーパー定期預金から大口定期預金を含め0.002%となっています。

ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行の金利表の画像

出典:ゆうちょ銀行HP

定期預金は大口定期預金を含め全て0.002%となっています。

千葉銀行

千葉銀行の金利表の画像

出典:千葉銀行HP

定期預金は大口定期預金を含め0.002%となっています。

京都銀行

京都銀行の金利表の画像

出典:京都銀行HP

預入れ金額が300万円未満・以上のスーパー定期から大口定期預金を含め0.002%となっています。

②ネット銀行

現在インターネット上での資金管理が主流になり「ネット銀行」を利用する人が増加中です。店舗を持たないことでランニングコストを抑え、実店舗型の銀行に比べて高い金利となっています。

オリックス銀行

オリックス銀行の金利表の画像

出典:オリックス銀行HP

定期預金は100万円以上から全て上記の金利となっています。預金年数が長い程、金利が上がっています。

住信SBI銀行ネット銀行

住信SBI信託銀行の金利表の画像

出典:住信SBIネット銀行HP

定期預金は100万円以上から0.020%となっています。

ソニー銀行

ソニー銀行の金利表の画像

出典:ソニー銀行HP

定期預金が1万円以上から全て0.020%となっています。10年間預金すると0.120%の金利がつきます。

イオン銀行

【定期預金】

イオン銀行の金利表の画像

【普通預金】

イオン銀行の普通預金の表が描かれた画像

出典:イオン銀行HP

イオン銀行では普通預金の金利が高く、定期預金は一律で0.010%です。

楽天銀行

【定期預金】

楽天銀行の金利表が書かれた画像

【マネーブリッジを併用した場合】

楽天銀行のマネーブリッジについて書かれた画像

出典:楽天銀行HP

楽天銀行では定期預金は一律で0.02%、楽天証券の併用(マネーブリッジ)で0.10%となります。また他の銀行口座からの定期預金乗り換えで1ヶ月間0.11%の金利がつきます。

ネット銀行は高金利!

各金融機関の金利はメガバンクや地方銀行よりも、圧倒的にネット銀行が高金利であることがお分かり頂けましたでしょうか。

1000万円の預け先としてネット銀行を選択するのは良い選択だと言えます。

特に高金利のオリックス銀行の特徴

オリックス銀行預金金利表が書かれた画像
出典:オリックス銀行HP

オリックス銀行は預入期間によって細かく金利が変わる特徴があります。例えば1000万円を預金した場合は下記の金利となります。

  • 1年間預金した場合:0.20%
  • 3年間預金した場合:0.22%
  • 5年間預金した場合:0.25%

他の金融機関と比べるとトップクラスの金利です。

しかしオリックス銀行にはデメリットもあり、ATMでの出入金ができません。「お客さま専用ページ」のメニュー内で日程を指定後、振り込み手続きが必要となります。

従ってオリックス銀行は定期預金用と考え、普段違うお金は別の金融機関に預金するのが良い方法です。

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金融機関のプレミアムバンクを比較

プレミアムバンクを比較と書かれた画像

1000万円以上を預金する顧客はプレミアムバンクの会員となり、手数料や金利などの各種優遇サービスが受けられます。プレミアムバンクの会費は無料です。

以前はメガバンクの三菱東京UFJ銀行にも会員制サービスの「クオリティ・ライフ・クラブ」があったのですが、残念ながら2017年に終了しています。

それでは現在プレミアムバンクを提供する銀行をご紹介します。

  • 三菱UFJ信託銀行
  • みずほ銀行
  • SMBC信託銀行

①三菱UFJ信託銀行【エクセレント倶楽部】

三菱UFJ信託銀行のプレミアムバンクの表の画像

出典:三菱UFJ信託銀行HP

入会条件は預金残高1000万円以上で3つのクラスに分かれています。(世帯合計を含む)

  • 1000万円以上:ゴールドステージ
  • 3000万円以上:ダイヤモンドステージ
  • 5000万円以上:ロイヤルステージ

下記の3つのサービスがあり各ステージで提供されるサービスは異なります。

  1. メンバーシップサービス
  2. トラストバンキングプレミアム
  3. クオリティライフサポート

①メンバーシップサービス

メンバーシップサービスでは以下の基本的なサービスが受けられます。

  • エクセレント倶楽部会員専用デスク
  • 会員誌「エクセレント倶楽部

    ニュース」
  • エクセレント倶楽部会員専用

    ホームページ
  • エクセレントセミナーご招待
  • キャッシュカード盗難保険
  • バースデーサービス など

②トラストバンキングプレミアム

トラストバンキングプレミアムでは各種手数料割引を中心としたサービスを提供しています。

  • 定期預金金利上乗せ
  • インターネットバンキング振込

    手数料無料(一部の銀行については月2回の制限あり)
  • ATM預入れ・引き出し手数料無料
  • 貸金庫使用料割引
  • 「遺言執行報酬・遺産整理業務」手数料割引
  • 教育資金贈与信託「まごよろこぶ」新規申し込み時の管理報酬無料
  • 不動産仲介手数料割引 など

③クオリティライフサポート

クオリティライフサポートでは旅行や健康、ショッピングなどの優待サービスを提供しています。

  • 健康・介護(セカンドオピニオンなど)
  • 旅行・レジャー(エクセレント倶楽部オリジナルツアーなど)
  • 買い物(髙島屋お買物割引サービスなど)
  • 資産(商品査定・買取り優待サービス)
  • 住まい(クリーニングサービスなど)

②みずほ銀行【みずほプレミアムクラブ】

みずほ銀行プレミアムクラブのカードの画像

みずほプレミアムクラブの会員になるにはインビテーションと呼ばれる招待状が必要です。

みずほ銀行の円貨預金以外の預かり資産が1000万円以上で審査に通れば、インビテーションが来ます。

具体的には次の商品が預かり資産となります。

  • 投資信託
  • 保険商品(一時払および平準払)
  • 外貨預金
  • 貯蓄の達人
  • 国債

またみずほプレミアムクラブの会員期間や預かり資産残高などのポイントが300ポイント(3000万円の資金残高)以上ある会員にBRILLIANT(ブリリアント)サービスが提供されます。

みずほプレミアムクラブの多彩なサービス

みずほプレミアムクラブには多彩なサービスがあります。

①みずほプレミアムクラブ専用ダイヤル

みずほプレミアムクラブ専用ダイヤルで各種相談を優先的に受けられます。

②株式委託手数料の割引

みずほ証券の株式委託手数料が割引になります。手数料の割引率は以下の通りです。

  • 店舗窓口:最大55%
  • コールセンター:最大75%

またみずほ証券ポイントの付与率が通常の1.3倍になります。

③ショッピングの優遇サービス

下記の百貨店にてお買い物をする際に優遇サービスが受けられます。

  • 小田急百貨店
  • 髙島屋
  • 大丸松坂屋
  • 近鉄百貨店
④グルメ(店の紹介・予約代行)

全国の提携レストランの中から、顧客の要望に合わせた店の紹介と予約代行ができます。

⑤旅行・ゴルフの優待

旅のコンシェルジュデスクによる旅行相談や、人気旅館、有名ゴルフ場の予約代行ができます。リゾートホテルや人気旅館の優待、ハワイコンシェルジュサービスなども利用できます。

⑥チケットの手配

各種エンターテインメント(スポーツ・演劇・ディナーショーなど)チケットの紹介、購入代行ができます。

⑦アート&カルチャー

みずほプレミアムクラブと提携している美術館や博物館を優待価格で利用できます。

⑧ハウス&インテリア

指定された会社のセキュリティサービス、家具メーカー、不動産が優待価格で利用・購入できます。

⑨ビューティー&ヘルス

全国の提携ビューティーサロンの優待や優良医療施設の紹介、割引サービスなどがあります。

また365日24時間対応の健康相談サービスも行っています。

⑩セレモニー&アニバーサリー

冠婚葬祭に関する相談から記念日プロデュースなどトータルサポートを受けることができます。また霊園や墓石建立の割引もあります。

⑪プロフェッショナルコンサルティング

みずほプレミアムクラブコンシェルジュデスクに電話で申し込むと、弁護士・公認会計士・税理士・司法書士の各団体と提携しているサービス提供会社を紹介してくれます。

⑫日経ビジネスライブラリー

みずほプレミアムクラブ専用サイトで日経BP社のビジネス雑誌「日経ビジネス」電子版を最新号〜1969年の創刊号まで閲覧することができます。

⑬BRILLIANT(ブリリアント)サービス

上記のサービスに加えて更に下記のサービスが提供されます。

  • 海外送金で送金手数料や為替レートを優遇
  • 外貨預金の両替手数料や為替レートを優遇
  • 外貨両替の為替レートを優遇
  • 「みずほセゾンプラチナ・アメリカンエキスプレスカード」の初年度年会費が無料
  • みずほ信託銀行の遺言執行報酬を割引

③SMBC信託銀行【プライベートバンクプレスティア】

多彩な商品&優遇サービスと書かれた画像

出典:SMBC信託銀行HP

SMBC信託銀行のプライベートバンクプレスティアには下記の2種類があります

  • ゴールド(1000万円以上の預金)
  • ゴールドプレミアム(5000万円以上の預金)

プレスティアは資産運用を行う人にとって、外貨取り引きの為替手数料無料、投資・資産運用相談など資産運用に関するサービスが充実しています。

①各種手数料の優遇

通常は手数料がかかるサービスが無料で利用できます。

  • 国内円振込手数料無料
  • 海外電信送金手数料無料
  • 外貨現金取扱手数料優遇

(支店窓口で米ドル、ユーロの現金での入金・引出しができます。現金取扱手数料は1日あたり5000米ドルまたは5000ユーロまで無料です)

②住宅ローンの金利優遇

高額物件の購入を検討している顧客に2つの金利優遇プランが用意されています。(変動金利型・固定金利型)

  • Aプラン:借入れと金利を抑えたい人向け
  • Bプラン:初期費用を抑えたい人向け

最大5億円までの融資が受けられます。

③エンジョイプラス・ゴールド

円資金から「対象通貨・期間の外貨定期預金」を始めると、初回満期日までに限り基準金利に上乗せ金利が加わるサービスです。

④預入れ金額による外貨定期預金の金利上乗せ

外貨からでも円からでも2000万円以上(円換算額)を預入れると、上乗せ金利が適用されます。

⑤クロスカレンシー取引(外貨間為替取引)

クロスカレンシー取引の為替手数料のうち、外貨を円に交換するときの為替手数料が無料になります。また円から外貨に交換する際のTTSレートに含まれる為替手数料が70%OFFとなります。

余剰金で資産運用(投資)をしてみよう

余剰金で資産運用(投資)をしようと書かれた画像

前述したように金融機関に預金をするだけで高金利がつき資産が増える時代は終わり、現在は金融機関に預金するだけで資産を形成することが難しい状態です。

しかし日本では未だに現金思考が強く、資産運用(投資)をする文化はまだまだ浸透していないと言われています。

この項では預金額が1000万円を超えた分の余剰金で資産運用(投資)をする基本的な方法をご紹介します。

安全な投資のための注意点3つ

余剰資金であっても投資先を安易に決めるのは安全ではありません。特に初めて資産運用(投資)をする人は不安な気持ちになりますよね。

資産運用(投資)は以下の3点に留意して安全に行うことが大切です。

①分散投資を心がける

1つではなく様々な金融商品へ分散投資をすると、リスクも分散されます。

②長期投資を心がける

短期投資よりも長期投資は安定性があり、利益を出しやすいと言われています。

③他人のうまい投資話には乗らない

「お金を預けてくれたら毎月○%増やして返す・毎月○円の配当金がある」などの儲け話には乗らないようにしましょう。それらは嘘の投資話で資産を失くす可能性があります。本当の儲け話であれば、他人に勧めることはまずないはずです。

代表的な金融商品の種類

資産運用(投資)には様々な金融商品があります。この項ではリスク別に金融商品を紹介します。

ローリスク・ローリターン

ローリスク・ローリターンの金融商品は以下の3つです。

  • 定期預金
  • 国債
  • 保険
①定期預金
  • 金利は0.002~0.2%程
  • 資産運用性は低い
②国債

国が発行する債券を指します。債券とは資金を借り入れする際に発行される有価証券で、借用証書でもあります。 

  • 金利は0.05%
  • 元本保証あり
  • 資産運用性は低い
③保険
  • 金利は1%以下
  • 万が一のときの保障になる
  • 資産運用性は低い

ミドルリスク・ミドルリターン

ミドルリスク・ミドルリターンの金融商品は以下の3つです。

①投資信託(ファンド)

投資信託(ファンド)とは、各投資家が少しずつ投資したお金を運用の専門家が国内外の株式や債券等に投資・運用しその利益を投資家に分配する仕組みの金融商品です。

  • 金利は3〜4%
  • インフレで資産が増える
  • プロに運用を任せられる
  • 手数料に注意する
②ヘッジファンド

ヘッジファンドとは自由な運用が可能で、先物取引や信用取引などを積極的に活用することで相場の上げ下げに関係なく利益を得ることができます。

  • 金利は約10%
  • プロに運用を任せられる
  • 最低投資額が高い
③不動産
  • 金利は4〜5%
  • 手間や修繕費などがかかる
  • 定期的な副収入がある

ハイリスク・ハイリターン

ハイリスク・ハイリターンの金融商品は以下の2つです。

①株式投資
  • 金利は4〜5%程度
  • 無駄な手数料がかからない
  • 株式投資の知識が必要
②FX(外国為替取引)
  • 予測不可
  • 相場に関わらず利益を出せる
  • FXの専門知識が必要

上記でご紹介した方法以外に「仮想通貨」という運用方法もあります。ぜひ下記の記事を併せてご覧ください。

仮想通貨の危険性やリスク対策について解説します。また、仮想通貨=危険のイメージがついた有名な事件などもあわせて紹介。参考として、警察庁が発表した仮想通貨の危険度や金融庁が公表する仮想通貨取引所も説明しますので、参考にご覧ください。

「資産運用(投資)する・しない」で変わる将来の資産額

資産運用(投資)で変わる将来の資産と書かれた画像

以下は年利で1000万円を1年~20年複利運用した場合に形成される資産額(税金差し引き前)を表しています。

資産額の年利別一覧表の画像

例えば1000万円を金融機関の平均金利の0.002%で20年間預金した場合、4000円程しか増えません。

従って資産運用(投資)がうまく行った場合の将来的な金額差は歴然としています。

預金が1000万円を超えたらぜひ資産運用(投資)をしてみましょう。

【まとめ】1000万円以上の資産を守るために、金融機関選びと資産運用(投資)をしよう

預金が1000万円を超えた場合の管理方法や資産運用(投資)の必要性についてご理解頂けましたでしょうか。

資産運用と聞くと「資産を失うリスクが怖い」と思う人も多いでしょう。

しかし資産運用(投資)の知識を勉強したり、プロのアドバイスを受けるなどの準備をすれば誰でも安心して始められます。

1000万円以上の資産を守り、将来的に増やすには正しい知識を持って運用することが重要です。