「Bithumb(ビッサム)ってどんなメリット・デメリットがあるの?」
「Bithumb(ビッサム)の魅力を解説して欲しい」
「Bithumb(ビッサム)を利用しようか悩んでいる」
といった悩みや疑問をお抱えの方は多数いらっしゃるのではないでしょうか。
本記事ではそういった方達の手助けを行い、少しでも安心してBithumb(ビッサム)を利用できるよう、Bithumb(ビッサム)に関する情報をまとめ、解説しています。
そのため、Bithumb(ビッサム)の口コミや、メリット・デメリット、登録の仕方などを知りたい方はぜひ最後までお目通しください。
目次
Bithumb(ビッサム)とは
名称 | Bithumb(ビッサム) |
レバレッジ倍率 | - |
取引手数料 | 0.25% |
入金手数料 | 無料(少額入金の場合手数料が必要になる可能性あり) |
取引銘柄数 | 104種類 |
追証制度 | - |
日本語対応 | 対応不可 |
Bithumb(ビッサム)とは、2014年4月に開設された仮想通貨取引所です。以前は日本語含め6カ国の言語に対応していた取引所ですが、現在は残念なことに英語と韓国語の2カ国表記となっています。
仮想通貨は今でこそ一般的な存在になりつつありますが、日本や韓国で空前の仮想通貨ブームとなり、「億り人」といった言葉が生まれたのは、2017年中盤以降と以外と最近のことです。
つまり、Bithumbはブームの3年も前から仮想通貨取引所を設立し、取引を行っていたことになります。そのことから、Bithumbは先見の明があった古参の仮想通貨取引所の1つであるのは間違いなく、実際仮想通貨取引の先駆け的存在の取引所として有名です。
ただし、最初期からある取引所なだけあって、Bithumbは近年注目されている分散型取引所ではなく、管理者が存在する中央集権型の取引所の形態で運用されているという、人によってはデメリットに感じるポイントもあります。
そんなBithumbは、韓国のソウル特別市江南区に拠点を置いて、運用が行われています。
韓国三大取引所の1つとして、韓国でメジャーな存在であるBithumbは、韓国国内の取引量の約60%以上を扱っており、国内にて最大手の取引所です。
実際、取り扱い通貨数、売買高共に十分なボリュームを持っていることから、韓国国内のトレーダー達はもちろん、世界中の様々なトレーダー達から注目を集めています。
他にも、Bithumbに上場した仮想通貨は軒並み価格が上昇してきたという実績もまた、Bithumbの注目度を高めている要員の1つです。
\ アプリダウンロード数 No1 /
Bithumb(ビッサム)の良い評判・口コミ
Bithumb(ビッサム)の利用を悩んでいる方の参考になるよう、ネット上にてBithumbの評判や口コミなどを調べてみました。
その結果、Bithumbを好意的に見るツイートを複数見つけることが出来ました。その中でも、新規仮想通貨上場関連のツイートが多いように感じられました。
やはりマイナーなアルトコインを取引したいトレーダーにとっては、Bithumbは注目に値する存在のようです。
他には、以前ハッキング被害にあったこともあってセキュリティーに関するものや、提携に関する話題のツイートなどが見受けられました。
実際の評判・口コミのいくつかを以下に記載しますので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
【取引所wiki】https://t.co/3npqfBFTpb
韓国4大取引所である #Bithumb ですが、意外と過去に2回ハッキングを受けています。それでも人気。 #仮想通貨
— 泉くん@仮想通貨トリビア (@kasoutuukabook) May 8, 2022
$APIS
Bithumb上場で一気に二倍に吹き上げてます🚀 pic.twitter.com/iCWqF4YuIq— ろー@仮想通貨ブロガー🔥 (@hs_maji) January 24, 2019
ですねー
最近はビッサム上場した銘柄は爆上げしてますからね!— Robin (@robintopone) April 26, 2018
ビッサムは政府発行の
情報セキュリティ管理システム(ISMS)ライセンスを取得し
去年ハッキング以来強固なセキュリティを持ちます同社は数日前に従業員のおよそ50%にあたる150名の解雇を計画していることから不満のある内部犯の可能性が強まっています
最新続報詳細
⇒ https://t.co/fptDGSoZdS— Kao @BTC #Cryptanalysis /Rose of the Winds🗺 (@kao779) March 30, 2019
アメリカのbitpay(ビットペイ)と韓国最大のBithumb(ビッサム)が提携して国際送金市場に参入#仮想通貨 #bitpay #Bithumb #coinmagazinehttps://t.co/vRfFnYBJx6
— CoinMagazine(コインマガジン) (@Coin_Magazine) March 15, 2018
韓国の大手仮想通貨取引所Bithumb(ビッサム)がキオスクと提携し、仮想通貨で支払いが可能なシステムを導入することを発表した。※キオスク(KIOSK)とは、韓国では一般的に利用されている無人タッチスクリーンの販売システムのこと#キオスク #Bithumb #仮想通貨決済https://t.co/1v3v5AdRXk
— CoinChoice-ビットコイン・仮想通貨ニュース (@coin_choice) March 15, 2018
Bithumb(ビッサム)の悪い評判・口コミ
よりBithumb(ビッサム)の評判を知っていただけるよう、今度は良い評判・口コミではなく、悪い評判や口コミなどをネット上で探してみました。
探してみて分かったことは、悪い評判や口コミがあふれていると言うことはなく、多少見受けられるぐらいでした。そのため、Bithumbは全体的には高め評価されているようです。
そんな数少ない悪い評判や口コミの内容は、やはりBithumbのハッキングに対する不安不満に関するものが多かったです。
後は、韓国の国税当局や韓国金融委員会との諍いに関して触れているツイートもありました。
具体的なツイートを以下に記載しましたので、悪い口コミや評判も確認しておきたいといった方は、ぜひ参考にしてみてください。
韓国大手取引所Bithumb(ビッサム)が35億円相当の仮想通貨ハッキング被害😮#仮想通貨ニュース #取引所 #Bithumb #仮想通貨 #暗号通貨 #ビッサム #エアドロップ #仮想通貨ハッキング被害 https://t.co/nolf0BkdP7
— かそ子 (@kasocomyu) June 21, 2018
【ビッサムハッキング】
内部の人間によるものだったみたいですね。
LINE@→【https://t.co/vB2KK3GRM8】#BTC #ETH #XRP #ビットコイン #ADA #暗号通貨 #仮想通貨 #上場 #ETF #ノアコイン #noah #リップル #起業家 #STO #ビッサム #ハッキング #Bithumb https://t.co/j31dWfbtVO
— SKY (@SKY_EnTRANS) March 31, 2019
韓国の仮想通貨取引所ビッサム、76億円の課税めぐり国税当局を訴える構え【ニュース】 #仮想通貨 #仮想通貨取引所 #bithumb https://t.co/wJxlcKF1nV
— コインテレグラフジャパン(Cointelegraph Japan) (@JpCointelegraph) January 17, 2020
– 韓国金融委員会(FSC)ビッサムに対してマネロン調査 –
bithumbのICO機会があれば相当な金額を投資したいけど、このニュース怖い。https://t.co/9FeuXP1CYm#Bithumb #ビッサム— K_rypto.eth (@Cypher_invest) May 15, 2018
Bithumb(ビッサム)の特徴・メリット
Bithumb(ビッサム)は2014年に設立された韓国の大手仮想通貨取引所です。
会員数は80万人以上を誇り、韓国の70%以上ものユーザーが利用していると言われているなど、韓国三大取引所の1つとして多くの注目を集めています。
ただ、2017年7月、2018年6月、2019年3月の3度起こったハッキング被害と仮想通貨ブームの衰退と共に取引高が以前に比べると減少しました。
最近は、シンガポール企業に買収され、セキュリティ対策を強化するなど、徐々に地位を取り戻しつつありますので、これからの動向に注目です。
本項目では、そんなBithumbの魅力をより詳しく知っていただけるよう、Bithumbの大きな特徴やメリットを3つほど解説いたします。
特徴・メリット①取り扱っている仮想通貨の種類が豊富
Bithumb(ビッサム)の1つ目の特徴であり最大の特徴は、取り扱っている仮想通貨の種類が非常に多い点です。
Bithumbは仮想通貨に関心が高い韓国発祥の取引所であり、2017年の仮想通貨ブームの際には世界でも有数の規模の仮想通貨取引所でしたが、相次ぐハッキング被害で信用が若干揺らいでいます。ただ、それでも現在も取引量が多い大手仮想通貨取引所の1つです。
実際、ビットコイン、イーサリアム、リップルといったメジャーどころの仮想通貨は当然のこと、マイナーなアルトコインも多数取り扱っています。その仮想通貨の種類は80種類以上にも及んでいます。
現在、ビットコイン、イーサリアム、リップルといった主要な仮想通貨は、仮想通貨ブームの衰退と時価総額の大きさから、大きな値上がりの期待は現状ないと言わざるを得ません。
そのため、一攫千金を狙う仮想通貨トレーダーの人達からは敬遠されがちです。
それに対し、マイナーな仮想通貨は時価総額が小さいため、プロジェクトの進展やインフルエンサーの発言で価格が大きく跳ね上がることもあるため、一攫千金の可能性があります。
このようなマイナーな仮想通貨の取引を好むトレーダーにとって、Bithumbが取り扱っている仮想通貨の種類の豊富さは、選択肢の広さに直結しますのでとても魅力的な存在です。
特に日本国内の取引所において、金融庁による仮想通貨取引やICOの規制により、取引できる仮想通貨の種類は制限されていることから、マイナーなアルトコインのトレードを好む日本のトレーダーとっては、より魅力的に感じられるでしょう。
また、Bithumbの珍しい点として、Bithumbはマイナーなアルトコインを取り扱う仮想通貨取引所の中では、上でも触れたように取引量は非常に多いことも注目です。
世の中には、マイナーコインを取り扱う仮想通貨取引所は沢山あります。しかし、こうした取引所の多くは取引量があまり多くないためとどうしても売りたい時に売れず、買いたい時に買えず、買い板と売り板のレートの剥離が大きくなる、といった問題があります。
これにより、マイナーコインの取引で利益をあげるためには支障が出てきてしまいます。
その点、Bithumbは取引量が多く、銘柄数も豊富なこともあって、マイナーな仮想通貨の取引でも、比較的優位に取引することができます。
特徴・メリット②本人確認の徹底とセキュリティ対策
Bithumb(ビッサム)の2つ目の特徴は、本人確認の徹底をはじめとしたセキュリティ対策です。
上でも何度か話題に出ましたが、Bithumbは過去に3度のハッキング被害、情報事故を起こしています。
具体的には、2017年にBithumbの個人情報データが漏えいする事件が発生し、情報が漏洩した利用者に対し、事件を基因とするフィッシング攻撃が発生しました。
翌年の2018年6月には、約3000万ドル相当の仮想通貨盗難事件が発生しました。
そして、再び翌年の2019年3月に、インターネットに接続されたホットウォレットから仮想通貨が計307万EOS盗まれるといった事件が起こりました。この事件の損失額は約1300万ドルと言われており、大きな事件として一時期話題になりました。
それでも韓国の仮想通貨取引所の中でトップクラスの地位や取引量の多さを維持している点はさすがですが、事件の影響もあって、Bithumbの信用はかなり落ちてしまいました。
そんな落ちてしまったユーザーの信用を取り戻す為、Bithumbは2019年の事故以降、徹底したセキュリティ対策と本人確認を強化をはじめました。
確かにハッキングよる被害があった事実は不安要素である事は間違いありませんが、被害を受けた後にこうしてしっかりと対策を行い、より安全かつ人気のある取引所として復活しつつある、企業努力には目を見張るものがあります。
特徴・メリット③アービトラージ投資とステーキングが可能
Bithumb(ビッサム)の3つ目の特徴は、アービトラージ投資とステーキングが可能な点です。
アービトラージとは、暗号資産を安く買って高く売ることで発生する差額を利益とする資産運用です。分かりやすく言えば転売のようなモノですね。
通常では、外貨はどこの窓口でも価格がほぼ均一化されているのですが、価格変動が激しい仮想通貨においては短時間という制限のもとに、取引所ごとに価格設定に差分が生じてしまうことがあります。
特に韓国の取引所と他の取引所でこの差分が多く生じる事がしばしばあります。ちなみに、この差分のことを仮想通貨マニアの間で「韓国プレミアム」と呼ばれています。
韓国プレミアムは、2016年初めから発生することがアリ、中には5%程の乖離が見られる日も多くありました。また2018年1月には54.48%と驚異的なの乖離を記録しました。
5%の乖離を分かりやすいよう具体的に例であげるならば、Bithumbでビットコインが500万円で販売されているところ、同時刻の日本のコインチェックでは475万円で販売されている状態です。
つまり、日本で買い上げたビットコインをすぐさまbithumbへ送り、全額500万円で売り切ることが出来た場合、ごく短い間で25万円という大きな収益が手に入れることが出来、この収益を得る方法がアービトラージ投資です。
それに対し、ステーキングは仮想通貨を預けているだけで報酬が振り込まれるシステムのことです。
現在、日本の銀行の預金金利はほぼ0%です。つまり、いくらお金を預けていたとしても資産が増える事はありません。
そのため、Bithumbで仮想通貨を預け、ステーキング機能を利用する事、銀行に預金することよりよっぽど効率的だと言えるでしょう。
ステーキング機能の使い方は、Bithumbが用意している同意書に同意し、資産を預けるだけのため簡単に出来ます。
後はBithumbが自動で仮想通貨の管理を行い、毎月金利に応じたボーナスが付与してくれます。途中解約もペナルティもなく、簡単に利用できるサービスですので、Bithumbで取引を行う際は利用して損はないでしょう。
Bithumb(ビッサム)の特徴・デメリット
Bithumb(ビッサム)には上記のように魅力的なメリットがあります。
しかし、全てうまい話しかないというのは当然のことながらありません。Bithumbにもまた注意する必要がある特徴・デメリットが存在します。
本項目では、そんなBithumbのデメリットを紹介いたします。
特徴・デメリット①ストップリミットオーダーができない
Bithumb(ビッサム)の1つ目のデメリットは、ビットコインの取引以外にストップリミットオーダーがない点です。
ストップリミットオーダーとは、いわゆる指値、逆指値注文のようなものです。システムとしては価格が予め指定していた金額になった際に、自動的に決済が行われる仕組みのことです。
このストップリミットオーダーがあれば、急な発表や事件が起こった際などに起こる急な下落や上昇に対応でき、損切りや利確が容易に行えるようになります。
仮想通貨の取引では、特に日本や韓国での深夜の時間帯に相場が大きく変動することが多いのですが、こうした時間帯の値動きを監視するのは難しく、資金管理は大変です。
そのため、仮想通貨取引を行う際、ストップリミットオーダーは欠かせないものとなっているのですが、Bithumbではそのストップリミットオーダーがありません。
その結果、損切りのタイミングを逃したり、利益確定のタイミングを逃したりする恐れがありますので、Bithumbを利用する際は夜就寝するタイミングでポジションを持ち越すかどうかを注意深く判断する必要があります。
特徴・デメリット②サーバーが落ちやすい
Bithumb(ビッサム)の2つ目のデメリットは、取引所のサーバーが度々落ちている点です。
オンラインゲームなどのサーバーが落ちるなら、ゲームがプレイできないようになるだけで済みます。
しかし、取引所のサーバーの場合は、多くのトレーダーがアクセスするような重要局面で取引に支障が出る恐れがあります。
仮想通貨の取引を行っていると、どうしても取引したいタイミングというのが他人と同じになってしまう場合が多いので、このサーバーが落ちる不安は大きなマイナス材料となります。
そのため、Bithumbを取引に利用する際には、サーバーが落ちやすいことを理解して利用する必要があります。具体的には、取引している仮想通貨を取り扱っている別の取引所の口座も開設しておくのが良いでしょう。
予備の口座を開設することで、いざBithumbのサーバーが落ちて使えない時にも、取引が出来るようになりますので、保険代わり開設しておくことをおすすめします。
Bithumb(ビッサム)の登録方法
Bithumb(ビッサム)は残念なことに現在、Bithumbは韓国在住者のみアカウント作成・登録、参加は可能となっていますが、マネーロンダリングの観点から、外国人会員登録を制限し、不適切登録ウォレットの受け入れを停止しています。
そのため、現在日本人がアカウントの作成・登録は出来ないようです。
今後、再び日本人も使えるようになる可能性はあるとは思いますので、興味がある方は最新情報を常にアンテナを張っておくことをおすすめします。
Bithumb(ビッサム)のまとめ
今回はBithumb(ビッサム)についてのメリットやデメリット、評判などを調べ、解説いたしました。
本記事の内容を簡潔にまとめると、
- 2014年に開設されたか韓国に拠点がある仮想通貨取引所
- 最近注目されている分散型取引所ではなく、中央集権型の取引所
- 3回ハッキングの被害を受けている
- 良い評判や口コミが比較的多い
- 取り扱っている仮想通貨の種類が豊富
- 本人確認の徹底とセキュリティ対策に力を入れている
- アービトラージ投資とステーキングが出来る
- ストップリミットオーダーが出来ない
- サーバーが落ちやすい
- 現在、韓国在住者のみアカウント作成・登録が出来る
となります。
こうした点から、弱みもありますが強みも多数ある仮想通貨取引所と言えるでしょう。
ただ、残念なことに今のところ日本人はアカウントの作成・登録が出来ないようですので、アカウントの登録をしたい方は今後の動向に注目しておきましょう。