「Multichain(MULTI)はどんな仮想通貨プロジェクトなの?」
「Anyswap(ANY)から名称が変更されたけど、将来性はありそう?」
Multichain(MULTI)<マルチチェーン>といえば、いろんなブロックチェーンに対応したクロスチェーンプロトコルで利用される仮想通貨(暗号資産)です。
最近、Anyswap(ANY)<エニースワップ>から名称が変更したため、混乱している人も多いのではないでしょうか。
この記事では、Multichain(MULTI)(旧Anyswap)の特徴や将来性について解説します。気になる人は、ぜひチェックしてみてください。
目次
Multichain(MULTI)(旧Anyswap)とは
仮想通貨プロジェクト | Multichain(マルチチェーン) |
単位 | MULTI(マルチ) |
プラットフォームの種類 | クロスチェーンプロトコル |
最大供給量 | 100,000,000 MULTI |
現在の価格 | 約1,380円 |
時価総額 | 約25,719,293,165円 |
市場ランキング | 2844位 |
公式サイト | https://multichain.org/ |
公式Twitter | https://twitter.com/MultichainOrg |
公式Telegramコミュニティ | https://t.me/anyswap |
※2022年4月26日時点。画像出典元:「Multichain」公式サイト
仮想通貨プロジェクト | Anyswap(エニースワップ) |
単位 | ANY(エニー) |
プラットフォームの種類 | クロスチェーンのDEX(分散型取引所) |
最大供給量 | 100,000,000 ANY |
現在の価格 | 約1,418円 |
時価総額 | 約26,437,916,752円 |
市場ランキング | 253位 |
公式サイト | https://anyswap.exchange/dashboard#/router |
※2022年4月26日時点。
Multichain(MULTI)<マルチチェーン>は、複数のパブリックブロックチェーンに対応したクロスチェーンプロトコルを提供しているプロジェクト。MULTIはそのプラットフォームで利用される仮想通貨(暗号資産)です。
元々はAnyswap(ANY)<エニースワップ>という仮想通貨プロジェクトで、クロスチェーンのDEX(分散型取引所)として2020年7月に設立されました。
2021年の初頭にはDEXの機能を外して、クロスチェーンブリッジサービスに注力。2022年3月にはプロジェクトの名称を変更し、複数のネットワークの相互運用を可能にするクロスチェーンプラットフォームとしてリブランドしました。
ちなみに、Anyswap(ANY)のプラットフォーム自体はまだ存在していて、引き続きサービスが提供されます。ただし、更新はされないので注意が必要です。
異なるブロックチェーン同士をまたぐこと。
「Decentralized EXchange」の略称。特定の管理者を持たず、ユーザーがシークレットキー(秘密鍵)や仮想通貨を管理する仮想通貨取引所のこと。Binance(バイナンス)のような特定の組織や会社が運営する取引所は、CEX(中央集権型取引所)と呼ばれる。
【関連記事】DEX(分散型取引所)については、こちらで解説。
\ アプリダウンロード数 No1 /
Multichain(MULTI)(旧Anyswap)の特徴
Multichain(MULTI)<マルチチェーン>は、より使いやすいクロスチェーンサービスの提供を目指しています。そのため、Anyswap(ANY)と比べると、格段にアップグレードしているのがポイントです。
ここでは、Multichain(MULTI)(旧Anyswap)の主な特徴を3つご紹介します。
特徴①対応しているブロックチェーンが多い
Multichain(MULTI)では対応しているブロックチェーンが多く、様々なネットワークで相互運用することができます。
それぞれ提供する独自のサービスやコミュニティ、エコシステムがあるブロックチェーン。現在は、チェーンをまたいだ資産の移動が一般的になってきたため、チェーンを統合している仮想通貨プロジェクトも増えてきました。
Multichain(MULTI)は、その中でも扱うネットワークの多さが大きな魅力です。
また、Multichain(MULTI)の場合、Anyswap(ANY)の時よりもクロスチェーンの転送速度が4倍、平均取引速度が100秒に短縮されたことで利便性が大幅に向上しました。
セキュリティも高く、安心して利用できるネットワークとなっているので、積極的に利用したいところです。
- Bitcoin
- Ethereum
- BNB CHAIN
- Avalanche
- Polygon
- XRP
- Celo
- Terra
- Moonbeam
- Moonriver
- Boba Network
- Fantom
【関連記事】仮想通貨Moonbeam(GLMR)を解説
【関連記事】仮想通貨Boba Network(BOBA)を解説
特徴②取引所Binanceが推奨している
海外の大手仮想通貨取引所「Binance(バイナンス)」では、仮想通貨(トークン)をBNB Chainと他のブロックチェ―ン間でブリッジするツールとして、Multichain(MULTI)を推奨しています。
また、Binance(バイナンス)はMultichain(MULTI)とのパートナーシップも発表。これにより、Multichain(MULTI)が高い信頼を得ていることが分かります。
BNB Chainの仮想通貨(トークン)は、DeFi(分散型金融)で利用している人も多いため、今後は必須ツールの一つとなりそうです。
- ETH
- WBTC
- FXS
- DAI
- USDC
- USDT
- FRAX
- CRV
- FTM
- BabyDoge
- LINK
- POLS
【関連記事】仮想通貨Frax(FRAX)を解説
【関連記事】仮想通貨Curve DAO Token(CRV)を解説
異なるブロックチェーン間でトークンを移動させること。クロスチェーン通信技術を利用して、2つ以上のネットワーク間で送金する。
「Decentralized Finance」の略称。ブロックチェーン技術を利用した、非中央集権型の金融サービスのこと。仲介者や管理者が不要のうえ、最小限のコストで運営が可能な仕組みとなっている。
特徴③サポート体制が整っている
Multichain(MULTI)では、Zendeskシステムのカスタマーサービスを導入しています。
Zendeskは、カスタマーサポートやサービス管理を効率的に行なえるシステムを開発・提供している企業。全世界の企業200,000社以上で導入実績があるので、安心して利用することができます。
Multichain(MULTI)(旧Anyswap)の現在の推移価格
Anyswap(ANY)からMultichain(MULTI)に移行してまだ日が浅いため、充分な情報がまだ得られていない状態です。
「CoinMarketCap」の市場ランキングでは、2022年4月26日時点でAnyswap(ANY)は253位、Multichain(MULTI)は2844位。そのため、近いうちにその順位に追いつき、価格も同等かそれ以上になるのではないかと思われます。
Multichain(MULTI)(旧Anyswap)の今後と動向
Anyswap(ANY)が元から期待されていたプロジェクトだけに、Multichain(MULTI)へのアップグレードは多くの仮想通貨関連企業からの注目も集まっています。
また、2021年12月には6000万ドルの資金調達が行なわれたことを発表。調達した資金は、エコシステムやMultichainチームの成長支援に使用されるため、研究やセキュリティが更に発展していくのではないでしょうか。
Multichain(MULTI)(旧Anyswap)の購入方法
Multichain(MULTI)(旧Anyswap)は日本の仮想通貨取引所では取り扱っていません。そのため、海外の仮想通貨取引所やDEX(分散型取引所)などで購入する必要があります。
ただし、取引所によっては日本人向けサービスを停止しているところもあるようです。また、海外取引所は日本の金融庁の認可を受けていないため、リスクも踏まえたうえで利用しましょう。
- Binance(バイナンス)
- MEXC(エムイーエックスシー)
- Gate.io(ゲート)
- Kraken(クラーケン)
- Huobi Global(フォビ)
- CoinEx(コインイーエックス)
- Pancakeswap(パンケーキスワップ)
- ApeSwap (エイプスワップ)
- SushiSwap(スシスワップ)
- SpookySwap(スプーキースワップ)
- SpiritSwap(スプリットスワップ)
海外の仮想通貨取引所でMultichain(MULTI)を購入する手順は下記の通りです。
- STEP.01口座開設
- 日本と海外、それぞれの仮想通貨取引所に口座を開設。
- STEP.02取引ペア
- 国内取引所でMultichain(MULTI)の取引ペアとなっている仮想通貨を購入。
- STEP.03海外送金
- 国内取引所から取引ペアの仮想通貨を海外取引所に送金して、Multichain(MULTI)を購入。
【関連記事】取引所を選ぶ際は、こちらも参考にしてみてください。
日本円で仮想通貨が購入できる国内取引所「Coincheck」
日本円で仮想通貨を購入するためには、日本の仮想通貨取引所を利用する必要があります。
国内取引所「Coincheck(コインチェック)」なら、取り扱い銘柄の多さは日本の取引所の中でもトップクラスなので、投資が初めての方にもオススメです!
ぜひ「Coincheck」でビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)を購入してみてはいかがでしょうか?
【関連記事】Coincheckの口座開設方法についてはこちら。
海外取引所「bitcastle」登録で今ならBTCプレゼント!
海外の仮想通貨取引所「bitcastle(ビットキャッスル)」では、2022年4月25日(月)~5月8日(木)までの期間、ビットコイン(BTC)がもらえるキャンペーンを実施しています。
新規登録で1,000円分、公式Twitterのフォロー&リツイートした人の中から毎日1名様に10,000円分プレゼントされるので、絶対に見逃せません!
ぜひ投資のための資金を、bitcastleで増やしてみてはいかがでしょうか?
【関連記事】bitcastleについての詳しい解説はこちら。
【まとめ】仮想通貨Multichain(MULTI)(旧Anyswap)は将来性に期待できそう
Multichain(MULTI)<マルチチェーン>は、複数のブロックチェーンに対応したクロスチェーンプロトコル。MULTIは、そこで利用される仮想通貨(暗号資産)です。
Anyswap(ANY)<エニースワップ>から名称を変更してリブランドされたMultichain(MULTI)は、取引所「Binance(バイナンス)」がトークンのブリッジツールとして推奨しています。
まだ移行したばかりで市場ランキングは低いですが、今後はAnyswap(ANY)以上に需要が高まる銘柄だといえるでしょう。