「仮想通貨JOEって何?高い利回りが出るって本当?」
「プラットフォームの使い方がよくわからない…」
今回は、仮想通貨「JOE($JOE/ジョー)」と、そのプラットフォーム「Trader Joe(トレーダージョー)」についてご紹介します。
Twitterなどで「高い利回りで報酬が得られるからオススメ!」と話題になっているものの、日本語に対応していなかったり、機能が多かったりと、日本人にとってはやや取っ付きにくい印象があります。
そこで、特徴やプラットフォームの機能・使い方、JOEトークンの購入方法について解説していきますので、ぜひ参考にご覧ください。
目次
仮想通貨JOE(JOE)とは
プロジェクト | Trader Joe(トレーダージョー) |
トークン | JOE |
公式サイト | https://traderjoexyz.com/ |
https://twitter.com/traderjoe_xyz | |
Discord | https://discord.com/invite/GHZceZhbZU |
Telegram | https://t.me/traderjoe_xyz |
仮想通貨JOE(JOE/ジョー)は、Avalanche(AVAX/アバランチ)ネットワーク上に構築されたワンストップの分散型トレーディングプラットフォーム「Trader Joe(トレーダージョー)」の独自トークンです。Trader Joeは“Avalanche版Sushiswap”とも呼ばれ、日本でもじわじわと人気が出始めている様子です。
Trader Joeは2021年6月に設立された比較的新しいプロジェクトですが、有名な投資家から支持を得ていることもあり、2022年4月時点で15億ドルを超える資産を引きつけに成功。
親しみやすく温もりを感じるブランディングを目指しており、農場をイメージしたコミカルなイラストと可愛らしいボクセルアートが印象的なプラットフォームとなっています。
Avalanche(AVAX/アバランチ)とは
DeFiやツール開発をコンセプトとしたブロックチェーンプロジェクト。イーサリアムキラーとして人気が高い。
【参考】Avalanche(AVAX)についてもっと詳しく知りたい方はコチラ
JOEトークンとは
JOEトークンはTrader Joeのユーティリティトークンで、そこから用途別に分岐した「rJOEトークン」「sJOEトークン」「veJOEトークン」が存在します。
トークンの詳細については機能と使い方で解説していきます。
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仮想通貨JOE(JOE)の特徴
仮想通貨JOE(JOE)は、急成長している分散型金融業界と、それに伴って高まるユーザーのニーズを満たすサービス提供を目指すために、Avalancheブロックチェーンを活用した革新的な取引プラットフォームの開発に取り組んでいます。
- ガス代の支払いがAVAXトークン
- 使い勝手の良いUX/UI
- 開発にスピード感がある
- 自由度の高いDeFi機能
それでは、仮想通貨JOE(JOE)の特徴について詳しく見ていきましょう。
特徴①ガス代の支払いがAVAXトークン
Trader Joe上で発生するガス代は、Avalancheのネイティブトークン「AVAX」での支払いとなります。
Avalancheエコシステムで利用できるウォレットは複数ありますが、Trader Joeでは「Metamask」と「CoinbaseWallet」での接続をオススメしています。
【参考】ウォレットについてはコチラで詳しく解説!
特徴②使い勝手の良いUX/UI
Trader Joeではユーザーが使いやすいプラットフォームを目指しており、DeFi機能がワンストップで利用できるようになっています。
専用のアプリをインストールする必要がなくブラウザ上での操作で完結し、専用のウォレットを登録する必要もありません。
DeFiとは
DeFiとは、管理者不在の自律した金融仲介アプリケーションのこと。Decentralized Financeの略語。
【参考】DeFiについてもっと詳しく知りたい方はコチラ
特徴③開発にスピード感がある
2021年6月にローンチしたばかりにもかかわらず、すでにTrader Joeでは6つのDeFi機能が利用できます。
スピード感のあるプロジェクトで陥りがちな安全性の欠落についても重要視しており、「スピーディかつ安全な開発」をモットーに取り組んでいる様子です。
特徴④自由度の高いDeFi機能
DeFi機能を提供するプラットフォームは数多く存在しますが、利用できるトークンが少なかったり、不完全な分散化であったりといった拡張性の低さがユーザーの使い勝手を邪魔しています。
Trader JoeはDeFiの最前線でイノベーションを起こす存在になるべく、自由度の高いDeFi機能の提供やコミュニティの改善に努めています。技術の高さアピールに重きを起きがちなDeFiプラットフォームにおいて、あえて“ユーザーのために”とアピールしていることから、取り組みへの真剣さが伺えるでしょう。
【参考】使い勝手の良いプラットフォームに興味がある方はこちらもチェック!
Trader Joeの機能と使い方
ワンストップ分散型トレーディングプラットフォーム「Trader Joe(トレーダージョー)」の機能と使い方についてご紹介します。
- Trade(取引所)
- Pool(プール)
- Farm(ファーム)
- Launch(ローンチ)
- Lend(貸し出し)
- Stake(ステーク)
それでは見ていきましょう。
機能①Trade(取引所)
Trade(取引所)は、交換したい2つのトークンを選択して取引を行う機能です。ガス代の支払いとして必要になるAVAXトークンもこちらで交換が可能です。
さらに、指値取引できたり、損失を考慮して取引を停止できる[Auto Swap]機能も利用ができます。
機能②Pool(プール)
Pool(プール)は、2トークン間で自動的にトークンを交換できる機能です。
トークンにペアを預けることで取引手数料の一部が獲得でき、LPトークンも得られるようになっています。LPトークンは、のちほどご紹介するFarm(ファーム)で利用できます。
トークンを検索する手間を省けるのが「Zap(ザップ)」という機能で、プールしたいトークンを直接入力できるようになっています。手っ取り早くLPトークンを獲得したい方はこちらを活用してください。
機能③Farm(ファーム)
Farm(ファーム)は、Poolで得たLPトークンを預けることでイールドファーミングができる機能です。
イールドファーミングとは、トークンを預けて流動性を提供することでインセンティブを受け取れるシステムのことです。
【参考】イールドファーミングについてはコチラで詳しく解説
機能④Launch(ローンチ)
Launch(ローンチ)は、「Rocket Joe」と呼ばれる、トークンのローンチイベントに参加できる機能です。
参加するには「rJOEトークン」が必要となります。rJOEトークンは、後ほどご紹介するStake(ステーク)で得られます。
参加できるトークンが、上記のように表示されています。
機能⑤Lend(貸し出し)
Lend(貸し出し)は、Compound(コンパウンド)プロトコルに基づいた貸付機能です。「Banker Joe」と呼ばれています。
Compoundはレンディング機能に特化したDEX(分散型取引所)の中で人気の高いプラットフォーム。スマートコントラクトによる自動契約によって、取引履歴の改ざんや不正ができない仕組みが構築されています。
DEXとは
DEXとは、ウォレットをサービス提供元が管理せず、ユーザー自身が管理する分散化された取引所のこと。Decentralized Exchangeの略語。
【参考】仮想通貨のレンディングについてはコチラで詳しく解説
機能⑥Stake(ステーク)
Stake(ステーク)は、JOEトークンを賭けてステーブルコインやプラットフォーム内で機能するJOEトークンをインセンティブとして受け取れる機能のこと。
Rocket Joeでのトークン配布イベントに参加するために必要な「rJOEトークン」も、Stakeで得られます。rJOEトークンの他にも、インセンティブをステーブルコインのUSDCで受け取れる「sJOEトークン」、利回りが高くなったり将来的にガナバンストークンとして機能する「veJOEトークン」が選べます。
- rJOEトークン…Rocket Joeでのトークン配布イベントに参加できる
- sJOEトークン…インセンティブをステーブルコインのUSDCで受け取れる
- veJOEトークン…利回りが高くなったり将来的にガナバンストークンとして機能する
【参考】ステーブルコインについてはコチラで詳しく解説
仮想通貨JOE(JOE)の現在の推移価格
仮想通貨JOE(JOE)は公開・上場されて間もないコインですが、2021年度末に仮想通貨業界全体で見られた下落トレンド前までは順調に上昇していた様子です。
CoinMarketCapの市場ランキングは187位と数あるオルトコインの中でも上位に食い込んでおり、1JOE=130円前後で取引されています(2022年4月28日時点)。
仮想通貨JOE(JOE)の今後と動向
“Avalanche版Sushiswap”と呼ばれるTrader Joeの将来性について深堀りしてみましょう。
仮想通貨JOE(JOE)が人気を集めている理由は、ステーキング報酬がステーブルコインで受け取れ、なおかつ金利が非常に高いというポイントにあります。
仮想通貨のステーキング報酬は仮想通貨で受け取るのが一般的ですが、仮想通貨JOE(JOE)の場合はドルで受け取っているのと同じ状態です。
現在の利回りは年利10〜20%ですので、差益を狙うよりもはるかに安定した資産運用を目指すことができます。特に超低金利の日本にとって高い利回りが得られるTrader Joeプロジェクトは魅力的ですので、コミュニティの賑わいからも参入者が増加傾向にあると考えられるでしょう。
上記の理由から、非常に将来性が期待できる仮想通貨だと言えるのではないでしょうか。
仮想通貨JOE(JOE)の購入方法
仮想通貨JOE(JOE)は、プラットフォーム上の「Trade」機能で交換できる他、下記の取引所で取り扱いがあります。
- Binance…USDTペア
- FTX…USDペア
- Crypto.com…USDペア
- Gate.io…USDTペア
- MEXC…USDTペア
ドルとの関連性が非常に強いため、テザー(USDT)かドルでの交換となっています。
対応しているクレジットカードを持っていれば直接入金することも可能ですが、手数料が高い上に購入できる仮想通貨にも制限がありますので現実的ではありません。
手間がかかりますが、まずは国内の取引所で基軸通貨となるビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)を購入し、海外の取引所へ送金。その後、テザー(USDT)と交換するのが良いでしょう。
テザー(USDT)さえ入手できれば、ガス代として必要となるAVAXトークンもTrader Joe上で簡単に交換できます。
【参考】テザー(USDT)についてはコチラで詳しく解説
日本のおすすめ取引所は「Coincheck(コインチェック)」
日本でおすすめの取引所は「Coincheck(コインチェック)」です。ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)を円で購入できます。
- 17種類もの仮想通貨が上場(国内トップクラス)
- 取引手数料が無料
- 500円から始められる
本人確認書類はスマートフォンで写真を撮って提出できるため、書類をわざわざ郵送する必要がありません。登録は1週間程度で完了します。
【参考】Coincheckの登録方法はコチラ
テザー(USDT)の交換なら「bitcastle」がオススメ
Coincheckでビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)と交換したあとは、テザー(USDT)と交換しましょう。
テザー(USDT)はドルと紐づいたペッグ通貨ですので国内取引所での取り扱いがなく、海外拠点の取引所を利用する必要があります。そこでネックとなるのが言葉の壁です。
「bitcastle(ビットキャッスル)」は、テザー(USDT)の取り扱いがある完全日本語対応の仮想通貨取引所となっており、さらにバイナリーオプション取引も楽しむことができます。
- 超高速バイナリーオプション取引に対応
- 主要通貨ペアの取引手数料が0%
- 大半の通貨をオフライン(コールドウォレット)で保管
デモトレードがありますので、ぜひ一度お試しください。
【関連記事】bitcastleについて詳しく知りたい方はコチラ
【まとめ】仮想通貨JOE(JOE)は将来性に期待できる
仮想通貨JOEと、ワンストップトレーディングプラットフォームのTrader Joeについてご紹介しました。
ステーキングによる利益を得るには、まずJOEトークンを入手してからsJOEトークンで預け入れします。残念ながら現在のTrade機能ではビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)は取り扱っていませんので、テザー(USDT)を入手するまでにやや手間が発生しますが、そこまで辿り着けばあとは快適に取引を楽しめます。
取り扱い通貨が増えると各国からアクセスがしやすくなるため、将来性も高まっていくでしょう。