DAO Maker(DAO)とは?仮想通貨の特徴や将来性を解説

「DAO Maker(DAO)の基本的な情報が知りたい」
「DAO Maker(DAO)の特徴や将来性は?」

このような疑問を解決すべく、DAO Maker(DAO)について解説します。

DAO Maker(ダオメーカー)は2018年に設立され、スタートアッププロジェクトが資金調達を行うためのローンチパッドを提供しています。今や大きく成長しているAvalanche、ECOMI、MyNeighborAliceなども、DAO Makerでローンチされました。さらにDAO Makerでローンチをしたプロジェクトの平均リターンは650%以上とも言われています。

この記事では、このような基本的な情報のほか、特徴や将来性など様々な情報を深掘りしていますので、DAO Makerに興味がある方、仮想通貨DAOの将来性が気になる方は、ぜひご覧ください。

DAO Maker(DAO)とは

DAOMaker(DAO)とはのイメージ画像

名称DAO Maker
シンボルDAO
公式サイトhttps://daomaker.com/
公式Twitterhttps://twitter.com/thedaomaker
Telegramコミュニティhttps://t.me/daomaker
Telegramコミュニティ(日本語)https://t.me/daomakerJP
Instagramhttps://www.instagram.com/thedaomaker/
Mediumhttps://medium.com/daomaker
YouTubehttps://www.youtube.com/channel/UCvHdDXYKXT5OQ-EyWGbSrxQ

DAO Makerは、仮想通貨プロジェクトのスタートアップ専用のコンサルティングサービスです。ステーブルコイン「MakerDAO」と混同しやすいですが、これは全く別物です。

DAO Makerが提供する主力サービスが、DAO Padと呼ばれるローンチパッド。

資金調達したいプロジェクトが、トークンを売り出すトークンセールを「DAO Pad」という会場で開催する、というようなイメージです。これにより、プロジェクト側は短期間での資金集めが可能になります。

一方で、投資家はスタートアッププロジェクトの上場前のトークンを抽選で入手することができます。DAO Makerが発行するトークン「DAO」の所有は必須ではありませんが、DAOを所有することで当選確率が上がります。

最近のプロジェクトは、IDOを複数行う傾向がありましたが、これは投資家にとって混乱のもと。プロジェクト側も、数あるのIDOプラットフォームの中でのどれを選ぶかが難しかったのですが、質の良いプロジェクトの市場シェアを獲得しているDAO Padは、多くのプロジェクトのワンストップ的な場所になりました。

IDOとは?

「Initial DEX Offering」の略。特定の管理者が不在で稼働するDEX(分散型取引所)で行われるトークンセール。

DAO Makerは、現在13万人以上のKYC(本人確認手続き)済みユーザーと、33万以上のTwitterフォロワーを抱え、スタートアッププロジェクト投資を求める投資家向けの主要なIDOプラットフォームに進化しています。

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DAO Maker(DAO)の特徴

DAOMaker(DAO)の特徴のイメージ画像

DAO Makerが世界最大級のIDOプラットフォームに成長したのは、他のローンチパッドにはない特徴があります。

DAO Makerならではの特徴を詳しく見ていきましょう。

特徴①手間をかけず多くの人がトークンセールに参加できる

DAO Makerが、手間をかけず多くの人々が参加できる仕組みなのは、以下の2つのトークンセール形式にあります。

  • SHO(Strong Holder Offering)
  • Public SHO(Public Strong Holder Offering) 

それぞれを解説します。

SHOの参加方法

DAO MakerのメインサービスであるSHOというトークンセールへの参加方法は以下の通りです。

DAOmakerトップページ

≫DAO Maker公式サイト

  1. アカウント作成
  2. KYC(本人確認手続き)
  3. 取引所でDAOトークンを購入(※最低でも500DAOが必要)
  4. DAOトークンをステーキングし、DAO Powerを獲得
  5. プロジェクトごとに、DAO Powerを賭けて抽選申し込み
  6. 当選したら購入可能

DAOトークンのステーキングなどで貯めることができるのが「DAO Power」。この量によってTierというランクが変化します

ランクが上がるにつれて、トークンセールの参加権を取得しやすくなり、当選確率も高くなります。また、落選が続くと次回の当選確率が高くなり、一度当選すると次回の当選確率が下がり、誰もが均等に当選するような仕組みにもなっています。

Public SHOの参加方法

Public SHOは、DAOトークンを持っていなくても、KYC(本人確認手続き)が済んでいて、2500ドル以上のトークンを持っていれば参加できるトークンセール形式です。

ウォレットを接続し、ユーザーのプロフィールがプロジェクトの求めているものと適合するほど当選確率が高くなります。

Public SHOで当選した場合は「DAOを買わずにそのまま残る」か「アップグレードしてDAOを購入し、低い手数料やより良い投資期間等の多くのメリットを得る」ことから選択できます。ほとんどのユーザーが後者を選び、ユーザー獲得に成功しています。

上記2つのトークンセール形式により、より多くの人々が手間がなく参加できるので、結果的にDAOの流動性を高め、コミュニティ全体でプロジェクトを推進させる結果につながっています。

特徴②原価割れするプロジェクトが少ない

DAO Makerは、数あるIDOプラットフォームの中でも原価割れするプロジェクトが少なく、平均ROIが高いです。

それは、DAO Makerがクオリティの高いプロジェクトを厳選し、ローンチ前からコンサルティングサポートをしているから。彼らの目的は「プロジェクトをローンチさせることではなく、そのプロジェクトが1年半後に成功している」ことです。

プロジェクトを精査する上で、

  • 創始者がトークンについてどのようなスタンスをとっているか
  • セカンダリーマーケットを守っているか
  • 大切なことは全て自分たちの手で行っているか

をしっかり確認。「良いコインを探す」より「良い人を見つけて、DAO Makerのコインに参加してもらう」という前提でプロジェクトを精査しています。

さらにプロジェクトが推進プログラムに申請したら、DAO Makerはトークノミクス形成の助言、新しいデータ分析提供など、プロジェクト成功のためのコンサルティングを行います。

DAO Makerがこれまで手がけたプロジェクトは100を超え、そのうち10%が、評価額が10億ドル以上のユニコーン企業となっているという実績もあります。

「DAO Padは最後のショーケースにすぎない」と考えるDAO Makerが、プロジェクトとDAO Padを引き合わせ、︎プロジェクトにとっても、投資家にとっても、一番有益なプラットフォームを実現させているのです。

特徴③今後も新規分野のプロジェクトに参入予定

DAO Makerは、今後も新規分野へのプロジェクト参入を予定しており、商品の多様化を目指しています。

これまでも、DeFi環境の構築やツール開発を行うAvalanche、NFTマーケットプレイスのECOMI、NFTゲームのMyNeighborAliceなど、巨大プロジェクトに関わってきました。

今後も市場を活性化すべく「メタバース、NFT、DeFiだけでなく、ソーシャルメディアトークンへの参入に加え、現状のトークンセール形式であるSHO、Public SHOのスケールアップも目指していく」と表明しています。

Move To Earnが話題になったSTEPNのネクストプロジェクトと言われる「Step.app」や、ディエゴマラドーナのプロフィール写真をWeb3環境のアバターとして使用できるNFTコレクションプロジェクト「D10SNFT」など、今後も話題性のある新規プロジェクトが続々とローンチ予定です。

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DAO Maker(DAO)の現在の推移価格

 

DAOは2021年4月に最高値9ドルに達しましたが、その後7月には史上最低の1.24ドルまで下落。12月に6.9ドルに達しましたが、現在は2.7ドルで取引されています。

時価総額は1億8,835万ドル、24時間の取引量は約416万ドル、流通量は約6,900万DAOとなっており、市場ランキングは271位に位置しています。(2022年4月19日時点)

DAOを所有することは、プロジェクトの抽選券を買う感覚に似ています。SHOのトークンセールへの参加は最低でも500DAOです。話題のプロジェクトが次々にローンチ予定なので、安値のうちに購入するという選択肢もあるのではないでしょうか。

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DAO Maker(DAO)の今後と動向

DAOMaker(DAO)の今後と動向のイメージ画像

今後のDAOの値動きは、Tech News Leaderによると「2022年の平均価格は2.91ドル、2025年は最大8.75ドルに達し、2030年平均価格は55.57ドルになる」と予測されています。

一方で、WalletInvestorでは「今後数年間でマイナスのリターンが見込まれ、1年後には2.85ドル、2024年を通じて1ドルを下回る」と予測しています。

DAOの将来性は、新規プロジェクトの分野、DAO Makerの新しい技術ソリューション、一般的な暗号通貨環境など、さまざまな要因によって異なりますが、DAO Makerは各種SNSやメディアで随時情報を発信しています。彼らの動向を知るためには、これらをチェックすることが不可欠です。

DAO Maker(DAO)の購入方法

DAOMaker(DAO)の購入方法のイメージ画像

現在、DAO Maker(DAO)を取り扱っている日本国内の仮想通貨取引所はありません
海外の仮想通貨取引所、DEX(分散型取引所)で取り扱いがあります。

DAOの取扱がある仮想通貨取引所

  • KuCoin
  • OKEx
  • Gate.io
  • Coinone
  • Uniswap

DAOを購入する手順は以下の通りです。

  • STEP.01口座開設
    国内取引所、海外取引所の口座をそれぞれ開設する。
  • STEP.02送金
    国内取引所でETHを購入し、海外取引所に送金する。
  • STEP.03購入
    送金した仮想通貨でDAOを購入する。

日本国内の仮想通貨取引所なら、Coincheck(コインチェック)がおすすめです。

海外取引所しか取り扱いがない仮想通貨を購入するには、取引ペアとなっている基軸通貨の購入がマスト。そのため取り扱っている仮想通貨の種類が多いことが求められます。Coincheckなら17種類もの通貨を取り扱っており、日本の取引所の中でも最大手。スマホアプリの使い勝手もよく、初心者の方もスムーズに取引が行えます。

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DAO Maker(DAO)のまとめ

今回はDAO Maker(DAO)の基本的な情報をはじめ、特徴や将来性などを解説しました。

本記事の内容を以下にまとめます。

  1. DAO Makerはスタートアッププロジェクトが資金調達を行うためのローンチパッドを提供
  2. 平均リターンは650%以上で、原価割れするプロジェクトが少ない
  3. DAO Makerがプロジェクトを精査し、コンサルティングも行っている
  4. DAOトークンを所有することで当選確率が上がる仕組み
  5. DAOトークンがなくてもトークンセールに参加できることが、結果的にユーザー増になっている

今後もDAO Makerの動向、ローンチするプロジェクトに注目が集まりそうです。

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