最近何かと話題のメタバースやNFT。ニュースに取り上げられたり、NFTの高額取引が注目されるなど、気になっている方も多いのではないでしょうか。
本記事では最近話題のメタバースを構築する仮想通貨「Somnium Space Cubes(ソムニウムスペースキューブ)」について紹介します。
「メタバースを始めてみたい」
「NFTに興味がある」
そんな方にお勧めのSomnium Space Cubesとはどのようなメタバースを構築するのか、特徴・将来性について解説します。
是非最後までご覧ください。
目次
Somnium Space Cubes(CUBE)とは
名称 | Somnium Space Cubes |
シンボルトークン | CUBE |
過去最高値 | \8,733(2021/11/16) |
過去最安値 | \220(20216/27) |
公式ホームページ | https://somniumspace.com/ |
公式Twitter | https://twitter.com/somniumspace |
Somnium Space Cubes(ソムニウムスペースキューブ)は複数のインターフェースからアクセスできる大型メタバースで、主にユーザーのコミュニティやNFTの展示、取引が行われます。
メインシステムはイーサリアムとソラナのブロックチェーン上に構成されていて、多くのプラットフォームと提携しています。
- polygon
- Opensea
- Holaplex
- FTX
メタバース空間はVR表示にも対応しているので、仮想空間への没入体験ができるほか、NFTを実際に手に取るかの取って見るような操作が可能です。
またSomnium Space Cubesはクロスプラットフォームという様々なデバイスでプレイできる技術を採用していて、VRヘッドセットを持っていない場合は、ブラウザ上やWindowsのアプリケーションで楽しむことができます。
現在はベータ版が公開されていて、気になる方は公式ホームページからダウンロードしてみるといいでしょう。もちろんVRヘッドセットをお持ちの方はVRで没入体験も可能です。
イーサリアムとソラナに関する記事はこちら
メタバースとは
メタバースとはネットワークシステムの新しい概念で、明確な定義はありません。
ただ多くの場合インターネット上に構築された仮想空間を意味することが多く、メタバース内では、ゲーム、仮想通貨の取引、オンラインコミュニティなどの運営が行われています。
メタバースの最大の特徴はプラットフォーム内での経済圏が構築されていることで、仮想通貨を用いて、NFTの売買や仮想通貨の交換、商品の購入が可能です。
またメタバース内の土地には購入権が付いている場合があり、そのようなプラットフォームでは土地を購入し、建物を建て、商品を販売するといった現実世界のような経済活動も成り立ちます。
こうして稼いだ仮想通貨はドルや円といった法定通貨に交換することもできるので、経済活動の場においては仮想空間と現実世界の垣根がなくなりつつあります。
メタバースに関する詳しい記事はこちら
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Somnium Space Cubes(CUBE)の特徴
Somnium Space Cubesはよりユーザーが使いやすく、便利に機能するシステムが数多く用意されていてSomnium Space Cubesならでは特徴と言えます。
この項目ではSomnium Space Cubesの特徴を詳しく解説していきます。
特徴①クロスプラットフォーム
メタバースはほとんどの場合WEBアプリケーションとして起動し、VR機能を利用できるデバイスはプラットフォームごとに決められていました。
そのためVRを利用するにはメタバースに合わせた使用環境を整える必要がありましたが、Somnium Space CubesではほとんどのVRデバイスが機能します。
- Oculus
- HTCVIVE
- HP
- VALEVE
- Windows
このほかにも主要なVRヘッドセットメーカーと互換性があり、お手持のVRヘッドセットで、すぐにメタバースをプレイできます。
またヘッドセットを持っていなくてもブラウザ版はアプリケーションをダウンロードしてプレイできるので一度遊んでみてからVRヘッドセットの導入を検討してもいいかもしれません。
特徴②メタバースシステムの細かなカスタマイズ
Somnium Space Cubesでは自作のプログラムでアバターの細かなカスタマイズや、メタバース内に存在する自分のスペースの環境開発が可能です。
Somnium Space Cubesが公開しているSDKを利用し、システム設定を新規に開発すると、アニメーションやアバターの表情、オリジナルスペースの構築ができます。
しかしこの機能はプログラム開発に長けた上級ユーザー向けの機能なので一般の方にはあまり使われない機能かもしれませんが、潜在的な拡張性能の高さには注目です。
SDKとは
SDKはSoftware Development Kitの略称で、システム開発を行うときに必要な仕様やデータをまとめたものです。
SDKを利用すると該当するソフトウェアの内部構造を把握することができるので、エンジニアはシステムの追加機能の搭載や、システムの再開発が容易になります。
最近のメタバースプラットフォームではSDKを公開している企業が増えてきており、多くのエンジニアがSDKを利用した追加機能の開発を行っています。
特徴③特殊なNFTの存在
Somnium Space Cubesではユーザーが作成し販売するNFTの他に開発側が用意した特殊なNFTが存在します。
土地NFT
土地のNFTを購入するとSomnium Space Cubesのメタバース内に自分のスペースを作ることができます。
このスペースはビルダーを利用して自分でカスタムすることもできますし、新規の機能を開発することもできます。
例えばバーチャルのカジノや、ホテル、遊戯施設など、自分が作りたいと思った施設を開発できますし、オリジナルのNFTを飾ってアトリエを開くことも可能です。
自分がやりたかったことを実践できる土地NFTの所有はSomnium Space Cubesを最大限に楽しむための必須NFTです。
チケットNFT
Somnium Space Cubes内で開かれるイベントに参加するためにはチケットNFTが必要になる場合があります。
このNFTは現実世界の入場チケットと同じ意味合いを持っていて、特定の土地NFTへアクセスするために必要となります。
チケットNFTの販売で得られた収益はイベントの主催者に支払われるため、仮想空間におけるエンターテイメント活動は新しいビジネスチャンスとなるでしょう。
車両のNFT
Somnium Space Cubesのメタバースは広大なスペースを持っており、移動には相応の時間を要します。
自動車のNFTを利用すると時速40キロでメタバース内を移動でき、運転は所有者のみが可能です。
SDKを利用すれば好きな車両タイプをデザインできるので、スポーツカー、ワンボックス、セダンなど多様な車両NFTを所有することができます。
但し移動には一定のコストが発生し、移動速度が速いほど多くのコストを使用します。
これは現実世界の車と同じような考え方で、目的地に早く到着するために高速道路を利用すれば料金が発生しますし、速い車ほど大量の燃料の消費する、といった具合です。
移動時間の短縮は目標が明確な場合とそうでない時で使い分けるといいかもしれません。
CUBEトークンについて
Somnium Space CubesのネイティブコインであるCUBEは様々な利用方法がありメタバース内の基本通貨となります。
トークン規格はERC-20となっていてイーサリアムチェーンに対応しています。主な利用方法はSomnium Space Cubesのメタバース内でのNFTの購入や車両NFTの移動コストとなります。
Somnium Space Cubes内のCUBE同士のやり取りによる取引コストはすべて無料となっていてCUBE払いのNFT購入や、販売による収益はそのままユーザーのものとなります。
但しメインネットワークにイーサリアムのブロックチェーンを利用している為、CUBEをウォレットに送金したり、Somnium Space Cubesの外にトークンを持ち出す際にはガス代がかかるので注意しましょう。
CUBEの入手方法
CUBEは国内仮想塚取引所では取り扱いがなく、海外の仮想通貨取引所である「GEMINI」での購入か「UNISWAP」での交換となります。
UNISWAPで交換の場合交換元となる仮想通貨をあらかじめ購入しておく必要があります。
交換用仮想通貨の購入はCoincheckがオススメ
交換元の仮想通貨は国内最大手取引所であるCoincheckがおすすめです。
こちらの取引所は日本の企業が運営しており、安全性・信頼性とも最高クラスになります。
日本円の入金にも対応しており、交換用のETHやBTCの購入も非常に分かりやすいので仮想通貨の取引が不慣れな方はこちらを利用するといいでしょう。
購入後はCoincheckのウォレットからUNISWAP対応のウォレットに送金する手間がかかりますが、一番大切な「入金」と「購入」の部分は日本語サポートのあるCoincheckを利用すると安心です。
Somnium Space Cubes(CUBE)の将来性
Somnium Space Cubeは将来性の期待できるメタバースの一つと言えます。その理由は世間のメタバース需要の高まりと、詳細なカスタマイズができるSomnium Space Cubesの自由度の高さの2つが挙げられます。
米Bloombergの統計によれば2022年時点でのメタバース関連の市場規模は60兆円を超えるとされていて、2024年には100兆円に届くほどの勢いがあると推定されています。
これだけの巨大市場に成長しつつあるメタバースを取り扱うSomnium Space Cubesはそれだけで成長性に期待ができる仮想通貨です。
またSomnium Space Cubesのカスタマイズの自由度の高さはクリエイターの新しい活動の場になるのではないでしょうか。
例えば車両NFTは自由なデザインが可能です。クリエイターは現実世界では絶対に作ることができない車両をデザインし、特別なNFTとして販売することができますし、有名なデザイナーの作品であればそれだけで高額なNFTになるかもしれません。
細かなプログラムによってデザインされたメタバース内のスペースも、NFTとして販売されれば現実世界のデザイナーズハウスのような位置付けになることでしょう。
これらは個人が自由な発想で創り出すことが可能です。特別な資格は一切必要ありません。
この様にNFTの細かなカスタマイズは新しいビジネスを生み出し、現実世界では挑戦できなかったことが積極的に挑戦できるSomnium Space Cubesの魅力は、将来性を期待させる大きな要因です。
【まとめ】Somnium Space Cubesは期待度の高いメタバース
Somnium Space Cubesの紹介は以上です。多数のVRデバイスに対応、広大な仮想空間、グラフィックデザインの自由さ。全てが充実しているSomnium Space Cubesは魅力的なメタバースプラットフォームではないでしょうか。
特にクリエイターやデザインが好きな方にはぴったりのメタバースで、今後ネットワーク内のマーケットプレイスでは人気クリエイターのNFTが次々に出品されるかもしれません。
誰でも気軽に無料で参加できるSomnium Space Cubes、気になる方は是非アクセスしてみてはいかがでしょうか?