仮想通貨Rari Governance Token(RGT)の将来性は?特徴も解説

Rari Governance Token(RGT)将来性解説のアイキャッチ画像

「Rari Governance Token(RGT)ってどんな仮想通貨?将来性はある?」
「Rari Capitalって何?どんなサービスが受けられるの?」

今回は、DeFi分野のロボアドバイザー「Rari Capital(ラリキャピタル)」と、そのガバナンストークン「Rari Governance Token(RGT/ラリガバナンストークン)」についてご紹介します。

Rari Capitalは、「仮想通貨を保有しているけど、ただ持っているだけ…」「仮想通貨で投資をしたいけど、テクニカル分析やファンダメンタル分析がイマイチわからない…」という方でも、簡単に最大の利回りが得られるサービスです。

利用方法なども解説していますので、ぜひ参考にご覧ください。

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仮想通貨「Rari Governance Token(RGT)」とは

Rari Governance Token(RGT)概要のイメージ画像

仮想通貨プロジェクトRari Capital(ラリキャピタル)
ネイティブトークンRari Governance Token(RGT)
公式サイトhttps://rari.capital/
公式ツイッターhttps://twitter.com/RariCapital
Discordhttps://discord.com/invite/T9Yrd7MGSP
GitHubhttps://github.com/Rari-Capital

Rari Governance Token(RGT)とは、分散型ファイナンスプロトコルのスイート「Rari Capital(ラリキャピタル)」のネイティブトークンです。

DeFiでの貸付・借入・利回りサービスが受けられるプロジェクトとなっています。

DeFiとは

Decentralized Financeの略語。中央に管理する者がいない、分散型金融アプリケーションのこと。

【参考】DeFiについて詳しく知りたい方はこちら

「DeFiとはそもそも何?どのような特徴があるの?」 「DeFiで仮想通貨を稼げるの?」 UniswapやMakerDAO、Compou...

Rari Capital(ラリキャピタル)とは

Rari Capitalのサイト画像

引用:https://rari.capital/

Rari Capital(ラリキャピタル)について詳しく見ていきましょう。

Rari Capitalとは、簡単に説明すると「DeFiのロボアドバイザー」です。

ロボアドバイザーとは財務アドバイスや投資管理を提供するファイナンシャルアドバイザーのことで、独自のルールやアルゴリズムに基づきAIがオンライン上で自動アドバイスを提供してくれます。聞き馴染みのあるサービスで言うと、「ウェルスナビ」や「THEO+docomo」といったものがロボアドバイザーにあたります。

従来、投資のアドバイスや投資管理は一部の富裕層に限定される閉ざされたサービスだったのですが、ロボアドバイザーの登場によって資産状況を問わず誰でも利用できるサービスが増加傾向にあり、なおかつ、自律分散型のシステムやサービスを構築するブロックチェーンとの相性がよく、DeFi分野での開発が進んでいます。

投資経験がある方ならおわかりいただけるかと思いますが、投資はマインドの持ち方がとても重要です。Rari Capitalは『技術的なマインドと非技術的なマインドの間のギャップを埋める』という運営目的を掲げており、DeFiに特化したロボアドバイザーとして、損失リスクを下げて利益を得やすいように自動で管理してくれる、仮想通貨投資家にとって心強い味方と言えるでしょう。

【参考】ロボアドバイザーの仮想通貨SwissBorg(CHSB)もチェック!

今回は、仮想通貨SwissBorg(CHSB)について、将来性を踏まえつつ、その特徴や価格推移のポイント、今後と動向について解説していきます...

RGTとは

RGT(Rari Governance Token)とは、その名の通りRari Capitalのガバナンストークンで、ガバナンス提案の投票に使用することが可能です。Binance(バイナンス)やCoinbase(コインベース)といった大手の仮想通貨取引所で入手できる他、Rari Capitalでの貢献に対するインセンティブとしても付与されます。

ガバナンストークンとは

ガバナンストークンとは、プロジェクトの運用や新しい機能の開発などの提案に対し、意思表示ができる投票機能付きトークンのこと。

インセンティブの取得方法ですが、Rari Capital DAOではSushiSwapでのRGT取引を奨励しており、資産をETH-RGTプールに預けることでRGTが付与される仕組みになっています。

入手方法が取引所であれインセンティブであれ、RGTを多く保有していればRari Capitalへの貢献度が高いとみなされ、影響力も大きくなります。

Rari Capital DAOとは

DAO(Decentralized Autonomous Organization)は分散型自律組織という意味で、ブロックチェーン上で人々が協力しあって運営されている組織を指す。指示出し等、管理する者がおらず、ユーザー同士で意思決定をし運営が成立されているコミュニティ。
Rari Capital DAOは「Rari Capitalのコミュニティ」というイメージ。

\ アプリダウンロード数 No1 /

Rari Governance Token(RGT)の特徴

Rari Governance Token(RGT)特徴のイメージ画像

Rari Governance Token(RGT)及びRari Capitalの特徴は、リスクを最小限に抑えた上で「自動で最大の利回りを検知して収益をあげてくれる」点と「プールに預けて貸付することで利息と報酬が得られる」点にあります。また、貸付だけでなく借入も可能です。 

  1. Yield Aggregator(イールドアグリゲーター)でアーニングできる
  2. Fuse(フューズ)で貸付・借入ができる
  3. Saffron Finance(サフランファイナンス)のTranches(トランシェ)と統合

それぞれの説明と利用方法についても解説していきます。

特徴①Yield Aggregator(イールドアグリゲーター)でアーニングできる

Yield Aggregator(イールドアグリゲーター)とは、高い安全性が評価されたDeFi貸付プロトコルのコレクションの中から、利益が最大になるよう自動で利回りを検索してくれるRari Capitalオリジナルの自律型アルゴリズムです。最安値の旅行プランを複数社から自動で検索してくれるサイトがありますが、そのDeFiバージョンだと思っていただけるとイメージしやすいのではないでしょうか。

Yield Aggregatorに資金を預けると、一番良い利回りでアーニング(収益を取得)してくれるサービスとなります。

DeFiプロトコルとは

プロトコルは規格・約束・手順・規則といった意味を含む言葉。DeFiプロトコルとは、分散型金融アプリの規格というニュアンス。

Yield Aggregatorでは以下7つのDeFiプロトコルと提携しており、この中から一番良い利回りを自動で検出してくれます。

  1. Compound Finance
  2. dYdX
  3. Keeper DAO
  4. mStable
  5. yEarn
  6. Aave
  7. Fuseプール(Rari CapitalのDeFiプロトコル)

【参考】アーニングに興味がある方はコチラもチェック!

「ステーキング」という仮想通貨用語をご存知でしょうか?ステーキングとは仮想通貨を一定期間保有することで利息報酬を得られるリスクの低い資産形成...

Yield Aggregator(イールドアグリゲーター)の利用方法

Rari Capitalのサイト画像

引用:https://app.rari.capital/

    • STEP.01接続

      Rari Capital Earn Portalの右上にある[Connect]からウォレットに接続します。

      <対応ウォレット>
      Meta Mask/Wallet Connect/Coinbase Wallet

    • STEP.02選択
      「USDC」「DAI」「ETH」の3つのプールから選択します。
    • STEP.03入金
      金額を指定し入金します。

特徴②Fuse(フューズ)で貸付・借入ができる

Fuse(フューズ)とは、ユーザー同士で資産を貸し借りできるオープン金利プロトコルです。プールする割合をパラメータでカスタマイズできるので、特定のプラットフォームだけで貸付・借入するよりリスクを分散できるという特徴を持ちます。また、作成したプールはユーザー自身が公開・非公開を選択できるようになっています。

利用料は基本的に借りる側が利息の10%を支払いますが、一部のプールではこれより低く設定されているものもあります。

【参考】貸付・借入に興味がある方はコチラもチェック!

Venus(XVS)<ヴィーナス>、正式名称Venus Protocol(ヴィーナス・プロトコル)は、レンディングプラットフォーム及びそこで発行・利用される仮想通貨(暗号資産)です。この記事では、Venusの特徴や将来性について解説します。
Anchor Protocol(ANC)<アンカープロトコル>は、ステーブルコインに特化したレンディングプラットフォーム。また、そこで利用される仮想通貨(暗号資産)です。この記事ではAnchor Protocolの特徴や将来性を解説します。

Fuse(フューズ)の利用方法

Fuseのサイト画像

引用:https://app.rari.capital/fuse

    • STEP.01接続

      Rari Capital Fuse Portalの右上にある[Connect]からウォレットに接続します。

      <対応ウォレット>
      Meta Mask/Wallet Connect/Coinbase Wallet

    • STEP.02慣れる

      通常、オープン金利プロトコルポータルでは、利用する前に貸付プールか借入プールを選択する必要があるのですが、Fuseは資産を提供する前にどちらのバランスも見ることができます。 入金前に操作感に慣れておきましょう。

    • STEP.03プール

      提供するトークンを選択して、プールの権限を得ます。提供する際にガス代が発生しますのでご注意ください。トークンが有効になったら、貸付・借入が可能です。

      この際、ウォレットから提供した分のトークンが減額し、プールした証明としてfTokenが付与されます。fToken自体を取引銘柄として取り扱っている取引所もありますが、売却した分プールした資産も減ってしまいますので、そのまま保有しておくことをおすすめします。

【参考】プールについての詳しい解説はコチラをチェック!

流動的プール(Liquity pool)とは、DeFiサービスの資金として預け入れられた仮想通貨(暗号資産)の蓄えです。この記事では、流動的プールについて解説します。イールドファーミングについても説明しているので、参考にしてみてください。

特徴③Saffron Finance(サフランファイナンス)のTranches(トランシェ)と統合

Saffron Financeのサイト画像

引用:https://saffron.finance/

Saffron Finance(サフランファイナンス)はDeFi全体のリスク調整を目的としたプロトコルで、貸し手と借り手の仲介役を担う機能を持ちます。リスク軽減を果たすDeFi分野の先駆者とも言える存在です。

Tranches(トランシェ)とは、直訳すると「一切れ」や「薄切り」といった意味なのですが、金融業界においては債務担保証券などを組成する際に原資産のプールをリスクレベルや利回りなどの条件で分けて、それぞれをまとめたグループや階層のことを言います。

Rari CapitalはSaffron Financeが提供しているTranchesと統合し、最新かつ最大の利回りを常時得るために活用されています。

また、Tranchesを利用することで、Saffron FinanceのネイティブトークンSFIをインセンティブとして受け取れます

Rari Governance Token(RGT)の現在の推移価格

 

仮想通貨Rari Governance Token(RGT)は、現在¥1,798.55から¥1,843.37の間で取引され、市場ランキング288に位置しています(2022年4月8日時点)。

過去最高値は2021年11月6日の¥5,674台で、2022年3月にかけて下降トレンドに入っていましたが、底値付近で横ばい状態となっています。

世界的に不安定な経済状況であることもあり、DeFi関連銘柄はダイレクトに影響を受けている印象です。今後の回復に期待し、安値で購入できる今のうちに保有しておくのも良いかもしれません。

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Rari Governance Token(RGT)の今後と動向

Rari Governance Token(RGT)今後と動向のイメージ画像

Rari Governance Token(RGT)を保有するユーザーは1万人を超え、Discordでのコミュニケーションも盛んに行われています。アクティブなユーザーが多いということは期待値の現れですので、将来的に伸びていく可能性が高いDeFiプロジェクトだと言えるでしょう。

ブロックチェーン業界の中でも、金融を専門に取り扱うDeFi分野はセキュリティに対して厳しい目で見られますが、業界トップクラスのセキュリティ監視チェーン「Quantstamp(クアントスタンプ)」による監視が入っており、安心して将来に期待できるプロジェクトだとも言えます。

ちなみにQuantstampは、もともとイーサリアム(ETH)の虚弱性を見つけ外部からの攻撃を監視する目的で開発されたブロックチェーンですが、現在は不動産やフィンテック、クラウドファンディングなどあらゆる分野のスマートコントラクト(契約の自動執行)のセキュリティ監視に活用されています。サッカープレイヤーの本田圭佑選手が投資したことでも話題となりました。

情勢の変化により法定通貨の価値が危ぶまれる中、世界中の人々が平等かつ安全に資産を保有できるDeFi分野はますます重視されていくと予想できます。

Rari Governance Token(RGT)及びRari Capitalには、数が増えゆくDeFi関連プロトコルから自身にあった最適な資産運用の提案をしてくれるロボアドバイザーとして、今後の活躍を期待したいところです。

【参考】イーサリアム(ETH)の問題点についてはコチラで解説

「仮想通貨イーサリアム(ETH)は今から買っても遅い?」 「このまま保有しておくべき?買い時や売り時は?」 このような悩みを解決すべく、...

Rari Governance Token(RGT)の購入方法

Rari Governance Token(RGT)購入方法のイメージ画像

Rari Governance Token(RGT)はRari Capitalでの報酬として受け取れる他、仮想取引所でも購入が可能です。

Rari Governance Token(RGT)を購入できる取引所例

  • Binance
  • Coinbase Exchange
  • SushiSwap
  • Bitget
  • Gate.io
  • Bitstamp

上記の取引所は円での入金ができませんので、日本の取引所でビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などに交換した上で、上記取引所へ送金して取引を行ってください。
なお、日本の金融庁に承認された取引所ではありませんので、突然利用が停止されるリスクもあります。

Rari Governance Token(RGT)の購入ではなくRari Capitalを利用したい場合、上記の取引所を介す必要はありませんが、対応ウォレットにイーサリアム(ETH)を入金してからの利用となるため、やはり日本の取引所から円とイーサリアム(ETH)を交換する必要があります。

日本のおすすめ取引所は「Coincheck(コインチェック)」

日本国内でおすすめの仮想通貨取引所は「Coincheck(コインチェック)」です。

おすすめの理由

  • 17種類もの仮想通貨が上場(国内トップクラス)
  • 取引手数料が無料
  • 500円から始められる

Rari Governance Token(RGT)の購入やRari Capitalの利用をされる方にピッタリのイーサリアム(ETH)も取り扱いされていますので、まずは登録してみてくださいね。

【参考】Coincheckの口座開設方法の解説はコチラ

コインチェックで仮想通貨を利用したいけど、コインチェックの開設方法や入金方法がわからないという方も多いのではないでしょうか? そんな方達の...

【まとめ】Rari Governance Token(RGT)は将来性に期待できる仮想通貨

今回は、Rari Governance Token(RGT)と発行元であるRari Capitalについてご紹介しました。

DeFi分野に興味がある方や仮想通貨をガチホされている方、テクニカル分析は苦手だけど投資で利益をあげたい方は、ぜひRari Capitalを利用してみて、ただ保有しているだけの状態から自動で利益が上がる環境を作ってみてはいかがでしょうか。