NFTゲームというものを聞いたことがあるでしょうか?
「ゲーム内のキャラやアイテム、通貨などが、現実の貨幣として使用できる」そんな遊びながら稼げるゲームが今、世界中で注目を集めています。
この記事では、そんなNFTゲームの人気ゲームをランキング形式で解説していきます。
あなたが何気なく遊んでいるゲームが、思わぬ副業に繋がるかもしれません。
是非最後まで読んで頂き、今後の参考にしていただければ幸いです。
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NFTゲームとは?
NFTはNon-Fungible Tokenの略称で、「非代替性トークン」とも呼ばれています。「非代替性」とは、同じものとして他に代替ができないという意味です。たとえば、人気のカードゲームにおいて、価値をつけることが難しかったレアカードなどに価値をつけることができるようになります。
NFTゲームとは、この「非代替性」による価値をゲームの世界に転用して、ゲーム内のキャラやアイテム、通貨などを現実の貨幣として使用できるサービスを行っています。
従来のゲームでは、プレイヤーが持っているアイテムやキャラクターは基本的に売買できませんし、アカウントの売買は利用規約で禁止されていることが一般的でした。
しかし、仮想通貨などで使われるブロックチェーン技術を利用することにより、通貨間の互換性を容易とし、また、上記した「NFT化」による「唯一無二の価値」を確立したことで、ゲーム内での通貨価値と現実の貨幣価値を連結させることに成功したのです。
人気のNFTゲーム10選
それでは人気のNFTゲームを10個に紹介していきます。
この記事ではMetaverseやブロックチェーンによるNFTゲームのゲームを中心に、ピックアップしています。
どれもオススメのゲームばかりなので、是非一度プレイしてみてはいかがでしょうか。
League of Kingdoms(リーグオブキングダム)

League of Kingdoms(リーグオブキングダム)は自身の王国を建国し、大陸の覇権を握るために競争するMMO戦略シミュレーションゲームです。
NFT技術により、土地を完全に所有し、自由に取引することができます。
さらに、ブロックチェーンによる選挙を通じて大陸の統治に参加することもできるのです。
現在このゲームはPC・Android・IOSのどの機種でも、プレイすることが可能です。
このゲームの特徴として、ブロークチェーンが必要となる要素とそれ以外の要素が完全に分かれているため、仮想通貨などに触れたことのない初心者であっても、比較的はじめやすいゲームとなっています。
このゲームを始めるには、まずランド(土地)を手に入れる必要があります。
ランド(土地)の購入は、世界最大のNETマーケティングであるオープンシー(OpenSea)で購入する必要があり、ランド(土地)のオーナーとなることで活動に対しての報酬を得られるようになっていきます。
ここで得た土地や報酬としてもらえる資材をNFT化してオープンシー(OpenSea)で売買することができるのです。
このゲームはLINEと提携しており、日本人のプレイヤーも多いNFTゲームとなります。
F1® Delta Time(F1デルタタイム)

F1® Delta Time(F1デルタタイム)は香港を拠点としたゲーム開発企業Animocaと世界でも人気のモータースポーツであるF1が共同で制作を行うブロックチェーンゲームです。
共同制作となっているように、このゲームはF1の公式ライセンスを受けたレーシングシミュレーションであり、採用されているアイテムパーツなどすべて、実際のレースで使われているものが採用されています。
ゲームの流れとしてはプレイヤーはまず資金を使って車のパーツやドライバーなどが入っているボックスを購入します。
そのボックスから出てきたパーツなどを使ってレースに出場するマシンを作成したり、マーケットで売買を行うことで、利益を出すのです。
また、ボックスには3段階に分かれたレア度が設定されており、より強いパーツを使って車を作りレースに勝利することで、レースに合わせた賞金を受け取ることもできます。
レースに参加するには、組上げ後に行う「タイムアタック」で一定のタイムを出す必要があり、そのゲーム難易度とある程度の初期費用が掛かる点からあまり初心者向けではないゲームとして認知されています。
The Sandbox(ザ・サンドボックス)

The Sandbox(ザ・サンドボックス)はスクウェア・エニックスからの出資もあり、日本でも人気のあるNFTゲームです。
仮想空間「メタバース」内で自由な行動ができ、ゲーム内で建築や土地の売買を通して稼ぐことができます。
人気ゲーム「マインクラフト」に似たNFTゲームなので、マイクラ経験者であればすぐにシステムを把握できるでしょう。
ゲームの遊び方として、「ボクセルアートの作成」をすることができます。
サンドボックスでは、オリジナルのキャラクターやアイテム、建物などを四角の「ボクセル」を組み合わせることで作成できます。
積み木を楽しむように正方形のボックスを組み立てて、作品を作成できる仕組みです。
また、サンドボックスには「VoxEdit (ボックスエディット) 」という無料のツールがあるので、誰でも簡単に始めることができ、完成したアイテムはゲーム内の新アイテムとして販売することができます。
次にサンドボックスのなかで最も重要な要素のひとつが、『LAND』と呼ばれるゲーム内の土地です。
実はこのLAND、現実世界の土地と同じように、貸し出して不動産収入を得ることができます。
なので、現実世界と同じようにさまざまな企業や個人が「投資」として購入しているのです。
以上のことから、The Sandboxは「たかがゲーム」の域に収まらず、企業が参加する一つの業種まで発展しているといえます。
The Sandboxに関連する記事はこちら
Star Atlas(スターアトラス)

Star Atlas(スターアトラス)は未来の世界や宇宙をイメージしてつくられた「メタバース」です。
メタバースとは「メタ(超)」と「ユニバース(宇宙)」を組み合わせた造語で、インターネット上に作られた三次元の仮想空間のことを指します。
ユーザーはメタバース内でアバター(自分の分身)を操作して、現実世界と同じような経済活動や交流をすることが可能です。
Star Atlasのプレイヤーは宇宙を舞台としたシミュレーションゲームであり、人類(MUDテリトリー)、異星人(ONIリージョン)、アンドロイド(USTURセクター)の3つの派閥に分かれ、土地や資源を巡って争います。
なお、このゲームはまだ正式リリースがされておらず、2021年11月9日時点ではゲーム内で使える仮想通貨の流通と、宇宙船などのNFTの販売が先行しておこなわれています。
サービスの開始予定は2022年春とのことですので、問題なければもう間もなく利用開始をされるゲームです。
今の段階から準備を進めれば、皆さんは人気NFTゲームの最古参ユーザーになることも可能でしょう。
Star Atlasの特徴として、ハイクオリティのグラフィックをもつMMOゲームであることがあげられます。
そもそもNFTゲーム自体が全く新しいゲーム体系なため、現状低予算でつくれるような2Dのカードゲームや育成ゲームが量産されてきました。Star Atlasは、最新のゲームエンジンである「Unreal Engine 5(アンリアル・エンジン5)」のリアルタイムグラフィック技術を用いてつくられており、さながらCG映画のようなビジュアルを実現しています。
2021年10月にYouTubeから最新トレーラーが配信されているので、ぜひそのクオリティを自分の目で確かめてみてください。
Illuvium(イルビウム)
Illuvium(イルビウム)とは、イーサリアムブロックチェーンを用いて作られたオープンワールドRPGアドベンチャーゲームです。
ゲームの内容としてはモンスターを捕まえて育成、バトルをする、有名どころでいうポケモンのようなゲームとなります。
Illuviumの一番の特徴は捕まえたモンスターを売買することができる点です。
ゲーム内の通貨ではなく現実世界の通貨とです。
このような特徴を持つ「NFTゲーム」はすでにいくつか存在しており、実際に売買されています。
そんな中Illuviumが注目されている理由は、グラフィックの高いモンスターデザインです。これにより、コレクターの購買意欲がより刺激されると考えられています。
また、Illuviumでの通貨の稼ぎ方がいくつも存在する点です。モンスターに限らず、賭けやゲーム内の土地・アイテムなど換金できるコンテンツが多様に用意されていることもあげられます。
これだけ聞くとゲーム初心者が手に入る希少性の低いモンスターは1円にもならなそうですが、Illuviumのゲーム世界ではモンスターの数が限られています。
つまり、プレイヤーが捕獲したモンスターはフィールド上に補充されないのです。
さらに、モンスターの育成において進化の機能が実装されるようなのですが、モンスターの進化には同種のモンスターが3体必要で進化に素材にされたモンスターはゲームから除外されてしまいます。
これではモンスターが減るばかりでゲームとして成り立たないので、当然モンスターの補充が行われるのですが、補充されるモンスターは全くの別種類が補充されます。
つまり、ゲームを続けるにあたって初期モンスターの希少価値が上がっていくのです。
Illuviumははまだ正式リリースがされていませんが、事前登録がすでに始まっています。
公式ホームページから登録できるので興味のある方は是非準備しましょう。
Illuviumに関連する記事はこちら
Zed Run(ゼッドラン)

Zed Run(ゼッドラン)とは、デジタル競争馬を所有・繁殖させながらレースで優勝タイトルを狙う馬主として遊ぶ競馬ゲームです。
日本ではあまり話題に上がらない本タイトルですが、Openseaの取引ボリュームランキング第4位と非常に大きなETHを動かす、世界的には大人気のゲームです。
Zed Runの遊び方としてレースとブリーディングの2通りがあり、それぞれ、最低一頭の競走馬を所有することで遊ぶことができます。
レースはエントリー費(WETH)を払い、3位以内に入ると賞金(WETH)を受け取ることができるのです。
レースに出せるのは自分が飼っている馬のみのため、プレイヤーは少なくとも一頭の競争馬を持っている必要があります。アカウント開設時点では馬が支給されていないため、ゲーム内マーケットかOpensea(Matic版)で購入しましょう。
購入した馬は交配することで、異なる特徴を持った新たな馬を生み出すことができます。
これがブリーディングで、こうしてより優れた馬を育てレースに入賞することがこのゲームの目的です。
3位以内に入賞ができれば、エントリー費用の10~12倍の報酬が1~3位の馬に分配されます。エントリー費のかからないレースもありますが、その場合報酬も少なくなるのです。
このゲームは海外でとても人気があり、常に50レースほど開催されているのですが、それでもエントリー登録がすぐに埋まってしまいます。
Guild of Guardians(ギルドオブガーディアンズ)

Guild of Guardians(ギルドオブガーディアンズ)は他のゲームと違いスマホ限定のゲームで、キャラクターを率いてダンジョン内で敵を倒すモバイルアクションRPGです。
ダンジョンで敵を倒すことによって資源を収集していき、集めた資源を使ってアイテムを手に入れることや、資源をユーザー同士で交換することもできます。
このゲームもまだ正式リリースがされておらず、2022年内のサービス開始となっているのですが、現在発表されているティザー映像ではかなり力の入ったグラフィックをしており、しかも無料でプレイすることが可能になるそうなので、とても期待されているNFTゲームの1つです。
(160) Alone | Guild of Guardians — Cinematic Teaser – YouTube
Ember Sword(エンバーソード)

Ember Sword(エンバーソード)はオープンワールドで展開するファンタジーMMORPGです。
プレイヤーはEmber Swordの世界の中で土地を買って商売をしたり作物を作ったり、武器を作って冒険に出たり、他のプレイヤーと勝負したりなど様々なことがでます。
敵を倒したり他プレイヤーと戦ってGETしたアイテムや土地などは自由に売買することが可能で様々な収益化の可能性を秘めているゲームです。
ゲームを始めるには、まずLANDと呼ばれる土地を手に入れる必要があります。
この土地を開発していき、作物など様々なアイテムを手に入れていくことで、それらを売買してゲーム内通貨であるPIXELを稼ぐことができるのです。
また、Ember Sword最大の特徴としてLAND内に設置した様々な施設を他のプレイヤーに公開することで利用料として税金が取れます。
つまり、その施設で行われる様々な取引に一定量の利用料金を請求することができるのです。
これにより、Ember SwordでLANDを所有すると、まるで土地を収める領主のようなプレイングを体験することができます。
SplinterLands(スプリンターランド)

SplinterLands(スプリンターランド)は戦闘が自動で進むという変わったシステムを持つ対戦型トレーディングカードゲームです。
SplinterLandsは海外を中心に大人気で日本人プレイヤーも増加中、制限時間内に指定されたルール内でデッキ構築をするという非常に臨場感溢れるゲームです。
隙間時間でサクッとできるので、新しいゲームを探している人は試しにプレイしてみてもいいと思います。
ゲーム内容としては試合ごとに異なるルールがランダムで設定され、手持ちのカードから「サモナー+6枚」を選び、対戦します。
カードの選択後は自動で戦闘が進むため、プレイヤーは制限時間内に指定されたルール内の最強カードの組み合わせを選択できるかどうかで勝敗が決まるのです。
このカードは【パック購入】と【カード単品購入】を選択することができ、カードパックは[Shop]から購入可能で、中には5枚のカードが入っています。
対してカード単品の購入の場合、1円のカードから強いものだと、3000円もするカードが販売されています。
安いように感じますが、とある1円のカードを例に挙げると、400枚集めることで超強い★10のレアカードに合成できるのです。
これが3000円のカードの場合を考えると、結構な金額になりますよね。
カードのコレクションという点ではやり込み度が果てしないですが、試合自体は1試合5分ほどなので、忙しい人でも手軽に参加できるNFTゲームです。
気軽にプレイするならオススメのゲームですね。
SplinterLandsに関連する記事はこちら
Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)

Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)は現在稼働しているNFTゲームの中で最も知名度を誇るゲームです。
ゲーム内容としては、アクシーと呼ばれるモンスターを使って対戦や育成、繁殖をして、ユーザー間で取引していくもので、ゲーム内では、プレイによって「SLP」と「AXS」という2つのトークンが獲得でき、それを法定通貨に換金して稼ぐことができます。
このゲームを開始するためにはアクシーの購入という初期費用が必要で、アクシーはゲームの外にあるNFTマーケットから入手します。
それ以外にもアクシーを貸し出す「スカラーシップ」というシステムもあり、ゼロからのスタートも可能です。
そういった通常プレイとは逆にスカラーシップを提供する側に回って、不労所得を得る仕組みも用意されています。
ゲームの進め方としてはNFTマーケットにてアクシーを購入後、育成をして育てたアクシーを使って戦わせるという、対戦ゲームです。
対戦方法としては、コンピューター戦である「アドベンチャー」と、ユーザー同士の「アリーナ」の2つがあります。
また、2体のアクシーを使って「ブリード」(繁殖)し、新しいアクシーを生み出すことも可能です。
ゲームの中では「ランド」と呼ばれる土地を所有可能であり、保有によってランドで使える素材を集めたり、ランドに出現するキメラと戦ったりするなど、プレイの幅が広がっていきます。
このようなやりこみ要素があることも、アクシー・インフィニティの魅力の1つでしょう。
Axie Infinityに関連する記事はこちら
【まとめ】NFTゲームは世界中で注目を集めており、最新作が数々生み出されている
この記事では、現在注目を集めているNFTゲームの中でも指折りのものを未公開のものを含めて10個紹介しました。
NETゲーム自体はまだサービスが始まったばかりの、発展途上な市場です。
故に、これから数多くのゲームが開発され、名作といえるゲームの母数が増えていくことでしょう。
それは言い方を変えれば、対して注目を集めれずすたれていくゲームも数多く生まれていくということでもあります。
NFTゲームで資金を稼ぐためには、そのゲームに一定数以上のユーザーがいなければ、儲けが出ません。言い換えればゲームの1つ1つが市場であり、市場の人気がなくなればそこで流通しているアイテムや通貨に価値がつかないといった具合です。
今回紹介した10個のゲームは現状で最も注目されている市場ではありますが、今後開発されていくゲームに追い落とされていく可能性も十分にあります。
あくまで、自分の楽しめるゲームをプレイし、稼ぎや儲けといった観点からは見ないようにすることをオススメします。