「ApeCoin(APE)は、将来性のある仮想通貨?」
「ApeCoin(APE)とNFTには、どんな関係があるの?」
ApeCoin(APE)<エイプコイン>といえば、NFTアート「Bored Ape Yacht Club」に関連した仮想通貨(暗号資産)です。
海外の大手仮想通貨取引所「Binance(バイナンス)」にて2022年3月に上場したことで、注目している人も多いのではないでしょうか。
この記事では、ApeCoin(APE)の特徴や将来性について解説します。NFTやNFT銘柄に投資を考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ApeCoin(APE)とは
通貨名 | ApeCoin |
単位 | APE |
ブロックチェーン | Ethereum |
発光/運営 | ApeCoin DAO |
最大供給量 | 1,000,000,000 APE |
現在の価格 | 約1,864円 |
時価総額 | 約519,043,287,616円 |
市場ランキング | 39位 |
公式サイト | https://apecoin.com/ |
公式Twitter | https://twitter.com/apecoin |
※2022年3月28日時点。
ApeCoin(APE)<エイプコイン>は類人猿をテーマにした仮想通貨(暗号資産)で、NFTシリーズ「Bored Ape Yacht Club(ボアード・エイプ・ヨット・クラブ)」の独自通貨です。
「Bored Ape Yacht Club」とは、米国に拠点を置く企業「Yuga Labs(ユガ・ラブズ)」が制作する“ファッショナブルなサル”を描いたNFTアートのこと。熱狂的なファンが多く、NFTとしては非常に人気のあるNFTコレクションとなっています。
ApeCoin(APE)の運営を行なっているのは、ApeCoin DAO。DAO(自律分散型組織)形式のコミュニティによって、仮想通貨が発行されています。
「Non-Fungible Token(ノン・ファンジブルトークン)」の略称。日本語で表すと「非代替性のトークン」。ブロックチェーン技術を活用して発行された、唯一無二の価値を持つデジタル資産のこと。分かりやすく言うと、デジタル所有物に対して、資産の鑑定書や所有証明書が与えられている状態。
Decentralized Autonomous Organizationの略称。分散型で自律的に機能する組織のこと。中央の組織が無くても自動化された運営が可能な仕組みとなっている。物事を決める際は、参加者の投票数に応じて決定する。
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ApeCoin(APE)の特徴
ApeCoin(APE)<エイプコイン>は、比較的新しい仮想通貨です。
今後様々な機能が追加されていくことが予想されますが、既に話題性は充分。NFTコレクターや投資家など、世界中の人から注目されていると言っても良いでしょう。
ここでは、ApeCoin(APE)の主な特徴を3つご紹介します。
特徴①ミームコインのようなNFT銘柄
画像出典元:「Bored Ape Yacht Club」公式サイト
ApeCoin(APE)は、仮想通貨の中でもミームコイン(meme coin)のようなカテゴリに近い銘柄だと言えます。なぜなら、NFTシリーズ「Bored Ape Yacht Club(ボアード・エイプ・ヨット・クラブ)」の人気によって支えられているためです。
「Bored Ape Yacht Club」は世界中の著名人やセレブ達に購入されていて、NFTアートがSNSのアイコンに使用されています。そのため、彼らへの憧れから自分も欲しいと考える人が殺到しているというわけです。
実は「Bored Ape Yacht Club」のNFTアートは、1点で数千万円するほど高価。しかし、NFTマーケットプレイスの最大手「OpenSea」では、圧倒的な人気と取引量を誇っています。
そう考えると、今後はNFTアートよりも、お手頃価格で購入できるApeCoin(APE)を保有する人が増える可能性も高いでしょう。したがって、NFT銘柄でありながらもミームコインのような値動きを期待できるのが、ApeCoin(APE)の魅力の一つとなっています。
いわゆる“ネタ”として生まれたジョーク通貨のこと。有名なのは、犬系コインと呼ばれるドージコイン(DOGE)。人気次第で価格が急騰することがある。安い時に購入して高い時に売る、という扱いが顕著な仮想通貨。
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特徴②NFTゲームでAPEを稼ぐことができる
ApeCoin(APE)は、NFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)「Benji Bananas(ベンジバナナ)」で稼ぐことができます。具体的には、メンバーシップパスを購入してプレイすることにより、ゲーム内通貨を稼いでApeCoin(APE)と交換が可能です。
「Benji Bananas」は、「Bored Ape Yacht Club」が大手ゲーム会社「アニモカ・ブランド(Animoca Brands)」と提携して開発したゲーム。Play to Earn(プレイ・トゥ・アーン)に対応しているのが特徴です。
アニモカ・ブランドといえば、モータースポーツ系NFTゲーム「REVV Motorsport」と、そこで利用できる仮想通貨REVVを開発した会社。これまでいろんな仮想通貨プロジェクトに投資をしたり、開発協力をしてきた実績があります。
ApeCoin(APE)の開発にも関わっていたため、今後もゲームを通して大きな発展が見込めるのではないでしょうか。
「遊んで稼ぐ」という概念を表した言葉。NFTゲームをプレイして仮想通貨を稼ぐ仕組みを指す。Play to Earnを略して「P2E」と表記されることもある。
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特徴③APEを保有するとDAOに参加可能
ApeCoin(APE)の保有者は、ApeCoinを発行・運営している「ApeCoin DAO」に参加することができます。
そもそもApeCoin(APE)は、ERC-20規準のガバナンストークン、及びユーティリティトークンです。ガバナンストークンとは、運営や開発についての方針をホルダーによる投票で決定するトークンのこと。簡単に言えば、投票権のようなものです。
つまり、ApeCoin(APE)を持っていることによって、アイデアを提案したり、それについての投票に参加したりすることが可能になります。
ApeCoin(APE)の現在の推移価格
ApeCoin(APE)は、2022年3月17日に仮想通貨取引所「Binance(バイナンス)」にて上場したばかりのため、まだまだ情報が少ない状態です。
ただし、同じく海外の取引所「FTX(エフティーエックス)」や「Gate.io(ゲート)」とあわせて3つ同時に上場したことを考えると、周りの期待が大きいことは確実。そのため、今後値段が上がっていく可能性は高いでしょう。
また、インフルエンサー達によるSNSでの反応によっては、価格の急騰も考えられます。
ApeCoin(APE)の今後と動向
今後NFTアート「Bored Ape Yacht Club」を購入する際は、ApeCoin(APE)が必要になるため、NFTアートの購入者を中心に需要が高まると思われます。
他にも、ApeCoin(APE)を使用して、限定イベントや限定サービスを利用できるような試みも検討されているようです。メタバース事業への進出に期待を込めている投資家も多いようなので、「ApeCoin DAO」次第で更なる発展も見込めるのではないでしょうか。
ApeCoin(APE)の購入方法
ApeCoin(APE)は日本の仮想通貨取引所では取り扱っていません。そのため、海外の仮想通貨取引所やDEX(分散型取引所)などで購入する必要があります。
ただし、取引所によっては日本人向けサービスを停止しているところもあるようです。また、海外取引所は日本の金融庁の認可を受けていないため、リスクも踏まえたうえで利用しましょう。
- Binance(バイナンス)
- MEXC(エムイーエックスシー)
- Gate.io(ゲート)
- FTX(エフティーエックス)
- Bybit(バイビット)
- KuCoin(クーコイン)
- Kraken(クラーケン)
- Huobi Global(フォビ)
- OKX(オーケーエックス)
- Coinbase Exchange(コインベースエクスチェンジ)
- SushiSwap(スシスワップ)
- Uniswap(ユニスワップ)
海外の仮想通貨取引所でApeCoin(APE)を購入する手順は下記の通りです。
- STEP.01口座開設
- 日本と海外、それぞれの仮想通貨取引所に口座を開設。
- STEP.02取引ペア
- 国内取引所でApeCoin(APE)の取引ペアとなっている仮想通貨を購入。
※取引ペアとして一般的なのは、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)です。
- STEP.03海外送金
- 国内取引所から取引ペアの仮想通貨を海外取引所に送金して、ApeCoin(APE)を購入。
【関連記事】取引所を選ぶ際は、こちらも参考にしてみてください。
まずは日本の取引所Coincheckを登録してみよう
日本の仮想通貨取引所に登録するのなら、Coincheck(コインチェック)を検討してみてはいかがでしょうか。
Coincheckでは、17種類もの仮想通貨を取り扱っていて、日本の取引所の中でもトップクラス。海外の取引所で取引ペアとなっている基軸通貨を購入するためにも、選択肢の多いCoincheckを選択するのが最善と言えるでしょう。
【関連記事】Coincheckの口座開設方法についてはこちら。
日本語対応の「bitcastle」で海外取引所に慣れよう
海外の仮想通貨取引所を利用することに不安を感じている人は、「bitcastle(ビットキャッスル)」に登録してみてはいかがでしょうか。bitcastleは日本語に対応しているので、最初はこちらで海外の取引所の雰囲気に慣れておくのもオススメです。
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【関連記事】bitcastleについての詳しい解説はこちら。
【まとめ】仮想通貨ApeCoin(APE)は将来性のあるNFT銘柄
ApeCoin(APE)<エイプコイン>は、NFTアートの大人気シリーズ「Bored Ape Yacht Club」に関連した仮想通貨(暗号資産)です。
NFTゲームで利用したり、「ApeCoin DAO」に参加できたりすることから、一般的なミームコインよりも有用性が高い点が大きな魅力となっています。
今後が楽しみなNFT銘柄なので、資産に余裕があればぜひ保有してみてはいかがでしょうか。