仮想通貨KyberNetworkCrystalv2(KNC)の将来性は?特徴と購入方法を解説

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Kyber Network Crystal v2(KNC)という仮想通貨を知っていますか?

銀行のように中央管理者のいない、分散型金融(DeFi)の流動性に関する問題を解決するために開発された、Kyber Networkを発展させていくための意見や投票をする権利になるガバナンストークンです。

最近では、分散型金融(DeFi)や分散型自律組織(DAO)が運営するサービスや技術の内容について耳にすることが珍しくなくなり、ますますネットワーク上で提供されるサービスも多様化してきています。

そんな中で、Kyber Networkもまた、注目すべき技術を持っており、今後の発展も期待できるサービスの1つです。

利用者が増えれば、それだけ通貨の価値も上がっていくことが考えられますので、Kyber NetworkやKyber Network Crystal v2(KNC)に興味のある人は、ぜひ最後まで見てください。

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Kyber Network Crystal v2(KNC)とは

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仮想通貨名Kyber Network Crystal v2
ティッカーシンボルKNC
市場ランキング117位
ブロックチェーンイーサリアムブロックチェーン
公式ページhttps://kyber.network/
公式Twitter(日本語)https://twitter.com/kybernetwork_jp
公式YouTubehttps://www.youtube.com/channel/UCQ-8mEqsKM3x9dTT6rrqgJw
公式Mediumhttps://blog.kyber.network/

※2022年3月22日時点

イーサリアムブロックチェーン上に構築されているKyber Networkは、2017年に創設され、イーサリアムブロックチェーンの創設者でもあるVitalik Buterin氏のアドバイスを受けていることでも有名です。

分散型金融(DeFi)は、スマートコントラクトを使用することで、銀行のような第三者を通すことなく、すぐに融資が受けられることや、高額な手数料をかけずに個人間で取引ができることをメリットとして広がっていきました。

しかし最初は、いつでも資産Aを他の資産Bとトレードできるような状態を保つことができるほど、多額の資産を預ける人たちがいなかったために、流動性を保つことが難しいとされていました。

それでも最近は、技術の発展と共に様々なシステムが作られたことによって、流動性の問題を解決できるサービスも増えてきています。

Kyber Networkは、分散型金融(DeFi)などのネットワーク上で資産をトレードする際のサポートを行うプロトコルの構築をしています。

このプロトコルを使うことで、取引所を通さないとできなかったような通貨のトレードもできるようになり、トレードにかけていた手間を省くことができます。

またクロスチェーンといって、本来交わることのない別のブロックチェーン上の通貨のトレードを、速やかに完了させることができます

仮想通貨を保有するにあたって重要な安全性については、CHAIN SECURITYのセキュリティ監査を受けていることもあり、第三者からも評価をされていますので、安心です。

また、Kyber Networkが注目を集める理由の1つとして、2021年4月に発表されたKyber DMM(現在はリブランドされてKyber Swap)の存在があります。

Kyber DMM(現:Kyber Swap)は分散型金融(DeFi)初の、マルチチェーン・ダイナミック・マーケットメーカー・プロトコル(DMM)で、下記2つのメカニズムを用いて作られました。

  • 価格変動に対応した手数料の設定
  • 価格カーブのカスタマイズ

流動性を担保するためにも通貨を預ける「流動性提供者」に多くのリターンがあるよう、価格変動に応じて手数料が設定される仕組みを取り入れました。

価格変動が落ち着いている時にはトレードを促すために手数料を低くし、反対に価格変動が活発な時は手数料を高くします。

また流動性が少ないと思われることの多い、ステーブルコインの流動性を高めることも可能な、流動性プールごとに価格カーブをカスタマイズすることができます。

これらの機能があることで、手数料の調整と価格変動に対応した価格設定ができ、Kyber Network Crystal v2(KNC)を持つ人たちに利益をもたらし、損失をできるだけ防ぐ役割をしています。

分散型金融(DeFi)には様々な利用目的がある中で、1つの優れたプロトコルだけで全てを解決することができないからこそ、柔軟性は重要になります。

Kyber Networkでは、様々なニーズに応えられるように開発を進めることを考えているようです。

そうしたネットワークを、もっと発展させていくための提案や投票をするための権利になるのがKyber Network Crystal v2(KNC)です。

ちなみに、Kyber Network Crystal(KNC)のアップグレードが提案され、またその提案が可決されたために通貨が新しくなりました。

以前使われていた通貨はKNC Legacy(KNCL)として残されることになり、新しく作られたKyber Network Crystal v2(KNC)は、以前からのティッカーシンボルを引き継いだ状態で現在利用されています。

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Kyber Network Crystal v2(KNC)の特徴

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それでは次に、Kyber Network Crystal v2(KNC)の特徴についてお伝えします。

特徴は下記の2つです。

  • ベストな交換レート
  • ステーキングで報酬を得られる

それぞれ、詳細についてお伝えしますので見てください。

特徴①ベストな交換レート

Kyber Networkの中で、現在メインコンテンツとなっているのがKyber Swapです。

その名前の通り、自分の持っている資産を別のものに変える機能です。

通常のスワップには、流動性プールを作っておき、その中の資産を利用して交換が行われます。

しかしこのKyber Swapの優れている点は、たくさんある分散型取引所(DEX)などのリザーブソースの中から均等、もしくはベストなレートで交換ができることです。

特徴②ステーキング報酬がある

値下がりした時に通貨を買い、そして値上がりした時に通貨を売ることで利益を得る、投機的な資産として見られていた仮想通貨ですが、現在はインカムゲイン(配当所得)を目的として持つ人も増えました。

Kyber Network Crystal v2(KNC)もまた、ステーキングすることで報酬を得ることができる仮想通貨の1つです。

Kyber Networkの公式ページにあるKyberDAOには様々な提案と議論がなされており、それに対して投票をする機会が設けられています。

そのKyber DAOにKyber Network Crystal v2(KNC)をステーキングすることで、提案に対して投票することができ、プロトコルによる収益を配当として受け取ることができます。

だからこそ、より良い提案を可決することで、もっとたくさんの人に向けてKyber Networkを利用を促し、それにより収益が増え、その収益がまた投票に参加することで配当として得られる仕組みができています。

分散型金融(DeFi)である仮想通貨Alpha Finance Lab(ALPHA)についてはこちらで紹介しています

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Kyber Network Crystal v2(KNC)の現在の価格推移

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ここ一か月間では、¥170代~¥400代の間で値動きをしており、大きく見れば現状は右肩上がりといえます(2022年3月22日時点)。

今後も、Kyber Network Crystal v2(KNC)の知名度が上がると共に値上がりしていく可能性もありますので、今後のKyber Networkの発展に期待したい人は購入を検討しても良いのではないでしょうか。

また、ステーキングなどで資産を増やすことができますので、長期保有のための通貨としてもおすすめです。

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Kyber Network Crystal v2(KNC)の今後と動向

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2022年1月から、Kyber Swapの新機能搭載(ライブ価格チャートや取引ルートの表示)やアップデートなどが公式Mediumで発表されています。

また、これまでKyber Networkの共同創設者兼CEOを務めていたLoi Luu氏が、Kyber Groupの会長として活動の全体を監督する役割として運営に携わり、新たなCEOにはVictor Tran氏が就任することが公表されました。

また、2022年3月20日~21日までの限定でAvalancheネットワーク上でKyber Swapを利用したSURE-WINトレーディングコンテストが行われるなど、イベントの情報も流れています。

新たな情報の公開が次々とされているので、公式の発表から目が離せませんね。

Kyber Network Crystal v2(KNC)の購入方法

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Kyber Network Crystal v2(KNC)は、下記のような大手取引所を含めた様々な取引所で購入可能です。

  • Gate.io
  • Binance
  • Huobi
  • Bithumb

大手取引所だと安心して購入できると思いますので、検討している方は、ぜひ探してみてください。

ウォレットは、METAMASKやENJIN、TREZORといった複数のウォレットが対応しているようですが、その中でもまだウォレットを持っていない人にはTorus(トーラス)の使用がおすすめです。

Torus(トーラス)はGoogleやTwitter、LINEなどのSNSアカウントを利用して、ウォレット作成が可能であり、Kyber Swapにログインすることで簡単に仮想通貨のトレードが可能です。

使用方法は簡単なので、初めての方も安心して利用できると思います。

現在広がりつつある分散型金融(DeFi)についての詳細はこちらの記事で紹介しています

「DeFiとはそもそも何?どのような特徴があるの?」 「DeFiで仮想通貨を稼げるの?」 UniswapやMakerDAO、Compou...

まとめ

Kyber Network Crystal v2(KNC)は、Kyber Networkを発展させるための投票や提案をするためのガバナンストークンです。

取引所を通すことなく、別のブロックチェーンの通貨のトレードをスピーディーに行うことができ、分散型金融(DeFi)が発展していくための課題だった、流動性を高めることに貢献をしています。

中でも、2021年4月に発表されたKyber DMM(現:Kyber Swap)は価格変動の大きさによって手数料を変更することでトレードの活発化をコントロールし、また変動の少ないステーブルコインの流動性を高めるなどKyber Network Crystal v2(KNC)を持っている人への利益について考えられています。

安全性については、第三者であるCHAIN SECURITYからセキュリティ監査を受けいます。

様々なネットワークとの繋がりを広げているKyber Network Crystal v2(KNC)の今後に期待したいと感じた方は、ぜひ購入を検討してください。

最新情報は、公式Mediumでチェックしてくださいね。