「VulcanForgedとはどのような仮想通貨?」
「NFTマーケットプレイスを運営しているみたいだけれど将来性はあるの?」
VulcanForged(バルカンフォージド)はNFTゲーム、NFTマーケットプレイス、メタバースを構築する総合NFTプラットフォームです。
多数のNFTゲームを公開していることから新しいplay to earnゲームを探していたり、ブロックチェーンゲームへの投資をされている方ならその名を聞いたことがあるのではないでしょうか。
本記事ではそんなVulcanForgedの特徴と将来性、メタバースを詳しく解説していきます。
- VulcanForgedメタバースへの参加を検討している
- 投資先としてVulcanForgedの情報を集めている
- 将来性の高いNFTプラットフォームを探している
この様な方の疑問に答える記事になっていますので、興味がある方は是非最後まで読んでいってください。
目次
VulcanForged(PYR)とは
名称 | VulcanForged(バルカンフォージド) |
トークンシンボル | PYR |
過去最高値 | \5,884(2021/Dec 01) |
過去最安値 | \136(2021/Jun 22) |
公式ページ | https://vulcanforged.com/ |
公式Twitter | https://twitter.com/vulcanforged |
VulcanForgedは公開してるゲームの総数は10種類以上、運営しているコミュニティは2000以上と多くのユーザーが利用しているNFT総合プラットフォームです。
特にNFTマーケットプレイスの出品総数は全体のトップ5に入るほどの代規模な市場を展開しています。
トークンのリリース直後は\8,000を超える高値を付けましたが2022年3月時点では約\1,000前後の価格で落ち着いています。
リリース後の急騰から1/10以下まで価格が下落するような名柄と比べるとそこまで下落していないVulcanForgedは比較的今後の成長に期待が持てる仮想通貨ではないでしょうか。
\ アプリダウンロード数 No1 /
VulcanForged(PYR)の特徴
VulcanForgedの特徴はNFTや仮想通貨に関連するプラットフォームを一つのネットワークに複数持っていることです。主なプラットフォームは以下の3つ。
- NFTゲーム
- NFTマーケットプレイス
- メタバース
この項目ではそれらのプラットフォームについて紹介していきます。
特徴①VulcanForgedのNFTブロックチェーンゲーム
VulcanForgedでは多くのブロックチェーンゲームを公開していて、これらのゲームはplay to earnに対応しています。ゲーム内では直接PYRを受け取ることができないので、ゲーム内トークンの「LAVA」や「NFT」をPYRに変換することで収益が発生します。
LAVAからPYRへの変換は全プレイヤーが獲得したLAVAの総数からあなたが獲得したLAVAの割合分が係数となってPYRに変換されます。
- 獲得LAVAが10
- 全プレイヤーのLAVAの総獲得数が100
この時獲得したLAVAは全体の10%となるので係数は0.1。獲得できるPYRは以下の計算式で求められます。
0.1×10LABA=1PYR
全体でどのくらいのLAVAが獲得されているのかによって同じ10LAVAでもPYRに変換したときの値は異なるので、VulcanForgedで稼ぐためには全プレイヤーの平均以上にLAVAを獲得することがコツになります。
VulcanForgedのオススメゲーム
VulcanForgedのゲームは種類が多く、どのゲームを始めようか悩んでいる方には「VulcanVerce」がおすすめです。
このゲームは有名なゲームブック「ファインティングファンタジー」の作者がデザインしており、ホワイトリスト(リリース前のゲームトークン販売)の応募者が殺到。数日でトークンが販売限度に達しました。
ゲームシステムはMMORPGで、冒険クエストや、他のプレーヤとのバトルができます。
このゲームの人気の理由は有名なクリエイターが開発に関わっているからだけではなくクオリティの高さにもあります。
VulcanForgedのゲームクオリティが高い理由
VulcanForgedはクオリティの高いゲームを提供するために開発環境の整備にも力を入れています。
その一つがゲーム開発者が使用したプラットフォームのガス代(製作コスト)の削減です。イーサリアムのブロックチェーンでゲームを開発するには、NFTのミントやゲームのアップロードが必要で、これらのトランザクションに対してガス代が発生します。
このコストは開発者側からすると大きな出費になってしまいますがVulcanForgedでのゲーム開発は、このコストを削減することでゲーム開発に多くの資金を回せるようになっています。
その結果がクオリティの高いゲームのリリースです。
現在はこの取り組みに賛同する企業が名乗りを上げ、VulcanForgedをサポートすることで、開発者はさらに低コストで素晴らしいゲームを作ることができるようになりました。
この様な素晴らしい環境で開発されたVulcanVerceは現在アルファ版のテストプレイが公開されていて、今後のアップデートが楽しみです。
その他のゲーム
VulcanForgedのNFTゲームはこの他にも様々な種類があり、「BERSERK」や「BattleChess」が公開されています。
「RPGゲームはそれほど得意じゃないな」という方はこちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。
その他のブロックチェーンでのNFTゲームに関する記事はこちら
特徴②VulcanForgedのNFTマーケットプレイス
VulcanForgedは大型のNFTマーケットプレイスが展開されていて、出品量の多さから使用するプラットフォームを2種類に分けています。
オークションやトレードを行うプラットフォームを「MarketPlace」、製作や販売を行うプラットフォームを「AGORA」といい、VulcanForgedのゲームで使用できるNFTは主にMarketPlaseで取引されています。
このMarketPlaceの特徴的なところは取引に使用できるトークンが2種類あることです。VulcanForgedのネイティブトークンであるPYRが使えることはもちろんですが、もう一つVETも利用できます。
VETとは仮想通貨VeChainのトークンでPYRと互換性があるのですが、現在はPYR完全移行に向けて開発が進んでいます。
特徴③VulcanForgedのメタバース
VulcanForgedでは「VulcanVerce」と呼ばれるメタバースを公開しています。
オススメのゲームでもVulcanVerceは紹介しましたがこちらはMMORPGゲームでありながらメタバースの世界も構築しています。
このメタバースでは土地を獲得して自分のスペースを開拓していきます。獲得できる土地は全部で4つのステージに分かれていて、それぞれのステージに独自の外観やデザインが設定されています。
獲得した土地はゲームをプレイし新たな土地の探索やクエストクリア、建物の建築によってレベルアップし、自分だけのカスタムした土地をゲーム内で所有することでVulcanVerceの世界観を最大限に楽しむことができます。
VulcanForged(PYR)の現在の推移価格
2022年3月16日時点でのPYRの価格は8.5ドル。ローンチ後の高値55ドルから比べるとやや下落基調となっています。
今後のPYRの上昇はVulcanForgedの発展に懸かっていると言えます。その理由は「取引ボリュームの低さ」にあります。相場は参加者の心理状況を表していて、様々な思惑から価格が変動します。
ところが現在のPYRは取引ボリュームが低く、値動きが小さいことが分かります。つまり投資家たちにとってPYRはまだ投資案件としては魅力的ではないということです。
価格が上がるにしても下がるにしても投資家たちの注目がなければ価格は動かないので今後上昇があるとすれば、投資に値する魅力をVulcanForgedが提供できたときでしょう。
しかし値下がりが8ドル付近で止まっていることから一定数の長期保有者もいることが確認できます。長期目線で投資をするなら今が買い時ともいえるかもしれません。
VulcanForged(PYR)の今後と動向
VulcanForgedは現在VulcanVerceのアップデートやMarketPlaceで使用するトークンの統一を進めています。
特にMarketPlaceのトークン統一はNFTの取扱量が多いことから今後2段階に分けて統一を進めていきます。
- 1段階目はPYRとVETの両方が取引に利用できますが、PYRを利用すると出品者、購入者双方に10%のインセンティブが発生します。PYRの利用にメリットを与え、VETの量量を減らします
- 2段階目は利用できるウォレットをArkaneを搭載したVulcanForgedウォレットにすることで、PYRとVETの併用取引を継続できるようにします。これはVETを利用していた今までのユーザーへの配慮です
この様にMarketPlaceでPYRの利用量が増えれば必然的にトークンの価値が上昇し、VulcanForgedが魅力的な投資先になるでしょう。
またVulcanVerceについての今後の情報として、新しいゲームシステムが追加されました。
このシステムは初心者がゲームを効率よく進めるための初期サポートのようなものです。これによってplay to earnの公平性が保たれ、新規プレイヤーの参入敷居を下げることができるので、完全実装されればVulcanVerceはますます発展していくことでしょう。
VulcanForged(PYR)の購入方法
PYRは日本国内の仮想通貨取引所では購入できません。海外の仮想通貨取引所を利用する必要があります。
PYRを取り扱っている海外の仮想通貨取引所は以下の通りです。
- BINANCE
- KUCOIN
- HUOBI
VulcanForgedからPYRを直接入手する方法
またPYRはVulcanForgedの公式ページからも取得可能です。取得方法はその他の仮想通貨とのスワップになります。
- STEP.01アクセス
- VulcanForged公式ページよりトップ画面の「VulcanDEX」をクリック
- STEP.02接続
- スワップに使用する仮想通貨が入ったウォレットと接続します。利用できるウォレットはMetaMaskやWalletConnectです
- STEP.03選択
- スワップ元の仮想通貨を選択します。利用できる「スワップ元」と書かれたタブをクリックすると一覧が表示されます
- STEP.04交換
- スワップ先の仮想通貨をPYRに設定して必要な数量を入力したらスワップ完了です
この様にPYRの入手方法は取引所での直接購入かVulcanDEXでのスワップの2種類の方法があります。もし仮想通貨のウォレットをお持ちの方はスワップでの取得が分かりやすくておすすめです。
仮想通貨のウォレットについてよく分からない、ウォレットはどうやって準備するの?と疑問に思った方は以下の記事を参考にしてみてください。ウォレットの役割や準備方法が詳しく解説してあります。
仮想通貨ウォレットに関する記事はこちら
【まとめ】VulcanForged(PYR)は今後の発展が期待できる
VulcanForgedの紹介は以上です。多くのNFTを取り扱い、ゲームやメタバースなどNFTブロックチェーンを活用したプラットフォームを多数取り扱うVulcanForgedの将来性は非常に期待ができます。
現在NFTを取り巻く環境は非常に注目されており、アートや音楽など様々なものがNFTとして取引されています。また稼げるNFTゲームはGamefi という新しいジャンルが確立され、常に新しいゲームがリリースされています。
しかしこれらをひとつのブロックチェーンで行っている仮想通貨はVulcanForged以外にはあまり存在せず、今後プラットフォームのアップデートとともにNFTを取り扱うユーザーが様々な方面から集まってくるでしょう。
多くのユーザーを集める可能性があるVulcanForgedはまだ評価の低い仮想通貨です。しかし将来性に期待するのであれば非常に割安な仮想通貨ですので、気になる方は投資先に検討してみてもいいかもしれません。